フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

free speech

2022-08-14 23:30:12 | Weblog
「それが何であれ、表現の自由の権利には、中傷する権利、証明可能な事実について悪意を持って損害を与える嘘をつく権利、死の脅迫を発する権利、殺人を主張する権利は含まれていません。これらは法律で罰せられるべきです」とカナダの作家Margaret Atwoodが今回のSalman Rushdieへの襲撃事件で表現の自由がいかに大事かを教えてくれた。幸いなことにラシュディは人工呼吸器を外し話ができるまで回復したということだが、分からないのは容疑者のHadi Matalが無罪を主張してることだ。ナイフで人を刺してその場で取り押さえられて無罪とはこれ如何にだよね。「神のお告げがあったから、私ではない」とでも言うんだろうか。世界の作家がラシュディの勇気を讃えているね。死の宣告を受けてどこにも身の置き所がなかったはずなのにニューヨークの文化祭で講演をするなんて。表現の自由がなければ世界は滅ぶと言うように命かけて生きてきたんだなぁ。良く知らないけどJK Rowlingがツイッターでラシュディが無事であるようにと言ったら脅迫されたってね。警察が調べてるというから困ったもんだが世界中にいるんだね。

今日は歯医者へ行く日
予防検診だ
この前
雷がどこかに
落ちたんだろうか
いきなり停電になって
昼間だから
困ることはなかったんだけど
姉一家は
エアコン一族だから
たいそう暑さに参っていた
オレを見て
原始人はいいな
とバカにする
オレだって暑いは暑いけど
普段からエアコンを
使わないから
停電でも平気なだけだ
体の汗腺がね正常なだけと
年寄の正論は
背筋を冷たく流れる

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believe

2022-08-14 08:25:20 | Weblog
Salman Rushdie believed his life was “very normal again”.と言ってたサルマンラシュディがニューヨークの講演会場で刺されて瀕死の重傷を負った。ラシュディと言えば1989年の、いや88年だったかな?まぁそこらあたりで出版した「悪魔の詩」でイスラム教のムハンマドを冒涜したとかでイスラム教徒の怒りを買ってイスラムから死刑宣告を受けてた人物だよね。もう34年位前の話しなんだけどその間、日本でもこの本の翻訳者の大学教授が大学の校内で刺されて亡くなったという事件があったね。人の噂も75日っていうけどもうそんなことがあったこともすっかり忘れてラシュディのことも忘れ果てていたんだけど神の掟は忘れないんだね。ラシュディの首に報奨金はずっと存在してたんだって。今や300万ドル以上って言うから恐れ入る。その襲った犯人が24歳というからビックリ。あの本が出た時には生まれてもないんだよ。まだ動機は明らかじゃないがニュージャージー州フェアビュー在住のレバノン人ハディマタールという男性だそうな。当時からそうなんだが表現の自由と冒涜の関係はまだ解決されてない。ラシュディが言ってたが当時SNSがあったならば、とっくに殺されていたって。誰かが勇気をもって書かないといけない真実ってものもあるからなぁ。

海に漕ぎ出せば
自由ってことが
よくわかる
オレは風
オレは海
オレは雨
両手を広げて
天を抱く
これがオレの
ありったけの自由
大したことはないけど
満足充填
さぁ漕ぎ出そう自由の海へ

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