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絲山 秋子の記録◆INAXからLIXILへ◆会社は舞台・役者は生き残る

2011-05-23 14:00:19 | 日記
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芥川賞作家の絲山 秋子(いとやま あきこ)さんと私は
入社年度は1年違うだけで、ほぼ同時期に同じ会社で営業職でした。

記録ということで公式にその社名を記載いたします。

住宅設備機器メーカー
INAX


この会社は2011.4.1から住生活グループのLIXILに統合されて
INAXは会社名ではなくブランド商品名として存続することになりました。

この会社の事を書き残したいので書きます。


◆小説「沖で待つ」の舞台装置


絲山さんが芥川賞を受賞した「沖で待つ」は
このINAX営業時代が舞台設定になっています。


名古屋エリア・埼玉エリアでは接点があったので
私も彼女に営業会議で何度もお会いした記憶があります。


絲山さんも私も同じ会社で学び
今は別々の道を歩んでいます。


会社名が正式に消えていくのなら書いておきたい。



◆会社とは「生きがいを見出す生活舞台」


転職のために退職して10年になりますが
いまだに記憶している文言が
INAX5とよばれる同社の5つの経営理念です。

特に最初の項目はX1と呼びます。

※※※
X1

INAXは、私たちが仕事を通して社会に貢献し、生きがいを見出す生活舞台です。
※※※



会社とは何か?

「生きがいを見出す生活舞台なのだ」という考え方は
新入社員の私にとって斬新なものでした。

そしてこの理念は毎回パンフや目標設定で
何度も書かされて在職中の記憶とセットになっています。




ー・-・-

舞台なのだとしたら社員は役者でもあろう。
舞台装置が変化するのであれば、役者もまた配役を変えていくものだ。

ー・-・-


◆社会人の最初に何を学んだか?


人材系キャリアコンサルタントで活躍している人の中には
リクルート出身者が多く

「リクルートで学んだことが今の仕事にも生きている」

という書き方をする人が多いようです。




私の場合、過去のキャリアの最初はINAXなので

「新卒入社で何を学んで、それが今、どのような部分に生きているのか」

を考えてみた時に


ああ
INAX5のX1の実践なのか。

イトヤマさんも私も「生活舞台の中の役者」として
その会社で一緒懸命に働いて

「生活舞台が切り替わっても」
「役者は役者のままで別の舞台に立っている」

ということなのか、と思うようになりました。



◆生活舞台の選定で


新卒からずっとお世話になったINAXなので
今回のLIXIL統合で

株式会社としては社名が消えてしまうのが残念な気分です。
(製品ブランド名としては存続)


この会社で学んだ

「私たちが仕事を通して社会に貢献し、生きがいを見出す生活舞台」

という〝会社の存在意義〟の考え方は


会社選択のキャリアポイントとしてOB(私)流に解釈して
今後とも伝えていこうと考えています。




★★★役者は残る★★★

会社で働く人たちは
生活舞台としての会社を大切にしていこう。




その舞台は突然消えることもある。

しかし


役者であるならば
演技を変えながら
いろいろな舞台で活躍していけるよう。

能力や知恵や勇気を身につけておこう。



絲山さんが小説「沖で待つ」に書き残してくれた
1990年代のINAXの生活舞台を読み返しながら。


ではまた。

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後輩の視線を感じよう!◆震災後の就活生メンタルバランス◆

2011-05-23 10:29:22 | 日記
こんにちは。
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2011.3.11以降の就活は
メンタルバランスが難しいようです。

そこから書いてみます。

◆医者の不養生


※※※

ニュースへの関心を時には意図的にシャットアウトして、自分の事(就活)だけを考える態度も身につけよう。必要な社会生活のバランス感覚なのだから。

医者が患者の容態に影響されて不健康になってしまうなら、医者も患者も救えないものだ。

※※※
「就活ポインター」コメント2011.5.22から


東日本大震災のニュースを受けて、被災者ではなくとも
心理的なストレスが増幅されていく就活生も見られます。


難しいことなのですが
自分まで震災に負けてしまうような感覚があるかと思います。


被災地にエールを送ることは
同時に自分自身へもエールを送るようでありたい。


「自分自身の問題、悩みから乗り越えていこう」



◆高校生の、背伸びする意識


サンデー毎日の記事から紹介しよう。


※※※

震災に遭った高校生からのメッセージを見ると、5,6年後に社会に出る人間として、いろいろな答えを出すべき「問い」を突き付けられた生徒がとても多くいます。


今できることは勉強だと分かっているが社会に出た時に何をすればいいのか、そのために大学はどういう目的で行くのかを深く考えるきっかけとなったと書いた生徒もいます。


~ベネッセコーポレーション
高校事業部事業戦略ユニット情報企画課課長 松田実氏

※※※
サンデー毎日2011.5.29号から



高校生には大学受験という目標があり
大学生=大人への一歩という

〝大人になりたいとする背伸び意識〟が
強いのかな、と思うことがあります。



就活生になると無意識で
〝今のままでいたい(社会には出たくない)〟
という心理が働く瞬間もあるのか

高校生より〝背伸び意識〟が少ないなぁと
感じることもあります。



★★★大人になっていこう

大震災から何を感じて
そして自分はどのような考えで
これから前に進んでいこうと思うのか。



あらためて、今の時期だからこそ
自分が考えている事を紙に書き出してみよう。

きっと何かのヒントが見えてくる。



後輩たち(高校生)を導ける先輩を目指してね。
大人の兄、姉になっていこう。


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