AKB48の歌が引用した小説はあるのか、どの曲が引用されるか、読むのが楽しみ （ナッキー）

AKB48の歌が引用した小説はあるのか、どの曲が引用されるか、読むのが楽しみ　（ナッキー）　

法月綸太郎「生首に聞いてみろ」
初版：平成16年（2008年）9月30日

現実のアイドルの歌が引用されている例。アイドルにまつわる社会現象の例。二箇所引用します。

Quote　　379ページ
ロビーではモーニング娘。の最新シングルが大音量で鳴り響いていた。飯田は情報収集のため、よくこの店を利用しているらしい。いつもの部屋で、となれた口で言うと、日本語のたどたどしい女店員がマイク一式の入ったケースをよこす。
　飯田はエレベーターの中で「LOVEマシーン」のサビを口ずさんだ。娘。たちとそのスタッフは、ニッポンの未来についてずいぶん楽観的な見通しを立てているけど、ノストラダムスの予言が当たらなかったことのほかに何か明るい材料はあるのだろうか？
unqoute

2008年に出版された小説だが、舞台は1999年。「LOVEマシーン」という代表曲があるモーニング娘。は、引用されやすい。「モーニング娘。」を「娘。たち」と略しているところに、作者の芸の細かさを感じます。
AKB48の歌が引用されている小説は、きっと世に出ているでしょうが、私はまだ出くわしていません。誰もが知っている代表曲がないのは、不利ですが、逆にどの曲が引用されるかという面白さがありあます。

Quote　　389－390ページ
「二年ほど前、田代さんが埼玉県警の広報室からの以来で、生活安全課の非行防止ポスターを撮ったことがあるのはご存じですか？　当時、人気上昇中だったＭ・Hという若い女性タレントがモデルになったやつですけれど」
（中略）
「そのポスターは、埼玉県警にボツにされたんじゃなかったか？　一時期そのことで田代が再三ぼやいていたような記憶がある。よんどころない事情でお蔵入りになったと言うだけで、ボツになった理由は話してくれなかった――その後、Ｍ・Hの噂も聞かないな。」
「それなんですよ。実はポスターが公開される直前、アイドルおたくの間に、Ｍ・Hの中学時代の秘蔵カットと称する写真が出回りましてね。無名時代のお宝ショットみたいなものならどうってこともなかったんですが、よりによってそれが無修正の全裸写真だった。どこから見ても、えげつないロリコンヌードというシロモノで」
unquote

綿矢りさ「夢を与える」では、主人公のアイドルの流出ビデオが、物語の主要プロットでした。あらすじをリンク　
プリクラ流出が原因で、解雇だれた菊地彩香、セレクション落ちしたといわれている石黒貴己を連想しました。
将来、AKB48をモデルにした小説が書かれることを期待します。頂点を極めたアイドルが、スキャンダルで失脚する、というストーリーでは、「夢を与える」の二番煎じなので、スキャンダルを克服するという話。　　まあ、これは、現実の世界で、松田聖子で、実現したとも言えないこともありませんが。

ナッキー

新聞広告で見たAKB48 （KC）

週刊新潮
NHKは映さなかった紅白“楽屋裏”歌合戦
時給450円！？　出ずっぱりで救護室送りになったAKB48

週刊文春
はしゃぐAKB48を嵐・櫻井がニラにつけた
今井舞が見た紅白歌合戦全舞台裏　密着ルポ

週刊文春
AKB48 12ページ　小誌と係争中でも48人全員登場　　　　　と小さく出ていた。

週刊ポスト
AKB48オフィシャルカレンダー　
選抜メンバー　直筆サイン入り
激レアお年玉プレゼント　応募券つき　超限定3名様

週刊現代　誌上チャリティ
AKB48　大島優子　前田敦子　板野友美ほかが参加
豪華額装一点物「生写真」にあなたの名前をサインして入れます

SAPIO
秋元康が案内する日本最強のビジネスモデル
AKB48の世界へようこそ
秋元康／オリジナルの自信と呼び込む魅力があれば「メイド・イン・ジャパン」は復活する
和田秀樹が心理学から分析　現代社会が失った平等感があるから彼女たちに惹かれる
森永卓郎／まずは「麻里子さま」「こじはる」から覚えよう　グラビアで知るAKB48の必要十分基礎知識


