少し前の記事だけれども、音楽と他の芸術分野とのつながりは、関心のあることなので、紹介します。
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アルチュール・ランボーが18歳のころに書いた『母音』という詩がある。「Aは黒、Eは白、Iは赤、Uは緑、Oは青。母音よ、僕はいつか君たちの誕生の秘密を語ろう…」天才詩人は後に「母音の色を発見した」と語っている。
言葉や音を聞くと、色彩が見える。独立しているはずの五感が、脳内のどこかで連結している。そんな不思議な「共感覚」の持ち主は少なくない。絵の具をぶちまけたようなカンディンスキーの作品群も、その源には音楽がある。30歳で初めてワーグナーの『ローエングリン』を聴いた際、眼前に「猛り狂った線の軌跡」があらわれたという。・・・(以後略)
(8/15日経新聞朝刊・春秋)
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共感覚っていろいろあるんだなぁ・・・。
自分は調性と色のイメージが共感覚です。
・ハ長調・・・白
・ニ長調・・・金色
・ヘ長調・・・クリーム色
・ト長調・・・青
・変ロ長調・・・瑠璃色
だろうか。こういう感覚って、自分だけなのかな?
と思っていたら、少し前に読んだ、青島広志著「やさしくわかる楽典」で、24調の性格について、解説がされてたっけ(p108「調は24の瞳」の章)。自分の感覚と近い。よかった変人じゃなかった(笑)。ニ長調の黄金のイメージについては、まったく同じだった。こういう感覚って、音楽を続けていると身に備わってくるんですね。
音律、調性の話題は、奥が深いですね。音のきれいなピアニストは、平均律の3度の濁りを目立たなくするように、和音を弾く際の音量をコントロールしている?ような話もあったっけ…。
興味のある部分しか読んでいないけれど、肩が凝らずに読めるので、お勧めですね。この本の帯には、少し前、亡くなられた羽田健太郎氏の推薦!が出ています。改めてご冥福をお祈りします。羽田さんが弾かれたガーシュインで、どうしても弾きたい曲があり、いずれチャレンジします。
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アルチュール・ランボーが18歳のころに書いた『母音』という詩がある。「Aは黒、Eは白、Iは赤、Uは緑、Oは青。母音よ、僕はいつか君たちの誕生の秘密を語ろう…」天才詩人は後に「母音の色を発見した」と語っている。
言葉や音を聞くと、色彩が見える。独立しているはずの五感が、脳内のどこかで連結している。そんな不思議な「共感覚」の持ち主は少なくない。絵の具をぶちまけたようなカンディンスキーの作品群も、その源には音楽がある。30歳で初めてワーグナーの『ローエングリン』を聴いた際、眼前に「猛り狂った線の軌跡」があらわれたという。・・・(以後略)
(8/15日経新聞朝刊・春秋)
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共感覚っていろいろあるんだなぁ・・・。
自分は調性と色のイメージが共感覚です。
・ハ長調・・・白
・ニ長調・・・金色
・ヘ長調・・・クリーム色
・ト長調・・・青
・変ロ長調・・・瑠璃色
だろうか。こういう感覚って、自分だけなのかな?
と思っていたら、少し前に読んだ、青島広志著「やさしくわかる楽典」で、24調の性格について、解説がされてたっけ(p108「調は24の瞳」の章)。自分の感覚と近い。よかった変人じゃなかった(笑)。ニ長調の黄金のイメージについては、まったく同じだった。こういう感覚って、音楽を続けていると身に備わってくるんですね。
音律、調性の話題は、奥が深いですね。音のきれいなピアニストは、平均律の3度の濁りを目立たなくするように、和音を弾く際の音量をコントロールしている?ような話もあったっけ…。
やさしくわかる楽典青島 広志日本実業出版社このアイテムの詳細を見る |
興味のある部分しか読んでいないけれど、肩が凝らずに読めるので、お勧めですね。この本の帯には、少し前、亡くなられた羽田健太郎氏の推薦!が出ています。改めてご冥福をお祈りします。羽田さんが弾かれたガーシュインで、どうしても弾きたい曲があり、いずれチャレンジします。
自然界にも色があるように
自然と人(心や体)とがつながり
そこから生まれる音楽や芸術にも色を感じられるのは
自然の流れだと思います^^
音からイメージされる色は人それぞれ違うでしょうね
同じ音楽でも自分の心境によって、感じ方も違ってきますしね
あ、KOKIAさん、聴いて頂いたようで☆
機会があれば是非ライブも^^
このページの一番下の
ジャンダルムのてっぺんにおじさんがいる写真
先日、夢の話を書きましたが、
その夢に出てきた光景と近くてビックリでした!
