日々のことを徒然に

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猛暑の五輪

2018年07月25日 | 社会 政治

 病院の待合室で貰った話題。高齢女性の会話。同病相憐れむというがお互いの対処方法を交換しながら頷き合う。話題が暑さに変わり、こんな面白い話が聞こえる。「今年は格別暑いのでヒマワリの背丈が高くなる」「どうして」の問いに「畑の水分が少ないので水を探して根が深く伸びる、それで背丈が伸びる」。私の脳力では理解できない暑気にふさわしい謎だった。

 もう一つ。待合室のTVは東京五輪までまもなく2年と紹介しワイワイと騒がしい画面に変わる。「なんで、こんなに暑い時に開くんじゃろうか」と隣の人に話しかけた高齢の男性。隣の人はそれを受けて「決めた人らあの席はええ席じゃけえ暑うはないじゃろう」。なるほど、内情を知っているかのような返事に頷いていた。

 こんな暑い時期の開催についての記事があった。近年の夏季五輪は夏場の開催が定着した。これは、米プロフィットボールNFLや、米プロバスケットボールNBAなどのシーズンとの競合を嫌う米放送局と国際オリンピック委員会(IOC)の意向とされ、20年度大会は当初から「7月15日から8月31日の間」と限定されていたと報道されている。ちなみに東京は2020年7月24日から8月9日。

 マラソンなど一部競技はスタート時間を前倒し暑さ対策とされたが、東京と決まる前から開催時期は決まっていて、受け入れる側も真夏ということは承知していたことになる。一部競技では規定の温度を越えると競技中止もあるらしいが、世界のアスリートに最高の条件で憲章の「より速く、より高く、より強く」を実践して貰いたい。
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