SAPIOの記事は、今まで読んだ秋元発言とかわりばえしないように見える。
週刊文春　４８人　というのが魅力。選抜メンバーしか出ない雑誌には、かわりばえしなくて買う気がしないので。

新聞広告にはなかったが、ぴあ
表紙：前田敦子　やっぱ、AKB48　大特集22ページ
印象に残った箇所、初めて知った知識を引用する。

高橋みなみ発言　今まで支えてきてくれた「古参」と呼ばれるファンの人たちが、日々劇場に来てくださっていたんですけど、今は自分たちよりも若い子たちが観に来てくれたり、曲へのノリ方がわからなくて目を丸くして観ている方もいたりして、こっちもドキドキします。

柏木由紀発言　総選挙がなかったころより、みんなのモチベーションが上がった気がします。私としては、まわりとの戦いというより、自分が成長できるイベントだな、お祭だな、って。

倉持明日香発言　ファン層が広くなりました。握手会で、高校生くらいの男の子がお父さんと一緒に来てくれて、「ぜひ、うちの息子の嫁になってください」と頼まれました。

藤江れいな　去年はNHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」にCMタレント役で出演した。

奥真奈美　去年5月にNHK「おじゃま丸」のテーマ曲を、「おぐまなみ」名義でリリースするなど、歌唱力も高く評価されている。


感想：高みなは、古参に対する配慮。柏木は前向き、総選挙であれ、何であれ、ポジティブに考える人がアイドルとして成功する。倉持が嫁になってくれたら、野球の話が親子でできて楽しいだろうな。

KC

YSN48

YSN48

本日の朝日新聞三面、社説の隣、教育特集記事より

昨年末菅直人政権が過去最高となる92兆4千億円の予算案を閣議決定した前日。

国会近くで、大学生による初の国家予算プランニングコンテスト「未来国会2010」が開かれた。

大学生４３人が四チームに分かれ、二泊三日の合宿で国家予算と向かい合った。

「財政破綻はひとごとではない。私たちが救いたいのは未来の日本」
東京薬価大生命科学部三年の金子浩子さんのチームが掲げたコンセプトは

目指せ！ 細マッチョ  YSN48への道

国債発行を一気にゼロにする総額48兆円の予算編成に挑んだ。


感想: YSN48 予算48兆  と考えついた金子浩子さんは、AKB48のファンなのでしょうか。 ファンでもないけど、アルファベット三文字48が自然、となるくらいAKBが一般化したのかもしれないですね。

ナッキー 

小説に登場したアイドル 鑑賞する者は、鑑賞されている （ナッキー）

小説に登場したアイドル　鑑賞する者は、鑑賞されている　（ナッキー）

私は、小説に登場した「アイドル」に興味がある。
アイドルが登場人物である小説、例えば、赤川次郎「棚から落ちた天使」
現実のアイドルの評価が語られている小説。例えば、恩田陸「チョコレート・コスモス」では、松田聖子と中森明菜の対比論がある。
アイドルを目指す少女が登場する小説、例えば、桜庭一樹「赤朽葉家の伝説」
アイドルにまつわる社会現象が出てくる小説、例えば、法月綸太郎「生首に聞いてみろ」
アイドルという言葉が比喩として使われている小説、例えば、恩田陸「中庭の出来事」
現実のアイドルが比喩として使われている小説、例えば、光原百合「最後の願い」では「南野陽子のような」と表される女性が登場。


読んでいる小説が、ミステリーに偏っているので、
ミステリー作家は、アイドルという言葉・プロットを好んで使うのか、
世の中一般の小説にも、アイドルが登場しているのか、が分からない。
それと、
ナッキーの好きな小説に、アイドルという言葉・プロットが登場しているのか（相思相愛）
も分からない。
が、本屋や図書館で、背表紙をながめていると、どの本の中にアイドルという言葉が出ているのかを、無意識のうちに透視しているのかと妄想してしまいます。

稲増龍夫氏によると、「1960年代は、スターシステム」「1970年代から、アイドルシステム」
アイドル史家の定説として、アイドルの夜明けは、1971年の南沙織の「17才」
では、本当に、今のような意味で「アイドル」という言葉が定着したのは、いつなのかという言語学的な興味もあります。

