フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

誰もいない公園

2016-08-02 07:33:16 | Weblog

暑い昼下がり、誰もいない公園ってけっこうあるもんで。そこが意外と涼しかったりして、東屋なんかに座るとここで昼寝したらいいだろうなって気分になってくる。ここは人がめったに来ないのか蝉が木の下の方に止まって鳴いている。                                                          トンボは興味があるのか周りを飛ぶ。時折近くに止まってこっちの様子を見ている。トンボの種類も豊富でオニヤンマ、ギンヤンマ、麦わらトンボ、シオカラトンボ、糸トンボと見える。蝉はいまはアブラゼミが中心だがたまにヒグラシとツクツクボウシが見える。不思議と蚊がいない。山の方から緑に漉された涼しい風が吹いてくる。焼きたてのパンと田舎寿司と瓶の牛乳。今日のお昼のメニュー。田舎寿司はところによって味が違うからこれは楽しみ。小さなパン屋さんもがんばっていておいしいパンを焼いてくれる。何といっても瓶の牛乳だね。瓶に入ってるというだけでなんでこんなに美味しいんだろうか。東屋のテーブルにメニューを広げて誰にも邪魔されずランチタイムを過ごす。これって多分贅沢なことなのかなと少し思う。でもこれが自分の日常なんだからとたっぷりとある時間を過ごす。静かな夏の昼下がり。

コメント
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