そうですね。音楽も絵画も文学も、人の心を写す鏡なんでしょうね。
切り口が違うだけで、実体は人の心。
いろんな形(五感)の窓から、心を覗いているんだろうな。
いろんな芸術は心を通して、すべて繋がってる。
最近、心を持つことができる人間って、凄いなぁと思いますね。
KOKIAさんのライブ、行きますよ。
泣きそうだから、一人でこっそりかな(笑)
ジャンダルムが、つっつさんの夢と繋がってて、光栄です。ここ、本当に怖い場所なのに、つっつさん勇気ありますね(笑)
人と人の深層心理も、きっと繋がっていると思いますよ。
私もこの共感覚について追いかけてた時期がありました。面白いですよね!
私この共感覚を調べて深追いしてたら陰陽五行・・・陰陽師の世界まで辿りついてしまいました。京都の街の 色と 鐘の音 季節 方角との関係なども面白いですよ。
小さい子供用の木琴やピアノの鍵盤の色などもこの共感覚を用いて色分けされているとか。WMPの音楽と共に動く色なども。。。身近なところにもこっそりとこの共感覚を取り入れたものがあるようです。
共感覚を持つ音楽家も多いようですが、最近私が耳にしているシベリウスもまた共感覚保持者だったそうです。シベリウスは緑がお好きで、お部屋の暖炉の壁も緑にしてたそうですが。その暖炉のことを[へ長調の暖炉]とか言っていたそうです。
凡人の私にはよくわかりません^^;
なつかしい記事を掘り起こしてもらえて、
ありがとうございます!
共感覚の世界、いろいろと広がりがあるんですね。
季節は分る気がしますが、方角や鐘の音との繋がりは、想像もつきません・・・。
シベリウスにとっては、ヘ長調は緑色だったんですね。
自分は、最近、バイオリンが楽しくなっているのですが、音程の微妙な違いは、明るさの違いに感じられます。
バイオリンいいですね。弦楽器は鍵盤楽器よりももっと色のグラデーションや音の微妙な移ろいや変化を楽しむことができる楽器ですね。
>方角や鐘の音との繋がりは、想像もつきません
そらみみさんは京都によくいかれているようですので、京都の梵鐘についてちょっとご紹介しますね。
昔、図書館で借り読んだ本なので、今、私の手元にはありませんので、もしまちがっていたらごめんなさい。
京都の街並みは、東西南北に色と音(梵鐘の音の高さ)のみならず方位と季節などがきっちり配置されています。京都は五行思想や陰陽術や風水術で設計された魔界封じ都市。
[神護寺の鐘は平調 E
大徳寺の鐘は盤渉調 H
知恩院の鐘は下無調 F♯
高台寺の鐘は上無調 C♯
西本願寺の鐘は壱越調甲 D
この微妙な調律によって、全てのお寺の梵鍾を鳴らしたら、その音は御所に向かってハモる]
・・・と紹介してたHPがありました。
京都の街にお出かけになったらぜひ梵鐘の音も楽しんで来て下さい。
自分のブログ向きの話題ですね。
京都のお寺の鐘が、一度に鳴らされ、ハモっているところを、聴いてみたい・・・。
京都、恐るべし!ですね。
梵鐘のハーモニーを設計した僧侶は誰でしょう?
面白い小説が書けそうですね。
これから京都に行くときは、チューナーを忘れないように、持って行かねば!