みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

春を呼ぶ日展東海展へ

2008年02月10日 | 絵・写真・美術館
名古屋に春をもたらす日展(東海展)へ。
いつも、この時期に見に行くせいなんだろうか?春を呼ぶような柔らかい絵が気にいることが多い気がする・・・。
所狭しと展示された絵画、工芸、見応えたっぷりですね。人も多かったけど・・・。
おおっ、いいな、と感じる絵に向かい、ぼおっと見るのは、幸せなことだな。
いろんな方々が、美(=心のありよう)の新しい姿を模索しているのだ。
様々な表現、アプローチが試みられて、豊かな時代だと思う。日本の未来は明るい?


「真月」(山本眞希)
天地人の美のハーモニー、今回、この絵が一番好きだったかな。お月様と月下美人と女性像の美の相乗効果と言うか・・・。うん、これはいい。


「舞妓像」(坂根克介)
姿勢がシャンとして、リンしてる姿はいい。色紙になりそう・・・。


「陽だまり」(大友義博)
母子のお昼寝。幸せですな~。色使いも好きだな。


「春の宵」(山田重和)
和紙の工芸の作品で、紙の質感がよい風情。


棘の旋律(塚原衣里子)
こちらも、工芸の作品。どんな旋律でしょう?

あと、
・水鏡(岡村倫行)・・・不思議な世界に引き込まれる。
・晃(山下保子)・・・現代版の聖母子像?

のあたりが、特に気に入った。
この先、全国を巡回なので、足を運ばれてみては?
日展のページで、主な出展作が見られて、図録を買わなくても、おさらいができるのは、素晴らしい。
コメント
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