みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

ウナ・コルダ~聖セシリア~ドルチ

2005年12月15日 | 芸事全般
unaさんという方が遊びに来てくれたので、unaについて調べた。

ピアノでunaと言えば、そう、「ウナ・コルダ」。ピアノに3本ついているペダルの一番左のペダル。恥ずかしながら、今まで「ウナ・コルダ」と呼ばれる理由を知らなかったのだ。

音楽用語辞典によれば
una corda【伊ウナ・コルダ】一弦で。[略 u.c.]ピアノ演奏で、シフティング・ペダル(左のペダル)を踏んで。アップライト・ピアノはソフト・ペダル。・・・・。

イタリア語で1はuno(ウノ)ですね。(余談、昔、カードゲームであったなぁ・・・)。ちなみに2弦は due corda(ドゥエ・コルダ)なんだそうです。左のペダル、自分は「ソフト・ペダル」と呼んでましたが、「ソフト・ペダル」は正確にはアップライト・ピアノ限定の言葉のようです。

あと、unaさんのブログを読んでいて勉強になったのは、聖セシリアというキリスト教の聖人が音楽の守護聖人だということ。西洋の絵画でオルガンとペアで描かれる女性は、聖セシリアになります。ちょっと検索してみたらドルチ(Carlo Dolci)という画家の聖セシリアが出てきました。ドルチの画風は好きです。
ドルチェに通じるものがありませんか?

絵は「オルガンの前に座る聖セシリア(St Cecilia at the Organ)」
カルロ・ドルチ(Carlo Dolci)(1616-1686)
コメント (4)
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