フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

御衣黄3

2009-04-09 19:30:52 | Weblog
御衣黄を見つけた。


ボタニカルガーデンで。問い合わせをしたらあるとのことだったから、期待に胸膨らませて出かけた。


なんせ、一山で展開してるような植物園だから「どこにありますか」と聞いてもあの辺りとかいう返事だから御衣黄を探してのアドベンチャーは、結構面白かった。ウ~ンここは、退屈しない。結局1本だけしか見つけられなかったけど目的が達成できたので満足。ウコンもセンダイヨシノも見つけることができてもう感激!さすが植物園だ。


たまには来て見るもんだと見直しました。御衣黄は、黄緑色の花でウコンは、白っぽくてちょっと薄い緑がかかった感じ。咲き終わりのときには見分けがつかないんじゃないかな。久しぶりに楽しかった1日でした。
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美しい色

2009-04-08 09:40:43 | Weblog
「美しい色とは、自分の心で翻訳した色」友達のお父さんが残した言葉。水彩画家だった。淡い色しか使わなかったのにとてもきれいな色だった。翻訳するって置き換えるってことだからカラーというよりニュアンスのほうが近い。白いものを黒と置き換えてはいけないけど白にも黒にもその人なりの色があるから面白い。心のバランスが発する色、そう捉えると美しい色って生き方を問われているんだね。誰もが美しいって感動する色、出せるかな?日々の努力、小さいことの積み重ね、それに人をどうもてなすかを考えていけば、自分の色が作られていくのだろうと思った。人生と言うステージが与えられているだけで発表するのが自分の人生なんだから。美しい色・・・か、そろそろ考えなくては・・のお年頃かな
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八重桜

2009-04-07 10:00:12 | Weblog
ノースコリアがミサイルをランチしたせいかどうか分からないけどうららかな春となりました。桜も満開が過ぎてそろそろ落ち着いてきた頃八重桜がひっそりと咲きました。


う~ん八重もいいな。前にも話したけどよく行く公園の八重桜は、立派な木だったけど大きくなりすぎて先の台風で激しく折れたのでした。もうだめかなと思っていたら残った幹から伸びた枝に花を咲かせたんだ。これには、感動した。それから毎年少なくなった枝にきれいな八重桜をつけてくれることになったんだ。この木を見るたびに命ということを考えさせられる。命ある限り咲く。この潔さ。見習わねば。まだまだ老成する訳には行かないか。
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神楽

2009-04-06 10:03:34 | Weblog
神楽がもようされていた。神楽なんて久しぶり。神を愉しませる為に踊りや楽奏を奉納するというのが神楽だから人が楽しめないはずはないと3日間も通った。


普段は、山深い神社で奉納されるからなかなか見る機会がないのだからここで3件の神楽が見られることはとても素晴らしいことだ。


だけど残念なことに1回目の津野山神楽を見逃した。でも、気を取り直して池川神楽と物部のいざなぎ流神楽を見た。全部国の重要無形文化財だ。不思議なことにここには、大和より古いものがあったりするからこの県の歴史は謎が多いのだと思っている。


貧乏県だから考古学的に価値があるものが出たとしてもすぐに行政の手で壊されてしまった過去があるから実証の仕様のない歴史があるのだと思っている。それはともかく、歳なのだろうか、


神楽は大変面白く奥が深く一言で言うなら「日本人に生まれてよかった」と言う印象だった。


この伝承を絶やすことなく守ってもらいたいと切に願っていた。
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花の廻廊

2009-04-05 09:41:01 | Weblog
花廻廊という催しが今、お城の公園で開かれているので見に行った。桜をラトアップしてそれだけでも幻想的で素敵なのに


お城の入り口までの階段に和紙で作った行灯を立ててとてもきれいな廻廊を作っている。その要所要所に各流派の華道の諸先達がきそうように特徴を生かした活け花を創作して


目を愉しませてくれる。


和風でまとめていて上にのぼると舞台があって日本舞踊や神楽が演じられていた。


もちろん無料のお茶と御菓子の接待も受けられる。大勢の人で賑わっていたけど騒がしくなく静かにノンビリと花の廻廊を楽しめた。
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御衣黄2

