tarebon就活ポインター☆キャリアと人生の問題解決に役立ててね☆

キャリアと人生の問題解決にこのブログをお役立てください!

卒論の完成~◆将来のキャリアの種まき◆興味を持続していこう!

2010-12-16 22:25:34 | 日記
こんばんは



就活アドバイスで縁のあった女子学生さんから
「卒論提出が無事完了しました」
という連絡を今日頂きました。



彼女は卒論の提出直前に
まさかのノロウィルス感染でダウンしてしまい
ちょっと大変みたいでしたが



とにかくホッとしてます
おつかれさまでした




文科系の学部で書いた卒業論文の内容が
そのまま社会に出て
仕事に役立つことは少ないと思います。





私の場合は教育哲学の専攻で
「シュタイナー教育の人智学的人間観」
というテーマでした。


新卒入社は教育学とは無縁の
住宅設備メーカーの総合職です。

芥川賞作家「絲山秋子」さんが勤務していた企業で
絲山さんの一期下の後輩です。



10年以上して、
キャリアチェンジで私立大学勤務になり
就職指導を担当するころから

卒業論文のテーマが
仕事に関わるようになりました。


現在はファイナンシャル・プランナーとして
ライフ・プランニングをメインで担当してます。


これは生涯設計と関わるものですから
人間観・人生観の根本に携わる部分で
「卒論のテーマ」そのものになっています。


自分でも不思議だと思っていますが


学生時代に興味や関心を持ったテーマというのは
実に人生の種まきなのかもしれません。


その種は後になってから発酵・熟成して

ある年齢のタイミングで
キャリアの主軸に変わることもあるかもしれません。



そういう意味では
卒論のテーマというのは

小学生の卒業文集によくある「将来の夢」
に近いものがあるような気がします。


小学生の卒業文集に書いたことは
何十年もして
本人が書いた内容を忘れてしまった頃に


ひょいと読み返してみると
「まるで予言のように」
当たっていることは、ありませんか?



大学を卒業してから人生の進路に迷うときは
ときに
卒業文集をひも解いたり

卒業論文で書いたことを思い出すのも
何かのヒントを掴む意味でいいでしょうね。




彼女の卒論テーマは
「ヴィクトリア朝の女性の職業」
→女性の経済的な自立ということです。


たぶん彼女の人生で主軸のテーマなのでしょう。

今後も
見守っていくことができればいいなあ、と思います


それではまた