こんにちは!
年末のブログは「第九」をBGMにして
書いていこうと思います。
ベートーベンを聞きながら、彼のエントリーシートを
眺めてみましょう。
◆耐える人生観
※※※
ベートーベンの生涯はよく知られるように苦悩の連続だった。彼は三十歳のとき不具な身の不幸と貧窮、失恋の苦痛に耐えかねて、自殺の決意を決めた。
・・・
自殺しようとした彼は、その最後の瞬間に苦悩の底から一つの力を見出した。1802年10月6日、「ハイリゲンシュタットの遺書」の中で、彼は書いている。
「忍従!それは今や私が案内者として選ばねばならぬものだった。
私は自分が生まれたことを呪いさえした。・・・
けれども、プルターク英雄伝が私を忍従に導いてくれた。
何はあれ、力の及ぶ限り我が運命に戦いを挑もう・・・
忍従の徳のみが幸福を与える。金銭は駄目だ。
わが艱難の日に、この不幸な自分を支持してくれるのは忍従の力である。」
※※※
渡部昇一 「人生を創る言葉」 致知出版社 2005年より
ベートーべンはこれ以後、25年間も耐え続けて次々と作曲を続けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/39/f3/ecf3938c0ce2e87a0e1350133eb883a5_s.jpg)
※昨日のブログより。
◆耐性をつけていこう。
辛さに耐えよう!と、ただ口で言われても
なかなかリアリティがないかも知れません。
「辛さを耐えると、人はその後どうなるか」
というモデルケースは無数にあります。
この冬休みに
身近な人から体験談を聞くのもいいですし
マンガやドラマ・映画の主人公から学ぶのもいいかと思います。
私はこの季節に流れるベートーベンの「第九」を聞いて
耳が聞こえずにその曲を作り上げた『耐える男』を
しずかにイメージするのをオススメします。
◆ハイリゲンシュタットの遺書はエントリーシート
ベートーベンが書き上げた
ハイリゲンシュタットの遺書は
彼の生涯の折り返し時期に書かれた
自分の就職希望先に提出した究極の
エントリーシートなのかもしれません。
ベートーベンにとって
生涯の就職希望先というのは、もちろん『企業』のことではありません。
彼の希望は『職種としての音楽家』であり
『音楽に奉職する覚悟・使命』を
自分の命を懸けて『神様にあてて書いた』
エントリーシートなのでしょう。
◆命がけで書くものは本物
ネット応募で何十社とエントリー応募できる時代ですので
一社のエントリーシートに
そんなに全部のエネルギーを費やせないと思います。
それでもエントリーシートを全部同じ調子で書いてしまえば
力を分散するようなものでやはり全滅でしょう。
『どこかにエントリーが引っかかればよい』では駄目です。
各個撃破ということで、一社づつ力を込めて書いてくださいね。
企業側の採用業務は毎年のことですから
応募者のエントリーシートが手抜きなのか真剣なのか簡単に見抜けます。
会社を舐めてかかってはいけません。
舐めているつもりがなくても
規定の書き方がされていなかったり、文章表現が足りないと結果として
『応募者は真剣ではない』とされます。
★1月締め切りのエントリシートを年内にまとめる人もいるようですので
一言アドバイス。
エントリーシートは大学のレポートとは違うので
『たくさん書けば努力を認めてもらえる』ものではないです。
的確な内容で、ムダは徹底的に省こう。
命がけで書くということは、それだけ緊張感のある内容で
文章にムダがないことが特徴です。
『名曲の譜面の音には一つもムダはない』
それではまた!
年末のブログは「第九」をBGMにして
書いていこうと思います。
ベートーベンを聞きながら、彼のエントリーシートを
眺めてみましょう。
◆耐える人生観
※※※
ベートーベンの生涯はよく知られるように苦悩の連続だった。彼は三十歳のとき不具な身の不幸と貧窮、失恋の苦痛に耐えかねて、自殺の決意を決めた。
・・・
自殺しようとした彼は、その最後の瞬間に苦悩の底から一つの力を見出した。1802年10月6日、「ハイリゲンシュタットの遺書」の中で、彼は書いている。
「忍従!それは今や私が案内者として選ばねばならぬものだった。
私は自分が生まれたことを呪いさえした。・・・
けれども、プルターク英雄伝が私を忍従に導いてくれた。
何はあれ、力の及ぶ限り我が運命に戦いを挑もう・・・
忍従の徳のみが幸福を与える。金銭は駄目だ。
わが艱難の日に、この不幸な自分を支持してくれるのは忍従の力である。」
※※※
渡部昇一 「人生を創る言葉」 致知出版社 2005年より
ベートーべンはこれ以後、25年間も耐え続けて次々と作曲を続けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/39/f3/ecf3938c0ce2e87a0e1350133eb883a5_s.jpg)
※昨日のブログより。
◆耐性をつけていこう。
辛さに耐えよう!と、ただ口で言われても
なかなかリアリティがないかも知れません。
「辛さを耐えると、人はその後どうなるか」
というモデルケースは無数にあります。
この冬休みに
身近な人から体験談を聞くのもいいですし
マンガやドラマ・映画の主人公から学ぶのもいいかと思います。
私はこの季節に流れるベートーベンの「第九」を聞いて
耳が聞こえずにその曲を作り上げた『耐える男』を
しずかにイメージするのをオススメします。
◆ハイリゲンシュタットの遺書はエントリーシート
ベートーベンが書き上げた
ハイリゲンシュタットの遺書は
彼の生涯の折り返し時期に書かれた
自分の就職希望先に提出した究極の
エントリーシートなのかもしれません。
ベートーベンにとって
生涯の就職希望先というのは、もちろん『企業』のことではありません。
彼の希望は『職種としての音楽家』であり
『音楽に奉職する覚悟・使命』を
自分の命を懸けて『神様にあてて書いた』
エントリーシートなのでしょう。
◆命がけで書くものは本物
ネット応募で何十社とエントリー応募できる時代ですので
一社のエントリーシートに
そんなに全部のエネルギーを費やせないと思います。
それでもエントリーシートを全部同じ調子で書いてしまえば
力を分散するようなものでやはり全滅でしょう。
『どこかにエントリーが引っかかればよい』では駄目です。
各個撃破ということで、一社づつ力を込めて書いてくださいね。
企業側の採用業務は毎年のことですから
応募者のエントリーシートが手抜きなのか真剣なのか簡単に見抜けます。
会社を舐めてかかってはいけません。
舐めているつもりがなくても
規定の書き方がされていなかったり、文章表現が足りないと結果として
『応募者は真剣ではない』とされます。
★1月締め切りのエントリシートを年内にまとめる人もいるようですので
一言アドバイス。
エントリーシートは大学のレポートとは違うので
『たくさん書けば努力を認めてもらえる』ものではないです。
的確な内容で、ムダは徹底的に省こう。
命がけで書くということは、それだけ緊張感のある内容で
文章にムダがないことが特徴です。
『名曲の譜面の音には一つもムダはない』
それではまた!