フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

le simbole du mal absolu

2019-12-08 10:09:19 | Weblog

絶対悪の象徴「アウシュビッツ・ビルケナウ」にドイツの首相メルケルが訪問。ドイツの首相としては3人目4度目の訪問かな。「ドイツのアイデンティティはアウシュビッツなしにはない」と言い切り最近台頭している気掛かりなレイシズムに危惧を表明した。ドイツも苦悩が絶えないね。戦争を始めて好き勝手やって虐殺を繰り返してきた奴らは責任も取らず何も知らないでその国に生まれてきた子供たちに彼らの後片付けを押し付ける。メルケルって偉いね。文句も言わず粛々と平和のために自分のなすべきことをしてるなんて。もう一つの絶対悪の象徴は「原爆ドーム」なんだけど戦後70年たってやっとオバマが来ただけだね。戦争で勝った方は絶対悪という考えが希薄なのかな?どちらも民族の殲滅、文明の破壊には変わりがないのにね。でもオバマと原爆被害者の爺さんが抱き合った姿には平和の感動を覚えたけどなぁ。世界平和のために世界の元首がアウシュビッツやヒロシマ。ナガサキを訪れたらいいのにね。今ある争議を解決できない人間に知恵はまたまた未来の子供たちに課題を残すのだろうか。先人が責任を取らなかったように。日本には「水に流そう」という知恵があり、西洋には「夢を見たと思ってお許しを」っていうリセットの知恵があるんだけどなぁ。いつどこで誰がこのリセットボタンを押すのかなぁ。オレの目の黒いうちは無理なんだろうなぁ。

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humanitaire

2019-12-07 11:11:39 | Weblog

アフガンの為に尽力をつくしていたtetsu nakamuraがテロにあって死んだ。みんな驚きと共に無念を思った。アフガンでは何千人もの人々が彼の死を悼んで敬意を払ったとか。悔しかったでしょうねいくら覚悟の毎日とは言えこれからだと思って事務所を出たんだから。それともアフガンで撃たれたら仕方がないと思っていたんでしょうか。アフガンでも医師としてだけではなく日本古来のやり方での灌漑をアフガン人と一緒に取り組んでたという。アフガン人が飢えないためにとの思いで。こんな素晴らしい人が何故狙われなければならなかったのか?犯人が捕まってないので何も分からないが「他人の命って当てにならない」と俳優の故成田三樹夫さんが言った言葉が甦る。そういえば、みんな何の根拠も確信もないまま今日を自堕落に生きてるんじゃないだろうか。明日があるって信じてさ。命の自覚もなくただ漠然と「そんなもんだろう」と笑ってさ。人は死ぬってことは分かっていてもまさか今日だとは誰も思ってないからね。この世で一番当てにならないものに自分の命があっただなんて。やっぱり頭のいい人は言うことが違うね。哲学的だね。それにしても中村医師の死は惜しいね残念としか言いようがない。一言で言えば「無念」なのだ。

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outbreak

2019-12-05 10:06:41 | Weblog

dengue feverがネパールの山岳民族の地域でも突発的に発生してるんだってね。熱帯や亜熱帯の病気かと思ってたらヒマラヤの入り口のあの標高の高いネパールの山岳地帯でも罹患するっていうから地球温暖化はまことに困ったもんだね。デング熱の原因はウィルスなんだけど媒介は藪蚊なんだよね。地球温暖化は普段寒いとこでも温暖にして蚊やウィルスが生きていける環境を作ったということか。食がグローバルになって病気もグローバルなのかと思うとナンカ自分たち間違ってるんじゃないかなと思うよね。地域地域で生きていたら誰かは生き残ることができるけどこう何もかにも同じようにされてしまったら人類は簡単に滅亡するねと思った。デング熱の予防は蚊に刺されないことと言われてもなぁ。知らないうちに刺すのが蚊なんだから完全には防げないよね。それにワクチンも特効薬もないって言うじゃないネパールの山岳民族ナンカ免疫力が高いのにダメだっていうから日本人がかかったらおしまいだね。昨今の日本はもはや亜熱帯なんだからいろいろな病気や虫が今後発生してくるだろうな。と思うと気が重いね。

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耕す

2019-12-04 09:07:10 | Weblog

今日は畑に行って畝を起こす。イノシシに荒らされたままになってる畑を耕して体裁を整える。弱った体でもこれくらいのことをしなくてはあのスウェーデンの16歳の女の子Greta Thunbergさんの行動力に申し訳ない気がして。(全然関係ないけど)グレタトォンベリと新聞ではそういう表記だけど英語読みだとトォンバーグだよね。本人がそう言ったから新聞ではそうなってるんだろうな。その彼女がヨットで大西洋を渡って3週間もかかったらしいけどリスボンに着いたって。そこからCOP25が開かれるスペインを目指すっていうからスケールが違うよな。あの行動力の元はなんなのでしょうね。まるでジャンヌダルクだね。神のお告げがなけりゃこうはいかない。気候変動を止めるというから覚悟も相当なものだろう。一方でロケット撃ちまくって気候変動に加味してる奴もいる。一方で山火事の多発。おまけにロシアではシロクマに落書きした奴がいるっていうからこのしたい放題の地球を上手に耕すことが出来たらいいねその前においらは鍬でイノシシに荒らされた畑を耕す。まだ、蚊がいるかな?

