日々のことを徒然に

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一人作業に驚く

2020年10月29日 | 生活・ニュース

 17年間仕えてくれたエアコンに暇を出した。フィルター掃除の表示が出ると取り出して洗ったり掃除機で埃を吸引するくらいで手を取られることはなかった。フィルター掃除の時にはよい機会としていつもエアコン全体を拭き掃除していた。

 いろいろな思いから部屋の暖房を今冬から灯油ストーブからエアコンに切り替えることにした。17年間、手はからなかったが、動きに多少違和感を感じ、リモコンの動作も応答が鈍くなった。厳寒下で動かなくなっては困るので、早めの暇だしにした。一応、外観は水拭きして新しいエアコンを待った。ベテランの風格ある人が仕事にかかる。

 取り外しそして取り付け共に一人作業で終わった。いや、これには驚いた。手助けがいるのかと立ち会いながら見学していたのだが、仕事の手順というか流れは実に合理的で見ていて気持ちいい。ただ、エアコンの取り付け板を止める位置とその水平を決める作業は確認しながら慎重だった。何事も基礎や土台の重要性を改めて思う。

 これまでなかった新しい機能、メーカーの表現では最新というらしいが、いくつかの動作の自動化を継続させるためには使用者が助成するこれまでにない役目が課せられる。これはやってみなければ煩わしさなどは分からないが、やらなければ最新の能力を発しないらしい。高額な料金を取って「はいお鍋」と後は客まかせで店主は手のかからない料理屋に似ている。しかし、ものはとりよう、高齢者への元気づけの親切心と思って対処しよう。
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