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就職先を決める時のポイント◆ガヴェインの選択から◆

2011-05-27 21:45:31 | 日記
本日はダブルテーマで2回更新にします。
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恋愛のテーマで使われることの多い
「ガヴェインの選択」という話を紹介しよう。


イギリスのアーサー王伝説の話です。


◆ガヴェインの選択とは

アーサー王の甥のガヴェインは、アーサー王の命と引き換えに
醜く性格の悪い女性と結婚しました。


その女性にキスをすると彼女は美しい女性に変身し
ガヴェインに2つの選択を迫ります。

※※
実は私には呪いがかけられていたのです。
あなたのキスで半分だけ呪いが解けました。

一日の半分だけ美しくいられます。

あなたは、私が昼だけ美しいほうが耐えられますか?
それとも、私が夜だけ美しいほうが耐えられますか?
※※


◆悩むガヴェイン


※※
昼だけ美しければ、周りは「あなたの妻は美しい」というだろう。
しかし夜が醜ければ、私はとても一緒に寝られまい。

昼だけ醜ければ、周りは「あなたの妻は醜い」というだろう。
しかし夜が美しければ、私はとても幸福なのだろう。
※※


★★会社の選択にも当てはまる気がしませんか?★★


ガヴェインだけの悩みではない気がします。
しかしガヴェインはこう決断しました。


※※
どちらを選択したとしても
それは結局
「あなたの半分は醜い」ということを認めることになるだろう。

そのことに、あなたが耐えられるかどうか?

それは私が決めることなのではなく
「あなたが自分で決めること」なのだ。
※※


◆かくて呪いはすべてが解けた。


ガヴェインの言葉が、彼女のすべての呪いを解き
一日中美しい姿でいられるようになった、という。




いろんな解釈が可能ですよ。
解釈は自由にまかせます。


EX)
たとえばガヴェインを自分とし
妻を会社と解釈してみよう。



・相手の立場に配慮して、相手の判断をまつこと。

・自分で判断して決めることが、自分の呪いを解くこと。





ではよい週末を!
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雑記:就職先を決める時の最後のポイント◆魔法の杖◆理性の直感

2011-05-27 10:03:47 | 日記
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【講義概要】

今週のブログで紹介した人物の出身は

月:芥川賞作家(早稲田大学・政治経済学部卒)→文系
火:気象キャスター(慶應義塾大学・理工学部卒)→理系
水:総理大臣(東京工業大学・理学部応用物理学科)→理系

でした。

木:昨日は就職率をテーマに統計学→数式を使うということで理系


なので月曜日とバランスを合わせて今日は文系にします。

金:tarebon(青山学院大学・文学部卒)→文系


文系の真髄は、雑学や教養からくるオリジナルな発想なのだよ。


◆魔法の杖を貰う。


前職の女子大勤務で就職指導が終了したとき
ある学生さんから本をプレゼントされました。

ジョージア・サバス/鏡リュウジ訳「魔法の杖(プチ)」ソニーマガジンズ


「tarebonさん、こういう本が好きですよね?」

ということで頂きました。

※※※
何か悩み・相談があるときに、この本を適当にめくって開くと
そこに回答のヒントがある。
※※※
これはビブリオマンシーという書物占いの方法で
「魔法の杖」もそのカテゴリーの本です。


迷ったときの道しるべは、占いの手段も
たしかに役に立ちます。


占いだけではなく
迷ったときに必要なのは
「判断する根拠・目印」をとにかく一つ決めることでしょう。



何も材料がないと、何も考えられない。


答えそのものを求めようとするまえに
占いのような「道具」を使ってもいいので
判断する材料を捜して、そこからまた考えてみよう。


◆魔法の杖の使い時


今のこの時期には複数の内定が出て
どの会社にしたらいいのか悩む人もいます。


いちばんいいのは魔法の杖。
(「判断を決める道具」という比喩です)
そういうもので判断の根拠を探してみよう。



【ポイント】
他人まかせではなく
自分自身で占おう。


◆世の中の不条理と、意外な神頼み。



キャリアカウンセラーが最初から占いを持ち出して
就職指導するとなったら
さすがにおかしなことだから


そういうことではなくて


仕事の現場は「机上の計算を超えた世界がある」
ということですよ。


★★記憶を呼び覚ますもの★★

プレゼントされた本は今でも本棚にずっと飾ってある。
実際に開けて読むというよりは


本の背表紙を眺めてそのたびに
就活のアドバイスをした学生たちの姿を思い出します。



今も悩んでいる学生がいるならば
このブログが「魔法の杖」となれば幸いです。

どの日のブログも「魔法の杖」気分で読んでね。


★★この本を貰った数年前の5月、この季節に★★

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