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Bear

2019-12-03 08:46:22 | Weblog

Bear Gryllsのインタービューがイギリスの新聞に載ってた。ベアグリルスと言えばサバイバルの達人。現在45歳だそうだ。なんでも北ウェールズとスイスに家があって「税金逃れなの?」って聞かれると「イギリスの納税者さ」と答える誇り高き男。政治には口出さないけどアメリカでオバマ前大統領ともキャンプしたこともあるんだって。3人の男の子の父親でジェッシー、ハックルベリー、マーマヂュークっていうのが男の子たちの名前だって。インタビュアーが色眼鏡で見てるのか「ネズミを食っておしっこを飲む男」のスタンスだから質問は面白くなかったけどベアが言うところは子供の頃は学校でもスーパーヒーローじゃなかったって。外側の筋肉もたいしたことなかったしそんなに目立つ方じゃなかったって。ただ内側の筋肉は強くて回復力が高かった。人には知られてないけど。だからインナーマッスルと体幹を鍛えていったから今があるとのこと。そしてアカデミックであることと決してあきらめない精神が大事だって。「ベアは私をすべての災害から生還させることができるか」ってタイトルだから自然とハウツー本みたいになるのは仕方ないとしてももっとベアのバックボーンを知りたかったな。ちなみに奥さんの名は「サラ」っていうんだって。今は指導的立場だから世界中を飛び回ってとっても忙しいんだとか。サバイバルで何十億も稼ぐんだからこっちの方のサバイバルも達人なんだなぁ。

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free solo

2019-12-02 10:02:48 | Weblog

mexicoで世界的に有名な米国のロッククライマーが墜落して死んだ。Bradgobrightだ。つい先日、ナスジオで「フリーソロ」というドキュメント映画を見たばかりだったからとても身近なものにその事故が思えた。フリーソロというのはロープも何も使わずに聳え立つ岩を登るという世界で最も危険なスポーツだ。映画ではこれも有名なAlexhonnoldがヨセミテ公園にあるエルキャピタンというほぼ垂直の岩山を登るドキュメントだったけど高さがほぼ1000mくらいあるのかな。ルートが沢山あるらしいけどフリーで登るっていうのはそう見られるもんじゃない。テレビで見ててもお尻がゾイゾイするのに現場で撮影してるスタッフは大変だっただろうな。落ちれば彼の死の目撃者になるのだから。痩せた手足の長い小柄の男が岩に張り付いて小さな足掛かりを見つけながら垂直の岩を登る姿ナンカ「もう見てはいられない」とスタッフの一人が泣きながらモニターから顔をそむけた気持ち分かるなぁ。これだけ死と隣り合わせのスポーツって他にあるかなぁ?山を誰もスポーツとはとらえてないと思うけどスポーツの要素もあるから大きく言ってスポーツなのかな。映画でもアレックスの元に有名クライマーの墜落死の訃報が届く。アレックスはあまり動揺しない。もうそんなのに慣れているんだろうか。そうじゃなくて感情が表に出にくくなってるんじゃないかな。勿論ブラッドもここエルキャピタンをソロで登ってるしアレックスと二人でも登っている。映画の中の人と思ってたアレックスがブラッドの死に寄せてインスタグラムと追悼をアップしてたからビックリ。仲良かったんだね。アレックスによるとブラッドはとても穏やかな人で握力というか指の力が強かったってね。新聞記事ではブラッドの死因はロープのすっぽ抜けだってね。ロープの端の処理を忘れたのが原因とか。その時の状況が分からないから物理的に言えばのことだけど。自然の中で自然を楽しむというのは身近に犠牲が潜んでいると常に思ってなくちゃいけないね。

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London bridge falling down

2019-12-01 11:58:43 | Weblog

London bridge falling down falling down falling down London bridge falling down my fair ladyって歌しか知らないのにあのロンドン橋でテロがあっただなんて。イスラム系の若い男が通行人をナイフで襲って2人殺して4人傷つけたのか人数はちょっと記憶が曖昧。その犯人は警察によってその場で射殺されたとか。恐ろしくて外国なんぞいけないね。いつ巻き添えを食らうかも分からない状況だもの。どこへ行っても。やはり部屋の籠って出て行かないのが一番さと絵の道具を広げてロンドン橋を歌う。マイフェアレディって何なのでしょうね。本当はbreak downなのかな。falling downのほうが歌いやすいからこっちがいいけど。そういえば、まだ点けてないないけどストーブを今日出しました。いよいよ我が家も冬支度です。といってもまだトレーナー1枚着てるだけなんですけどね。冷えはめまいの天敵ですからそろそろ防寒しなくっちゃね。靴下もはこうかな。ロンドン橋は橋が壊れる歌じゃなく橋を造る歌なんだからbuild it upなんだからそのニュアンスを巧みに政治に取り入れたのかボリスジョンソンがさLondon bridge attackのあとさっそく「市民を守る、凶悪犯は刑務所から出さないようにする」とか言ってるけどこれって12月の選挙に向けての人気取りだよね。ロンドンっ子はそんなことやめてくれよって言ってるのになりふり構わない。さて吉と出るか凶とでるかmy fair ladyだよね。

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