毎日、書かれているブログ、話題豊富で楽しみに訪問している。ところが、何の前触れもなく突然のお休み、何事だろうと翌日訪問してもお休み。病、旅行などいらぬ心配をしてると1週間ほどして再開か、と思いきや掲載カレンダーは休載した日も欠かさずアップしたことになっている。手を加えればできる話で、罪に問うことではないが、何となく「改ざん」が頭をかすめた。
「改竄、隠蔽、忖度」なる言葉が集会の始まる前に話題になった。改竄は「字句などを改めなおす。多く不当に改める場合に用いられる」とある。竄には鼠が使われている、鼠の意味には「ひそかに害をなす者のたとえ」ともある。字も言葉も、それぞれの意味をよく考えて作られている。考えた人は本当に偉い人だと感心する。
今回、改竄などなどの発祥は国税庁と財務省だった。東京出張のおり、衛視の立つ庁舎の前を徒歩や車で何度か通った。周囲の近代的ビルに比べると風格の備わったその建築は「財務省」、国家を担う役所だと敬意を評することはなかったが、それなりの重さを感じていた。問題は国民の心にストンと落ちる物がないまま司法的な方向が示された。
私のアップしたブログに、誤字や言い間違いをそっと指摘してもらえると、そっと修正している。有難い指摘に沿っての変更、これは修正で「良くないところを直して正すこと」なので改ざんとは言わない。そんな気楽な書き方が名文の生まれない源泉かもしれない。