日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

避難指示のサイレン

2018年07月22日 | 地域
 
 遠くで近くでサイレンの音を聞かない日はないと思う。サイレンと言えば火事を報せるのことがその一だった。回数が4回は山火事、3回は近く。2回は少し離れた地区、そんな区分けで誰もが心配した。制度が変わり火事の時、防災用の屋外スピーカーでサイレンの疑似音が流れ消防団員に召集が流れる。擬音を電動ノコの音と聞き違えた人を知っている。そんなサイレンの話し。

 先日の豪雨の際、居住地区で「避難指示を伝達する」サイレンが屋外スピーカーから流れた。市が避難勧告・指示のサイレン放送を決めたのは5月末。これを知ったのは、7月1日付けの「避難情報の発令について」が7月に入って回覧で回って来たとき。これは市内で今回の豪雨災害が発生する直前、回覧が届いていない家もあったのではと思う。突然の長いサイレンにミサイル飛来かと思った人もいた。

 回覧には、「河川氾濫について、土砂災害について」の2項目で、高潮と津波については市のホームページを参考に、とある。南海地震も予想されていることでもあるから、ハザードマップも取り入れたすべてまとめた情報を全家庭に保存できるように配布願いたい。

 サイレンの語源はギリシャ神話に登場するセイレーン。上半身が女性、下半身が鳥という姿、美しい歌声で船乗りを惑わし船を難破させる魔物だと載っている。サイレンを魔物とは思わないが、それで避難勧告・指示を発するからには、道筋ごとの細やかな避難方法がなければ安全な避難は出来ない。報道ではサイレン吹鳴も遅れたとある。自治体は点検し反省を加味した周知を願う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする