西日本豪雨の被害は1週間過ぎても新たな被害状況が判明し、深刻さを増している。被害状況把握にドローンの使用が威力を発揮しているように感じる。雨の中でも使用に耐えるように改良されると、状況の把握が的確かつ早期に可能になるのではなかろうか。特に河川上流域など足を踏み入れにくい地域の観測に有効ではと素人考えで思う。
猛暑日の中で捜索や復旧に当たる消防、警察、自衛隊そしてボランティアの姿には、ただただ頭の下がる思いでいっぱい。特に自己管理完結型と言われるボランティアの方は体調に留意して欲しいと願う。
豪雨水害で寸断された道路と鉄路も大変な状況にある。身近な岩徳線も路盤陥落で再開に数カ月を要するとある。山陽線の光駅と下松駅間は数週間かかる見込みという。広島県内では短くてしばらくの間、後は相当期間、数週間、数カ月間とその多さに驚く。最長は1年程度かかるという。SNSでは身近な不通個所の崩落状況、欽明路や国道2号の状況も報せてくれる。
市内の被害はローカル放送で取り上げる。ボランティアの活動、重機の流木撤去、河川の崩壊などを全貌が分からぬまま驚きながら映像を見ている。最近の自然災害はいつ我が身にかかって来るか油断できない。河川水位や雨量状況、避難に関する情報は待つのでなく、進んで把握することが身を守るために必要と改めて学ぶ。