小説に登場するアイドル（という言葉）の例。恩田陸の小説は、アイドルの登場率は、5割以上で、そのうちの一つを紹介します。

恩田陸「中庭の出来事」
初版：2006年11月30日
360ページ
Quote
その一方で、ひときわ華やかな二人の女がいる。
　一人は、とても若い。アイドルのような、人目を引く容貌ではあるが、誰彼構わず振り撒くタイプではなく、思慮深さや芯の強さ、天与の知性などを感じさせる娘だ。
　もう一人は、三十代後半というところか。
　ソバージュヘアが似合っていて、そんなに美人ではないのに、そこにいるだけで注目を集めてしまうような不思議な存在感がある。表情が豊かでくるくると笑い、いつのまにか人が寄ってきて賑やかなコーナーが出来上がっている。
Unquote

二人の女性が登場し、最初の一人が、アイドルのような、と評されています。
しかし、二人の特徴を読み返すと、「誰にでも愛想を振り撒く」のがアイドルだとすると、一人目の女性は、その反対。
そして、「美人でないけど、魅力的」だという、二人目の女性は、まさに、アイドル的です。
作者は、アイドルという言葉を、見た目、一瞬見た感じの比喩で使っております。が、私は、
一人目の女性は、アイドルのように見えるけど、アイドル的ではない、
二人目の女性は、アイドルのように見えないけど、本質はアイドル的だ、
というコントラストを際立たせるために、アイドルという言葉を使ったように、感じました。

以下、アイドルという言葉はでてこないが、面白い箇所を引用。

Quote　221ページ
　人は他人に見られることで綺麗になる。女だけではない。男もそうだ。人は、他人の視線によって、第二の自分、外から見た自分というものを作り上げるのだ。
　人は見られること、演技することが快感なのだ。（中略）自分を虚構の中の登場人物とみなすことが、大きな娯楽の一つとなったのだ。（中略）ドラマの中のヒロインが、かつての大スターから等身大の身近なタイプになるにつれ、自分もヒロインになれるのだと錯覚するようになったのだ。
Unquote

「等身大の身近なタイプ」とは、「アイドル」のことですね。

Quote　222ページ
逆に、役者が集まるところには観客も集まる。「見る」ことだけが目的で、対象に没入して自分の存在を消してしまいたい者が集まるところは、どんどん不透明化していく。壁を作り、窓を塞ぎ、中を個室化する。風俗やいわゆるオタクの集う、歌舞伎町や秋葉原がその最たる象徴だ。
Unquote

この小説を初めて読んだ時は、シアターに通い始める前だったので、秋葉原という地名には、AKB48ではなく、地下アイドルを連想しました。今読み返してみると、「メンバーに名前を覚えてもらおうとするファンは、風俗に通っているのと大差はない」という喩えを連想してしまいます。

Quote　381ページ　芝居の観客に対し、作り手が語りかける
何かを鑑賞する時、人は限りなく孤独です。あなたは自分でどんな観客になるか決めなければなりませんし、拍手をするか、席を蹴って帰るかを判断しなければなりません。
　同時に、あなたは役者でもあるのです。あなたは鑑賞することで鑑賞され、あなた自身を、目の前の役者たちの中にまざまざと見ることになります。
Unquote

なっちゃんこと平嶋夏海との握手会、ファンレターを書いているナッキーが自分であることは、ずっと隠していたのですが、それがばれてしまった時に、なっちゃんに言われた一言を、ここで思い出しました。

ナッキー

読んでいて小野恵令奈を思い出した小説 （ナッキー）

書籍名：背表紙は歌う
著者：　大崎梢
出版社：東京創元社
初版：　2010年9月15日

小説のジャンルは、日常の謎ミステリーで、この小説の主人公智紀は、出版社の営業（男性）です。
主人公の出版社の出した本の著者（女性）によるイベントを行う本屋に、著者の高校の同級生が店員（男性）として勤めているという設定で、この店員が、主人公に、次のように、言います。

Quote
「『人間失格』とか、『こころ』とか、『蜘蛛の糸』、『山椒大夫』、あとはそうそう、『走れメロス』や『風立ちぬ』。どれも彼女を思い出します。会ってみたいと思う。会えるのが楽しみです。
（中略）
どう解釈すればよいのだろう。売り場に残され、智紀はしばらく立ち尽くした。途方にくれるというやつだ。結局、彼は何者？　書名の羅列もわからない。
Unquote

この6つの古典的名作で、AKB48を連想した私は、作者の仕掛けを見破っていました。
小野恵令奈と、前田敦子と、もう一人、大島優子だったか、高橋みなみだったか。チームＢはいなかったんだよね、と。

種明かしのパートを引用します。
Quote
「それなんですけど、例の古典のラインアップで気づいたことがあるんです。」
「何？」
「最近、人気の漫画家やイラストレーターが新たに装丁画を書いているんですよ。」
「ああ、さっきの」
吉野と智紀が身くらべたのは『人間失格』と『こころ』だったが、他の本もリニュウーアルされ話題になったものばかりだ。
「『走れメロス』と『風立ちぬ』は俳優やアイドルの写真になっています。でもコンセプトは似たようなもの。中身は今まで出たものと同じで、外側だけが新たな読者を摑むべく工夫を凝らされている」
Unquote

ネットで調べたところ、2009年6月に、ぶんか社より、
前田敦子　人間失格
大島優子　坊っちゃん
小野恵令奈　風立ちぬ
こちらのブログで写真を発見

太田プロの3人でした。

大崎梢の本を、5年後、10年後、20年後に読んだ人が、
「当時は、アイドルの写真が古典の文庫の表紙に使われたのか」と不思議に思うのか、
「今でも、アイドルが古典の表紙に使われているから」と違和感なく読めるのか、
多分、前者だと予想します。

この小説を初めて読んだ人で、私のように、AKB48を思い出す人がいるのか。今なら１００人いるとして、5年後には5人、20年後には一人もいたくなるでしょう。
そう思うと、ブログ記事に、残したくなりました。

ナッキー

ＡＫＢについていけない僕 日本人の遺伝子に組み込まれたアイドル好き （KC）

12月16日朝日新聞朝刊「声」の欄より
タイトル：ＡＫＢについていけない僕
投稿者：長崎市　18才

１：AKB48の人気はすざまじい。
２：しかし私は、同じ商品に複数パターンのオマケをつけるなどAKB商法といわれる販売方法が気に入らない。
３：それでもAKBの影響は大変なものだ。
４：テレビでもラジオでも雑誌でもAKB、さらには漫画まで。
５：何がそんなにいいのか私にはわからない。
６：人の考えは十人十色でありAKBを馬鹿にしているわけではない。
７：彼女らも死に物狂いで頑張っているのだろう。
８：しかしなぜだかテレビなどにAKBが出てくると「またか～」という気持ちになる。
９：何がそこまでファンを熱狂させるのか、私は知りたい。
１０：私は、AKBの話についていけないと時代遅れだと感じるような、今の世の中が嫌いだ。
１１：教室でAKBの話についていけないと、話す相手がいなくなる。
１２：ひとりぼっちになる。
１３：こんな私は時代遅れなのかと、自分にも嫌気が差すのである。


感想：
AKB48が売れてからファンになったファンは、時代遅れであり、次にブレイクするアイドル（またはアーティスト）を今から聴いているファンが時代を先行している、のだと思う。

AKB48がどんなに売れても、自転車（天地真理）、子供用品（ピンクレディ）を世に出した前世のアイドルには及ばない。
売れた期間が短かったおニャン子クラブをセールス的には超えたかもしれないが、
世の中に与えた衝撃（ムーブメント）は、おニャン子クラブの方がはるかに上だろう。

AKB48が、売れている。確かにそうである。しかし、そんなに売れているのだろうか。18才高校生が、悩むほど。

この投稿者の　７：彼女らも死に物狂いで頑張っているのだろう。　は、選抜総選挙から思いついたコメントのようである。

この投稿者は、アイドルの本質をついている。
５：何がそんなにいいのか私にはわからない。
９：何がそこまでファンを熱狂させるのか、私は知りたい。
アイドルとは、こういうもの。好きな人は好きだが、好きでない人にその良さを納得させるのは難しい。だから、投稿者は悩む必要はない。
誰もが美人だと認める女優が映画や舞台で演じるのと、アイドルは違う。前者が普遍的な美しさなら、後者は、ワケが分からないけど、いい　のである。

AKB48の何がファンを熱狂させるのか。

日本人にアイドル好きの遺伝子があり、何年に一回、それが、開花するから。

KC

天声人語 （ナッキー）

本日の朝日新聞、天声人語より引用します。

見渡すかぎり萌え萌えの秋葉原で輝いた 四萌ハ萌 (しほうはっぽう) はAKB48

四方八方、テレビやCMに登場するアイドルグループを、四文字熟語で表現していました。

ナッキー

ＡＮＺ４８ と 本家ＡＫＢ４８ （KC）

１１月２８日スポーツニッポンの記事より

タイトルは　ＡＫＢ48ファン　横浜期待の大型右腕　登録名変更直談判へ

Quote
横浜の昨年ドラフト３位の安斉が、２９日の契約更改で登録名を名前の「雄虎（たけとら）」への変更を球団に直談判する。

チームではすでに弥太郎、阿斗里の先例もあるが「名前の方がインパクトあると思うので。球団の方に言おうと思います」。
１メートル９０の大型右腕は、高卒１年目の今季は１軍登板がなかったが尾花監督からは「いい球を持っている。寺原みたい」と絶賛されている期待の星だ。
自身の背番号は４８で、グラブにＡＮＺＡＩをもじった「ＡＮＺ４８」と刺しゅうを入れるほどアイドルグループ「ＡＫＢ４８」の大ファン。
「愛着のある名前に変えて１軍で活躍したい」と話す安斉が本家ＡＫＢ４８に負けない活躍を目指す。
Unquote

AKB48ファンの野球選手が増えると、背番号４８は取り合いになる？

KC

つんく♂ が語るAKB48 （KC）

このブログの7月3日の記事 他人を貶すのがそんなに楽しいのか (ししまる) によると、秋元康は、つんくを次の通り貶めた“らしい”。ししまる氏の記事には、原文の引用がないが、次の文だと推察したので、部分引用する。
Quote
AKBは卒業→加入システムは取りません
身近に失敗例があるから

-失敗ですか・・・(笑）？

だって安倍なつみやゴマキに匹敵するメンバーが加入してもないのに
卒業させちゃったでしょ　安倍なつみのファンがモームスを応援するかっていうと
必ずしもそうではないからね　辻加護や石川吉澤も人気が凄かったけど彼女らも卒業させてしまった　
Unquote

読者から、「捏造記事を引用して記事を書いた」とのコメントを多数頂いた。
私の調査結果、これは秋元康の発言ではなく、捏造されたものであると判断したので、秋元康であれば、次のように語ったと想像する。　という記事を書いた。

それから、
秋元康が、ハロプロについて、
つんく♂が、AKB48について、語っていないか、注目していたが、11月13日（土）の日刊スポーツに、つんく♂の発言を発見したので、フル引用する。

Quote
モーニング娘。、らをプロデュースするつんく♂（42）が12日、AKB48の勢いを認めた。
この日、都内で著書「口説く　人は必ず心を開く」の発売記念イベントを開催。
取材陣を前に、「今年は、AKB48が日本のアイドル文化を大きく変えてくれた」とライバルを称賛した。
双子で生まれた長女（１）が頻繁に（AKB48を）歌うことを明かすと、
取材陣からは、「娘さんがAKB48に入りたいと言ったら？」と微妙な質問も。
それでも、つんく♂は力強く「一番がとれるなら、入れ」と話した。
Unquote

AKB48の今年の人気はすごいが、総合的な累積の評価では、まだまだモーニング娘。にかなわない。今年の人気を3年続けて、やっと追いつくという距離感だろうか。

ししまる氏の秋元康批判は、このブログの目玉（人気が高かったという意味）だったのだけど、最近は、批判はやめて、（ハロプロを）称賛する文章を書かれているようである。

KC

世にはびこるのは、４８ネタ 野球ネタにも登場（KC）

福岡ソフトバンクホークスのリリーフ勝利の方程式は、ＳＢＭ４８と言われた。
S 摂津
B ファルケン・ボーグ
M 馬原
４８←背番号です 甲藤
登板する順番は、４８・Ｓ・Ｂ・Ｍなので、厳密さに欠ける。

週刊ベースボールの読書アンケート「育成選手はもっと多くなって良いか」
アンケート結果は、良い６０％、現状がよい１７％、少なくて良い２３％
プロ野球とAKB48を比較すると、
チームメンバー　一軍
チームメンバーだけどメディア出演がすくないのは、1軍と2軍の間
研究生　　　　　二軍
研究生に合格したばかりでシアターデビューしていない　育成選手
となぞらえることができる。

プロ野球では、一軍と二軍で、70人の枠があり、71人目からは育成選手でないと採用できない。
70人の選手枠を使い切って、育成枠を採用するチームもあり、
70人の選手枠を残して、育成枠を採用するチームもある。（人件費を抑えるため。）
以上の知識をふまえると、この野球雑誌に載っていた、次の一コマ漫画が笑える。

登場人物：加藤コミッショナー、秋元康らしき眼鏡をかけた男
台詞は、
秋元康「育成枠を拡大、支配下登録枠は、48人に減らして、選挙で定期的に入れ替え。これですよ。」
加藤コミッショナー「ＮＰＢ４８ですか・・・」

AKB48からすると、48人いるのは、AKB48だけで、SKE、SDN、NMBはまだ48人いないと、つっこみたくなるが、
野球ファンからすると、「球団経営が厳しい中、49人目以降を育成選手の安い給料ですますことができれば、コスト低減になり、助かる。」という意味深な漫画となっている。

「選挙で入れ替え」　野球における試合の成績と、AKB48における総選挙の票数は同義と考えると、意味のある漫画となっている。

総選挙、AKB48、野球専門誌の漫画に載るほど、普及したという事例として紹介した。

ＫＣ

AKBバッシング？

最近メディアによるAKBバッシングとも言える記事が目立つ様になって来た。

恐れ入ったのは夕刊フジ

以下引用：

【芸能ニュース舞台裏】「ＡＫＢ好き」モラルのなさに関係者苦笑い (夕刊フジ)

　「ＡＫＢ好き」は、メディア各所に深く浸透している。特にオジサン向けの某週刊誌では－。

　「４週連続でＡＫＢ４８の表紙ですからね。初回の号では、コンビニ売り限定でクリアファイルをつけたんです。その見本が１００部くらい編集長の机の上に置いてあったんですが、それがなんと全部ではないんですが、無くなっていた…。ＡＫＢを前にすると、メディアのモラルもあったもんじゃないですよ」と関係者は半ばあきれながら苦笑いだ。

引用終わり

これって本来の主旨は「モラル無きメディアの実態」とすべきででしょう。
別にAKBグッズでなくともこの業界の人達は公私混同ひどくて勝手に持ってっちゃうんだから。

傑作だったのはチームKの秋元さんと広井王子さんのニュース。
独身女性が男性の部屋に泊まったら何かあるに違いないって決めつけ方。
まあそう言う腐った業界なんでしょうが、マスメディアってところは。

彼女の人柄を知る人ならば、たとえそれが数回の公演での事であったとしても秋元さんがそう言う女性で無い事は秋元推しで無いファンでも分かります。
それはとっても似合わない話しです。

メディアって何でも良いんですよね、それが売れそうな話しならば。
でもそう言うのってその業界以外の人からは軽蔑されるって分かってるんでしょうか。悲しい人達。

テッド

ＡＫＧ４８ （ＫＣ）

新聞にＡＫＧ４８という記事を見つけたので、ネット検索した。
しかし、「ＡＫＢ４８ではありませんか」　とのメッセージがでて、新聞記事の内容に行き着かない。

そこで、「ＡＫＧ４８　赤城山」　　あ＝Ａ　か＝Ｋ　ぎ＝Ｇ　　で検索すると、新聞記事の内容が見つかった。

新聞記事の引用：
群馬県にＡＫＧ４８が誕生した。
人気グループＡＫＢ４８に対応するようなこの名前、地元赤城山近辺でできる地酒やハムなど特産品48品を表す。
東京・銀座のアンテナショップなどで販売される。
キャンペーンを担う「赤城姫」「淵名姫」のふたりが上京してＰＲした。（カラー写真）
「赤城山は眺めるだけで元気をくれる」
「元気をくれるのがＡＫＢ４８との共通点です」
姫２人のセールストークは、アイドル並みに息が合っていた。


