夏の森の精
緑の中にそっと咲いてる白い花
軽やかでもあり涼しげでもあり
スケッチブックを取り出してさっと見た感じを
描いていく
僕は正確には描けないからなぁ
デッサンは苦手だからなぁと花を平面に載せる

歳をとったからなのか最近花を見る視点が変わってきた
花を見てるのではなく花の命を見るように
お前の生命は何処から来たんだ 誰から授かったんだ
そして
どうやって育んだんだと
語りかけるわけでもなくその花の物語を思い浮かべる
vieillir ne veut rien dire
歳をとっても何の意味もないよと森の精が囁く
たっぷりと水を含ませた筆で緑の色をつけていく
白いところを残しながら
緑の中にそっと咲いてる白い花
軽やかでもあり涼しげでもあり
スケッチブックを取り出してさっと見た感じを
描いていく
僕は正確には描けないからなぁ
デッサンは苦手だからなぁと花を平面に載せる

歳をとったからなのか最近花を見る視点が変わってきた
花を見てるのではなく花の命を見るように
お前の生命は何処から来たんだ 誰から授かったんだ
そして
どうやって育んだんだと
語りかけるわけでもなくその花の物語を思い浮かべる
vieillir ne veut rien dire
歳をとっても何の意味もないよと森の精が囁く
たっぷりと水を含ませた筆で緑の色をつけていく
白いところを残しながら