2009-04-04 09:18:16 | Weblog
御衣黄の咲きぐあいを見に行ったら、なんと、御衣黄は、枯れてしまって掘り起こされ、別の品種、「小松乙女」「一葉」の苗木がその場所に植わっていた。ショック!もうここでは見れないんだと思うと県の対応の杜撰さに腹が立つ。全国で173本位しかない桜なんだから、なぜスペアを用意しなかったんだろう。これがあれば観光客にもアピールできたのにとブツブツ。この公園は桜の名所だから、火を使ってはいけないので静かに弁当を広げて散りつつある花を見ながら食べた。今日のメニューは、ご飯に梅干、鯖の干物と鯵の干物を焼いたもの。春キャベツとウインナ-の柚子漬け。大根の煮物。小松菜のおひたし、いちご。というシンプルで美味しい組み合わせ。日本人でよかったなと思う食事でした。


帰りには、庭好きのおばさんが開いた喫茶店で珈琲とケーキをいただきました。


素人っぽい味でしたけど雰囲気は良かったな。
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wonderful marvelous

2009-04-03 09:16:07 | Weblog
wanderful marvelous昨日お花見に行った途中で雪に出会った。一昨日の未明に降ったようだ。4月に、お花見で雪だるまを作るなんて初めて。


まるで北国の春だ。南にいながら北国を実感。なんと贅沢ななんと心ときめく出来事なんでしょう。うれしくなってしばらく雪を踏んでいた。湖畔に着くと桜は、今が満開。


こちらは、遅れているみたい。まだ、つくしんぼが見られたり春のはじめのようだ。早速、いつもの自分たちの場所に行って去年は、こうだったとかああだったとか言いながら弁当を広げた。


今日は、パスタ。グリーントマトと春キャベツとサーモンのソースをからめたものを持ってきた。コンロで湯を沸かしてスープを温めバジル入りのフランスパンを添えて出来上がり。うぐいすが上手く長く鳴いてくれて最高の昼食。


幸せを絵に描いたらこうなるんじゃないかな。ターシャの生活って幸せだったんだと改めて思った。デザートには折角ケースに入れて持ってきたからとバナナをだして、カフェオーレを沸かしてステラおばさんのクッキーをつけました。


満足の一言です。帰り道でヒッチハイクをしている70歳以上のおじいさんを見かけました。乗せて来てあげなかったことがちょっと悔やまれます。でもボケてる人だったら大変だからと地元の人に任せましたけど、自分たちも若い頃はヒッチハイク族だったのにと思うと簡単にいいよと言えなくなった社会を寂しく思いました。無事に誰かに拾ってもらえたかな?
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中越家 市川家の桜

2009-04-02 08:57:30 | Weblog
昨日、中越家の枝垂桜を見に行った。


いつも少し遅い時機に行くので散りかけのものしか見たことがなかったが今年は例年より10日ばかり早いと言うので慌てて見に行った。満開だった。普段は見られない市川家の枝垂桜も満開で花咲き誇る山里の春を満喫した。


といいたいところだが、折から寒波の到来でこの日は、寒い上に冷たい風が強く吹きおまけに雨までも降ったからさすがに桜の下でお弁当を広げる人もいなかった。それでも、バスを連ねた観光客が多くいたけど。
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大木実氏逝く

2009-04-01 19:21:03 | Weblog
俳優の大木実さんの訃報が新聞に出ていました。85歳と言うことです。存在感のあるいい俳優さんでした。鶴田浩二さんとの「次郎長三国志」で大政をやってました。日本のフィルムノワールでもいい味を出していました。なんといっても「張り込み」は最高でした。こういう不器用そうで俳優らしい俳優さんがいなくなってしまうのは寂しい限りです。でも、ずっと僕らを楽しまさせてくれてありがとう。やはり,俳優さんは,生活が不規則で若い時に無茶なことをしてるからガンが多いですね。年取って気づいても遅いのかもしれませんね。命を賭けて表現という仕事を選んだ人の勲章なのかもしれません。しかし,反面教師として,若者に教えてくれているのではないかと思います。テレビや映画で見た人がどんどん減っていくそれくらい自分も歳をとったということでしょう。
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