日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

堰堤に流木堆積

2018年07月29日 | 地域

 かってない進み方の台風12号、結果的には気象庁にコントロールされているかのようにほぼ進路予想通りに進む。雨は10時ころ降り始めた。それから1時間ほど過ぎたころ「避難勧告」のメール、続いて同じ内容の防災ラジオ、これかけたたましく気を急かせる。屋外のスピーカーからも周知のサイレンが鳴る。避難準備だけはする。

 12号の中心がまもなく当市に入るころ孫から見舞いの電話、タイミングの良さに驚く。その頃から小康状態になり日が差し始め、わずかだが青空もうかがえた。孫の見舞い電話が功を見せたようだ。襲来に備えて飛散しそうな物やスダレなどの片づけ、アサガオの柵補強など徒労となったが、台風シーズンの終わりまでスダレ以外はそのままにしておこう。

 錦帯橋から15分の錦川上流で「砂防堰堤に流木等が堆積し、土砂災害の危険性が高まったため」一部地域に緊急避難指示が発令された。最近の豪雨災害で一部砂防ダムの決壊などが被害を増大させた報道もある。子どもころ山や崖崩れのことを「つえぬけ」と呼んでいた。キジア台風でその「つえぬけ」が起きた。その後で、意味も分かるまま「堰堤」が出来ると工事現場を遠くから眺めた。その後水害は起きていないが、守るべき備えが壊れては被害の増大に連なる。

 わが家で避難が必要と思うのはは地震や近くでの火事、最も恐れるのは錦川の堤防決壊で、決壊個所にもよるが水没は間違いない。自治会で錦川の危険水位を街中に展開したことがる。大方の家の1階は床上をはるかに超えるもので、対策の難しさ教えられた。映像で繰り返し見た流木による堰堤の危険、早く収まって欲しいと思っていたら、18時30分避難指示、勧告ともに解除になりほっとした。
コメント (2)
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