感想：ＡＫＢ４８のＭＣは、「グダグダＭＣ　どうですか？どうですか？」と、自虐的に歌われているように、息があっていないことを売りにしているので、「セールストークがアイドル並み」というのは、いかにも新聞記者が書きそうな紋切り型の表現だと思った。

群馬県の広報？　赤城山の恵み　AKG４８祭　
このＨＰを読むと、ＡＫＧ４８が、大きくＰＲとして扱われているわけではない。

新聞には、赤城姫２人の名前「福田麻梨枝２３才　角田美佳２１才」が出ていたので、ネット検索した。
上毛新聞ニュース　に写真　
将来、ＳＤＮ４８のオーディションに合格されたら、ＭＣで、「元ＡＫＧ赤城姫の福田麻梨枝です」と言うことになる？

ＫＣ

必要以上に引用される「AKB48」 日本最初のアイドルとは？（KC）

8月8日の朝日新聞の書評を引用する。さて、どんな本の書評でしょうか。

引用開始
書名：星と輝き花と咲き
著者：松井今朝子
評者：酒井順子　エッセイスト
AKB48のメンバーたちは、恋愛禁止なのだそうです。
アイドルでもフランクに恋愛する人が多い時代に、そのルールは目立ちます。
AKB48のみならず、聖子ちゃんにしても、百恵ちゃんにしても、女性アイドルと恋愛や結婚という問題は、常にファンの心をつかむものです。
処女性こそがアイドルの最大の魅力だとしたら、恋はアイドルにとって最大のタブー。
しかしアイドルは、一人の若い娘さんなのであり、恋をしないはずがないのですから。

（以上が前振り、ここから書評が始まる。書評の部分は省略して、後半の締めの部分へ続く）

綾之助は、立派に選んでみました。
その選択は、アイドルとして頂点を見たからこそ、下すことができたのではないかと思われる。
つまりこれは、運命と選択の物語だったのでした。
「あれも、これも」という人ばかりの今であるからこそ、
「あれか、これか」という生き方をする女性の潔さが今は新鮮なのであり、
その新鮮さをだすために、AKB48も恋愛禁止にしているのかもね、と本書を読みながら私は思っていたのでした。
引用終わり

AKB48が恋愛禁止というネタを論じた評を、このブログで誰かがとりあげていた記憶があり、同じ論者＝酒井順子なのかと、チェックしたが、違う論者だった。こちらの記事　松本侑子「現代っ子だけに、おニャン子クラブと比べる素人臭さがなく洗練されている。正統派アイドル路線なのでもちろん恋愛はご法度。片思いはいいらしいが、両思いはバツだそうです。」

さて、冒頭の書評は、明治時代の女義太夫を論じた本である。
明治時代の芸能と、平成のＡＫＢ４８を結びつけるのは、牽強付会であり、芸能というジャンルは共通だが、何ら共通点がない。
義太夫愛好者が、AKB48なるアイドルになぞらえて論じられていることに、不快感を抱くのではないかと、AKB48ポジションの私は心配してしまう。

論者の酒井順子が、この本を読んで、AKB48を連想したのは、主人公の女義太夫は、「明治時代のアイドル」というキャッチコピーに、単純にものせられたからだと推察する。
宣伝の書評をネットより、2件引用する。

人気も才能も桁外れの竹本綾之助　
人気に惑わされず一途に芸の道を生きる明治のトップスター綾之助と、ステージママとしてその活躍を支え続けた母。しかし、その二人三脚の日々は、唐突な終わりを迎えて…。日本最初のアイドルとファンのどこまでの熱い物語。

講談社のHP　
その少女の声に、姿に、日本が夢中になった
馬車鉄道に錦絵（ポスター）がはためき書生たちは人力車を追いかける。
元祖アイドル＋元祖追っかけ！　


新聞に「アイドル」という言葉が出てくると、「ソ連のアイドル・ゴルバチョフ」であり、「社会党のアイドル・土井たか子」であれ　（←本当にこういう新聞記事があった）、くまなく、もれなく、チェックしている私だが、明治時代にもアイドルがいたというのは初耳である。

