このお寺、義宣寺さまは、毎月「早朝坐禅会」でお世話になる曹洞宗寺院。
勝山市では一番古い寺院でもあり、大本山「永平寺」直末寺
の格式も。
恒例の行事のようですが、
「境内に祀られている地蔵さんのお祭り」。
参拝者は80人くらい、なかなかの賑いでした。
また、寺院の方も、住職方丈さん、すでに得度を済ませた長男さん、
そして老師、おまけに隣町の寺院住職さんまで大勢での儀式。
お地蔵さんの社前で始まった祈りは、
「願王地蔵大菩薩・大悲観世音菩薩」への「祈りの言葉」から始まった。
読経の後、お参りの氏名からご先祖様や水子、戦死者等の目的での
お参り各一人ひとりの名前が呼ばれ、続いて一人一人への「お加持」
(加持とは、仏さまが私たちを見守ってくださるいう“慈悲の心”が「加」であり、
私たちが仏さまを信じ、精進努力していこうという“信心”が「持」。)
お受け、心ありがたき時間。
その後本堂に入り、もうけられたお地蔵祭壇前、
読経の後、般若心経の中焼香。
住職・老師の法話も聞かれて、また心新。
「供養灯篭」に火がともされた祈りも初体験。
曹洞宗独特の行事か、義宣寺様独特の行事か、
いずれにせよ、しっかりのお地蔵様お参りを済ませてきました。
又、関西地方の「地蔵盆は8月25日」、近隣の子供達が寄合い、
お祈りの後、どっさりのお菓子が頂ける思い出強く、
現在も継承されています。(浄土宗地域)。
同じお地蔵様へのお祈り祭礼も
いろいろあること知りました。