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就活生の聖夜の歌声◆小磯良平『斉唱』◆足元を見てみよう!

2010-12-25 21:41:51 | 日記
メリークリスマス!

聖夜のブログ更新は
小磯良平の名画
『斉唱』を紹介いたします。


就活生の皆さんならば
この絵画のどこに注目しますでしょうか。


※就職試験ではないので安心してください。
※私のキャリアの考え方ということです。


◆足元が素足



私は大学時代、合唱団にいました。

練習で
ヴォイス・トレーニングの先生が

『足を地面にしっかりつけて立ちなさい』

『地面から生えている木の根のように・・』
『体全体を支えるように・・』

という指導をされた記憶があります。



そういう体験があるので
裸足で床に立ち、歌っている斉唱の彼女たちは

『本当にしっかり声を出して歌っているのだな』
という風に見えるのです。


◆見ている人は見ているものだ。


斉唱の絵を見て、足元の裸足に目がいくのは
作品の構図の狙いなのかもしれません。


彼女たちは黒い服装をしているので
顔と足元だけが色のコントラストで
際立って見えます。


いずれにしても足元が
靴を履いていない素足
であることに注目してみましょう。


実際に
靴を履いた状態と素足で床に立つ時とでは
素足のほうが声がよく出せることを
声楽家のかたはご存知かと思います。


◆しっかりと足元を踏みしめよう。


就活生は孤独に陥りやすいようです。
その中で

『自分がこんなに努力しているのに誰も理解してくれない』

と感じてしまう人も多いようです。



『斉唱』の絵画を見て
足元が素足であることに気づく人がいるように


みなさん(就活生)が努力している姿を
見ている人はちゃんと見ているものです。




足元がふらついていないか。
しっかり地面に足裏を密着させているか。

自分の足元を踏みしめていることが一番良いと思います。


◆足元とは、方向性を持つこと


自分がこれから何を目指して
どういう社会人になっていきたいのか。
これこそが『素足』です。


エントリーシートの志望動機の内容は『靴』です。




あわてて『靴』を履く前に
自分の『素足』を確かめよう。



聖夜に想うことは


斉唱の彼女たちの歌声が
きちんと天に響くように


就活生の人生が
きちんと歩めるように


星に願いをこめて祈ります。


ではまた