女義太夫を「アイドル」と定義してよいものか、この本を読んで、自分自身の目で判断してみたいが、

「出版社の講談社が、アイドルというキーワードを宣伝に入れることで、売り上げを伸ばそう」
「現代のアイドル好きが、明治時代のアイドルに興味を持って、本を買うかもしれない。」
という商業主義の匂いを感じる。

書評者の酒井順子は、さらにAKB48になぞらえることで、講談社の作戦にのっている。
そして、私は、商業主義の罠にはまっていると自覚しながら、この本を買う。

まさか、
「ＡＫＢ４８チームＢのファンよりというブログは、芸能欄以外に、ＡＫＢ４８という文字を見つけると、必ず引用して、間接的に宣伝してくれる。」
と、講談社が考えたとは思わない。このブログには、そんな影響力はないのだから。（理性では分かっているが、つい妄想した。）

不必要に引用されるほど、ＡＫＢ４８は、世の中の知名度を獲得した。その例として、記録を残した。

ＫＣ

AKB147 とは何か と思って買った新聞記事 (KC)

絶対に正解が出ないと思うクイズ：　この記事のタイトル　ＡＫＢ１４７　とは何か。


新聞の見出しで、ＡＫＢという文字があると、つい買ってしまうのだが、この見出しの「こじつけ度合い」は過去最高だった。

７月２１日
西日本スポーツ　（１８面、１面の反対の裏のページ）
購入場所：　旅先の博多駅

見出し：ＡＫＢ１４７件

小見出し：篠田麻里子さんも興味津々
「馬　アジアを駆けた二千年」展　九州国立博物館で９月５日まで。
ＪＲＡ強力　楽しい競馬コーナーも
本文：　芸能界の「一番人気」も展覧会を応援。１９日特別会場で人気アイドルグループ「ＡＫＢ４８」メンバーの篠田麻里子さん（２４）＝福岡件糸島出身＝のトークショーが開かれた。篠田さん自身がＪＲＡのテレビＣＭなどに出ていることから企画された。　（以下、篠田麻里子のインタビュー）

トークショーの告知　リンク　

地元九州でトークショーを行った篠田麻里子のインタビューを引用し、地元新聞社が主催する博物館の展示をニュースにしている。どこまでが自社の宣伝か、どこまでが報道なのかよく分からない書き方だが、

Ａ
Ｋ
Ｂ
１４７　と、わざわざ、こじつけて見出しにしなくても、記事としては十分役目は果たしている、との感想を持った。

ＡＫＢと出ているだけで新聞を買う私のような人間もいるから、見出しの効果はゼロではなかった。

Ａ：　アジアの歴史
Ｋ：　語りかける
Ｂ：　馬具、絵など
１４７件

バグ　と聞くと、普通は、コンピューターのプログラムのバグを思い出すけど、馬具でＡＫＢのＢですか。感心した。

ＫＣ

クイズ 千葉ロッテマリーンズ的場選手の応援歌 （ナッキー）

ネットで見つけた情報によると、千葉ロッテマリーンズ的場選手の

2010年6月30日からの登場曲は、AKB48の「ポニーテールとシュシュ」、2打席目は「大声ダイヤモンド」、3打席目は「言い訳Maybe」となっている。ただし、これは的場本人の意思ではなく、福浦和也に決められたもので、本人もファンではない。これをネタに、7月2日のヒーローインタビューでは「AKB48ファンクラブ会員番号67の……」と言った（67は自身の背番号）

登場曲とは、打席に入る時に、ＢＧＭとして流れる曲です。
的場選手のポジションは捕手。レギュラーは里崎で、的場は控えなので、運がよければ千葉マリンスタジアムで、ＡＫＢ４８の曲がかかります。

さて、クイズ。

このＨＰの一番上の映像　に、的場選手の応援歌　（外野スタンドの応援団が合唱する歌）　が出ています。
ＡＫＢ４８の曲だと、雑誌で読んだので、聴いてみましたが、曲が分かりませんでした。

どのシングル曲か考えて、あてはまる曲がなかったからです。
ところが、これはシングル曲ではなかったのです。

「的場直樹の出番だ、おれたちの期待にこたえて、それ打て的場」と歌っています。

ヒント、チームＢの曲。

さて、どの曲でしょう。

ナッキー