こんにちは
クリスマスに入って冬休み
という学生さんが多いと思います。
就職活動が氷河期と言われて
その冬休みの活動について書いてみますね。
◆festina lente
ラテン語の格言です。
festina lente
(フェスティーナ レンテ)
ゆっくり急げ、という意味です。
格言というと重々しいので私の体験から。
新入社員の時、職場の先輩から
『急ぐ時ほど歩け』と言われました。
いろんな仕事で用事をいいつけられて
職場をばたばたと走り回っていた時に
注意されました。
どういうことなのか?
◆態度は感染する
ばたばた走り回る姿や態度は
周りの社員に視覚的・心理的に
『気ぜわしい』印象を与えてしまう。
そうすると周りの社員の仕事に
少なからぬ動揺を与えてしまうものだ。
周囲への気遣いという部分でまず
慌てて走り回ることはやめよ。
そしてなによりも
慌ててしまうことで
仕事の処理にミスが発生することも多い。
◆こころと体は連結している。
急いで処理をせよ、という指示がきたら
絶対に冷静に対応するんだ。
人間のこころと体は連結しているもので
急ごう、と焦る気持ちが体を走らせる。
それは逆に言えば
いったん走りだしてしまうと、気持ちも加速して急いでしまうんだ。
気持ちを加速させないためには
体を先に減速させるのだ。だから歩け。
意識して歩くとき、気持ちやこころ、思考も冷静に保てる。
◆今ようやく分かること
先輩から注意された
『急ぐ時は歩け』ということについて
今はこうしてブログに説明を書けるまでになりましたが
新入社員の当時は
ここまでの説明は自分自身にもできませんでした。
festina lenteという古代ローマの格言を知って
いろんな人生経験がわかってくると
『急ぐ時こそ、歩くことが一番』
ということがだんだんわかってきました。
◆就活をどの位置づけで考えるか。
受験の喩えが分かりやすいので書いてみますね。
★★
医者になるなら医学部に行こう。
そのためには
医学部のある大学を目指そう。
その大学を目指すためには
高校で理系コースを選択しよう。
理系であれば・・
★★
何をどのように勉強して準備したらいいか
わかりますよね。
就活というのは
この喩えでいけば
医学部の大学受験ではなくて
『理系コースの選択』をする段階です。
◆ゆっくり歩くということ
多くの人が就活を『企業就職内定≒大学受験合格』
という位置づけで考えてしまっていませんか?
『内定を取る』という部分に限定して
テクニカルに就職アドバイスするためには
この定義付けが効率よくて便利であることは認めましょう。
しかし私の就活ポインターとしては
『進学・進路コースの選択』として理解するほうが
将来に向かってベストではないかと考えています。
就活を
『進学・進路コースの選択』として理解していれば
就活内定の先にある人生キャリアの長い歩みにも
そのまま通用する尺度が得られやすいものです。
◆内定だけにとらわれない、というスタンス
内定を最終ゴールで考えずに
『マラソンコースの通過点に過ぎない』という見方でいきましょう。
ここから大きな戦略を立ててみよう。
冬休みにはそうした構想を立てるのにちょうどいいですよ。
就活内定は『通過点のタイムを競うマラソン戦術』の問題として
考えるのです。
長い人生、festina lenteでいこう
クリスマスイブに
クリスマスに入って冬休み
という学生さんが多いと思います。
就職活動が氷河期と言われて
その冬休みの活動について書いてみますね。
◆festina lente
ラテン語の格言です。
festina lente
(フェスティーナ レンテ)
ゆっくり急げ、という意味です。
格言というと重々しいので私の体験から。
新入社員の時、職場の先輩から
『急ぐ時ほど歩け』と言われました。
いろんな仕事で用事をいいつけられて
職場をばたばたと走り回っていた時に
注意されました。
どういうことなのか?
◆態度は感染する
ばたばた走り回る姿や態度は
周りの社員に視覚的・心理的に
『気ぜわしい』印象を与えてしまう。
そうすると周りの社員の仕事に
少なからぬ動揺を与えてしまうものだ。
周囲への気遣いという部分でまず
慌てて走り回ることはやめよ。
そしてなによりも
慌ててしまうことで
仕事の処理にミスが発生することも多い。
◆こころと体は連結している。
急いで処理をせよ、という指示がきたら
絶対に冷静に対応するんだ。
人間のこころと体は連結しているもので
急ごう、と焦る気持ちが体を走らせる。
それは逆に言えば
いったん走りだしてしまうと、気持ちも加速して急いでしまうんだ。
気持ちを加速させないためには
体を先に減速させるのだ。だから歩け。
意識して歩くとき、気持ちやこころ、思考も冷静に保てる。
◆今ようやく分かること
先輩から注意された
『急ぐ時は歩け』ということについて
今はこうしてブログに説明を書けるまでになりましたが
新入社員の当時は
ここまでの説明は自分自身にもできませんでした。
festina lenteという古代ローマの格言を知って
いろんな人生経験がわかってくると
『急ぐ時こそ、歩くことが一番』
ということがだんだんわかってきました。
◆就活をどの位置づけで考えるか。
受験の喩えが分かりやすいので書いてみますね。
★★
医者になるなら医学部に行こう。
そのためには
医学部のある大学を目指そう。
その大学を目指すためには
高校で理系コースを選択しよう。
理系であれば・・
★★
何をどのように勉強して準備したらいいか
わかりますよね。
就活というのは
この喩えでいけば
医学部の大学受験ではなくて
『理系コースの選択』をする段階です。
◆ゆっくり歩くということ
多くの人が就活を『企業就職内定≒大学受験合格』
という位置づけで考えてしまっていませんか?
『内定を取る』という部分に限定して
テクニカルに就職アドバイスするためには
この定義付けが効率よくて便利であることは認めましょう。
しかし私の就活ポインターとしては
『進学・進路コースの選択』として理解するほうが
将来に向かってベストではないかと考えています。
就活を
『進学・進路コースの選択』として理解していれば
就活内定の先にある人生キャリアの長い歩みにも
そのまま通用する尺度が得られやすいものです。
◆内定だけにとらわれない、というスタンス
内定を最終ゴールで考えずに
『マラソンコースの通過点に過ぎない』という見方でいきましょう。
ここから大きな戦略を立ててみよう。
冬休みにはそうした構想を立てるのにちょうどいいですよ。
就活内定は『通過点のタイムを競うマラソン戦術』の問題として
考えるのです。
長い人生、festina lenteでいこう
クリスマスイブに