フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

vis-à-vis

2020-07-22 08:54:13 | Weblog
自分が描いた昔の絵というか以前の絵というかを整理しながらあらためて見てみると「なんと下手くそな絵を」と思ってしまう。捨ててしまえばいいものをこれも「今までの勉強の過程だから」と年寄りは無益に溜め込むのか。それでもと記憶の糸を手繰り寄せ「あじさい」描いたのあったよなとか言いながら別にアジサイにこだわらなくてもいいのにそれが目的であったかのように散らかす。出てきた1枚。               
あの頃、水で描いてたんだなぁ
頼りなく儚げっていうのが
好きだったんだろうか
これも
自分かと思いながら
過去の絵を見つめると
絵は恥ずかしそうに語りだす
あの頃のことを
今日市内は33℃
四万十の方では36℃もあるとか
昨日は雷が鳴った
昔は雷が鳴ったら梅雨明けだったけど
今は気象庁の発表を待つだけ
人間が五感で生きていた時代は過ぎ去ったのか
まだまだ
「これから」とはおもわないけれど
「これまで」ともおもわない





 
コメント
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