縦走から帰ってきたらハマダのおばちゃんの娘さんから連絡。「フィガロが死んだ」って。このところよくハマダさんちへ行ってたんだがまさかそこで死ぬとは思ってなかった。猫のフィガロはね、ハマダさんちから１カ月近くウチに通って僕が根負けして家に入れた猫なんだ。性格はおとなしくて優しい猫だったけどこう思ったらやり遂げるというかなかなかの猫だった。何歳になるのかな。17歳とも聞いているが確かなことは分からない。生来のひ弱で病院通いもしょっちゅうだった。最近は体は弱っていたが元気は元気だったんだけど暑さにやられたのかな。みんなにお別れを言って山に行く僕に「気を付けて」と言ってくれたのが最後だったのかな。それからハマダさんちに行って倒れたらしい。もう家に帰る力は残ってなかったんだ。「愛する者はすべて去っていく」。そんな孤独な老人にそろそろ僕もなっていくのかとフィガロを思いながらそう思った。もう帰ってこない、もう二度と会えないフィガロ。僕にはとってもいい猫だった。
1泊のテント泊で桑瀬から伊予富士へ登って瓶ヶ森までの縦走。テント泊が目的ですから別に縦走しなくてもいいのですがなぜか縦走でなければ日帰りになってしまうとのことで重い荷物を背負っての縦走ということになってしまいました。クマの目撃情報もありあまりの暑さでひるんでしまうんですがシェルパ君がどうしても行きたいということでまぁ、また全員でテント泊するときの下見のつもりで行ってきます。僕は荷物が重いのでテントをやめてツェルトにした。それでは行ってきます。
アールヌーボウグラスを美術館で見てきました。エミールガレを中心にドーム兄弟などデュッセルドルフ美術館のコレクションを見せてくれます。ガレの作品は日本調のものが多く親しみがあります。だけど芸術品ですね工芸品というより。飾るというより使うという目的で基本的には作られているんでしょうが誰が使うんでしょうかね。ガレは工房ですべての工程を自分で仕切ってたというからまさに芸術作品仕様ですね。グラスの見事さもさることながら素描にビックリしました。「上手い」の一言です。ボタニカルアートかこれはと思うくらいの写実力でした。やっぱり基本がしっかりしてるんですね基本がないのにあれやこれや言うのやめようと反省しきり。8月28日までの開催ですのでまだの人は是非見て下さい。
国ぐるみのドーピング問題でリオオリンピックを出場停止となったロシア陸連の陸上選手でただ一人出場を許可された走り幅跳びのダリアクリシナ。2011からアメリカに拠点を移していたからドーピングから逃れた。でもWDAの新レポートがでて出場停止。彼女自身がスポーツ仲裁裁判所に異議申し立てが認められての出場許可。ロシア陸連で唯一の陸上出場選手となった。16日に競技が始まったのに14日に決まったんでしょう。そりゃぁ無理だよなと思っていたら予選を通過。「やるじゃない」とロシアンビューティが見られる喜びに浸る。本当に美人なんだよ。もうそれだけで許すと爺さんは思うのだけど。あの顔で180㎝の身長というから並みの選手ではないのだ。孤独な戦いにますます美貌がさえる。やっかみやなんかでこれからもチクリとかなんとか増えるだろうがスポーツマンなんだから純粋に跳ばしてあげようよ。彼女はスポーツでしか証明できないんだからね。僕は、ダリアクリシナ頑張れと言います。そうなんだ、美人は得なんだ。
よさこい峠の下の道でといっても正確には分からないが車で走ってた人がクマの親子が横切って行くのを見たって。ローカルのニュースで言ってた。今度縦走するコースの近くだからと気になる。「大きな声出していったら大丈夫なが？」とガムシャラ君の頭はこの程度。体調1mちょっとのツキノワグマというだけで詳しいことは分からない。そのとき、群馬のサファリーパークで従業員がクマに殺されるというニュースが入ってきた。ツキノワグマだって。ツキノワグマってそんな怖いイメージ持ってなかったんだけどな。四国ではレッドゾーンの絶滅危惧種で剣山系に少数生存くらいの知識しかなかったんだけど鹿と同じようにエサを求めて石鎚山系に移動してきたのかな。子連れだというから出会わないことを祈るばかりだね。出会ったら三人のおじさんは、素早いおじさんになって逃げるばかりだ。いまからチーターになる訓練をしとこう。長友の体幹を鍛えるエクササイズをやったら左肘と右膝を痛めたんだけどチーターになれるかな。そういえば、チーターになってボルトを走り抜いた夢を見たぞ。
バンザイというのかな。立山でのアンティークを送ってきた写真から描いた。いつも頂上ではこのポーズなんだ。言わば無敵のポーズというのかな。楽しそうだからこっちも楽しくなる。
空がきれいだね。「ライチョウも見たか」って思わず声かけたくなるね。春を背負って、夏も背負ってだね。
リオオリンピック見てます。アスリートって凄いね。メダルを取ろうが取るまいが関係なくアスリートという人種はスゴイ。僕らの子供の頃はあの子は頭が悪いから運動でもさせとけと言われてましたのに。オリンピックの試合を見ると肉体ではなく精神力の闘いだとよくわかる。精神力が強いと言うことは頭がよくないと負を正に変えられない。ということは一概には言えないがアスリートは繊細で頭がいいということだ。「金メダルとれなかったー」と昨夜の女子マラソンで福士が試合後のインタビューで叫んでました。これも頭のいい応対だったね。彼女のオリンピックでの意気込み、目標、楽しさ、むつかしさ、辛さがこの一言に込められてました。「オリンピックって出るもんだね」と続けた言葉に金メダルを上げる。勿論1位2位3位を争っての展開をしたかったんでしょうが自分をプレッシャーから解放した瞬間の言葉に見ている方もホッとして結果はどうでもよくなった。みんなオリンピックレベルで鍛え上げた肉体でどこに差があるのかといつも不思議に思うのだがトップアスリートとアスリートの差は歴然とある。それが精神力だとの説明をよく聞くが精神力って見えないからよくわからないね。闘志とはまた違うものらしい。その精神力を身に着けた鋼の肉体。アスリートって凄いな。そのメダリストを襲うブラジルの強盗ってのもスゴイと思うのだけど・・・・。
NHK BS1でオリンピック中継を見てたらBSニュースが間に挟まっていて何となく見た。そしたらそのトップニュースが「SMAP年内解散」だって。そんなもんが解散しようがすまいが天下のNHKでやるニュースなのかと腰抜かした。いつの頃からかNHKも芸能ニュースをやるようになったけどあくまでメモくらいの扱いだったのにいまじゃ政治もスポーツも事件も抑えてメイン扱いだ。モミイがジャニーのお友達なのかな。私物化もいよいよ露骨になってきたな。他のニュースはと見てたらそれだけで天気予報になってしまった。ISよりも尖閣の中国船よりも北の拉致は解決済みだというふざけた問題よりも日本はSMAPなんだって。SMAPって何だという爺さんは最早ついていけない。こんなNHKになんで金払わないといけないんだろう。と素朴な疑問が沸々と沸き上がってきた。
山の便りが届きました。青空をバックに「やったー」とポーズを決めているアンティークのメールです。立山の頂上が輝いてます。そうなんです、アンティークはこの夏に立山縦走を計画して今縦走中なんです。涼しそうなのが羨ましい。順調なんでしょうね。嬉しそうに映ってます。3泊4日のテント泊だと言ってました。もう3年前になるのかな。僕ら軟弱登山隊が立山に行ったのは。台風でひどい天候だった。風が強くて頂上まで登れなかったんだ。それでも楽しい登山だったけどね。そして今夏、アンティークが立山の頂上を見せてくれた。「おーい、鍛えて来いよ。帰ったら法皇山脈の縦走が待っているぞ」と返信。下界で灼熱地獄にいる身にとっては立山の雄姿は一瞬の涼風を届けてくれた。山の仲間っていいもんだ。
昨日の11日が「山の日」って祭日とは知らなかった。山渓の会員だから「今日は山の日です」ってメールは貰ってたけど「あっそう」くらいなもんで休みの日になってたとは知らなかった。聞くと今年からだってね。8月に休日だなんて夏休みの感覚が抜けてないからピンとこない。お盆休みが1日増えたという感覚なのかな。「海の日」があるから「山の日」もあってはいいんだけどナントカの日っていうの日本人は好きだね。アニバーサリー民族なのかな。さて山の日、こんな暑いときに山に登ったら熱中症になるから止めようと思ってたのに結構山のイベント多かったらしいね。ご苦労なことで。まぁ誰がオリンピックをこの真夏にやろうと言い出したのか知らないがそれと同じで春か秋にやってもらいたかったな。もう日本の夏はスポーツをやる夏ではなくなってるんだから。そういえば昔の東京オリンピックは10月10日だったよね。スポーツの秋といってね。それが正常じゃないの。
