AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

ゴルフは握手会のようなもの (ナッキー)

2011-05-27 17:32:41 | アイドル鑑賞論、趣味人、趣味論
ゴルフは握手会のようなもの (ナッキー)

テッドさん、ゴルフの記事には、「AKB48に関係無い話題で失礼しました。」と書いてありますが、

営業マンにとっての、ゴルフは、アイドルにとっての、握手会 ではないでしょうか。

ゴルフが好きで、お客様との仕事ゴルフでさえ、楽しくて、喜んでやっている営業マンもいる、一方で、ゴルフが嫌いで、いやいややっている営業マンもいる。
握手会が好きで、ファンと仕事で握手するのが、楽しくて、喜んでやっているアイドルもいる、一方で、握手会が嫌いで、いやいややっているアイドルもいる。

仕事でゴルフをする必要なない職種だけど、多くの職場にゴルフをやれとの圧力があるサラリーマン世界。
これに負けないで、ゴルフをやらない趣味人を、アイドルにたとえると何でしょうか。

空気をよまずに、人と違うことをするサラリーマン
空気がよめずに、和を乱すアイドル? うまいたとえが見つかりません。

自己主張をしないことを想定されているサラリーマンと、アイドルはある意味共通性があるでしょう。チームで仕事をしますので。

ただし、サラリーマンも、上から言われた通り、前例の通りに仕事をしていては、会社に貢献できません。創造性が求められる。

アイドルだって同じで、お人形ではダメ。個性が求められる。
指原莉乃・大家志津香・秦佐和子の速報順位がよかったのも、個性が光っているから、「なろほどね」、と思う。


あえて、徹底的に、お人形を演じるのも、アイドルとしての王道です。
あえて、徹底的に、趣味人を演じて、職場の和に同調していないナッキーは、これかも。

「本当は、空気が読めるのに、何故、よめない振りをする。」と、聞かれることもあります。
「アイドルを見る時間を最大化したいから」、と答えるのも、面倒くさい。

ナッキー
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アイドリアンはゴルフをする時間がない (ナッキー)

2011-05-20 00:54:35 | アイドル鑑賞論、趣味人、趣味論
アイドリアンはゴルフをする時間がない (ナッキー)

テッドさんは、仕事でゴルフをしますが、私は、ゴルフをしたことがありません。
ゴルフを誘われたことはあります。
ゴルフは面白いスポーツらしく、ゴルフ好きの人は、熱心に「一緒にやろう」と誘ってくれました。

私は、ゴルフが嫌いだから、やらないのではなく、
私の人生に、「ゴルフをする時間がないから、やらない」のです。

趣味は三つしかありませんが、アイドル・野球・相撲、それぞれ深く鑑賞しているので、物理的にゴルフに投入する時間がありません。

趣味の原資をかせぐための仕事もありますし、家族もいるので、特に子供二人が小学校の間は、土日3時間ずつ勉強を教えていました。

世の中で、これだけ人気のあるゴルフ、周りの人が、これだけ熱心に誘うゴルフ。万が一始めてしまい、面白かったら、仕事をする時間がなくなり、会社を首になるかもしれません。

直観的にそう感じたので、ゴルフには、一切手を触れようとしませんでした。

「会社を首になるかもしれないから、ゴルフはやりません。」では、論理の展開が分かりにくいので、

「私は、大勢の人が楽しんでいることはやりません。大人になっても、アイドル鑑賞を続けるように、人のやらないことを、自分はやる主義です。」と言って、ゴルフの誘いはお断りしていました。

社員旅行に部員を参加させることに命をかけている故に、私が尊敬していた金O一也氏は、ゴルフがお好きでした。

ある日、金O氏と、トイレで、連れションになった時に、次のように言われました。

「ナッキー君。最近は、ゴルフをやる人が少なくなったんだ。部のコンペも予定人数が埋まらない。
 君は確か、大勢の人がやるから、ゴルフはやらないと言っていただろう。
 ゴルフをやる人は少数になったのだから、始めたらどうかね。」

「おぬし、なかなか言うではないか。」と思いました。
部長ともなる人は、過去の部下の発言 (嫌いな部下でも) をよく覚えていて、こうやって、部下を掌握するのかと。

それ以来、私は、嫌いなアイドルの発言でも、丹念に聞くようになりました。


ナッキー
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K4「偉い人になりなくない」は私のサラリーマン人生を歌っている。(仲川遥香命名 ウルトラナッキー)

2011-05-19 00:27:47 | アイドル鑑賞論、趣味人、趣味論
アイドリアンは出世しない K4「偉い人になりなくない」は私のサラリーマン人生を歌っている。(仲川遥香命名 ウルトラナッキー)

仲川遥香とウルトラナッキーの話題は文末に。

今では、メール抽選はあたりませんし、キャンセル待ちが当たっていないとモニター観戦もできませんが、このブログを書き始めた2008年頃は、毎日秋葉原に通っていました。
サラリーマンなのに、何故、毎日(当たればシアター、当たらなければモニター)観戦できたのか。
それは、私が、「出世しなかった」からです。
出世とは、例えば、役員とか、部長とか。

私は、入社する前から、偉い人になるより、自由な人になりたいと思っていました。
正確に表現すると、窓際族になりたかった。

自由に時間が使えて、趣味を楽しめる人生。自由人のイメージ。
出世して、責任の重い立場になると、どんどん不自由になり、アイドル鑑賞の時間が減ることを、学生時代からよんでいました。

一方、趣味を楽しむには、お金も必要ですから、趣味を楽しむ時間を確保しつつ(出世しないで)、趣味のためのお金もえる(最低限会社を首にならないように、仕事のできる社員となり少しでも多く給料をもらう)を両立しなくてはなりません。

30年以上もサラリーマンを経験した実感ですが、仕事ができる人が出世しないことは、実は難しい。そして、その難しさを、私は新入社員の頃から予見していました。

30年後に、毎日秋葉原に通うことまで予知していたわけではありませんが、どうやったら出世しないですむかを、会社生活で、日々考えていました。

そこであみ出した戦術の一つが、会社の業績に関係ない部分で、会社に反抗することです。
出世をしないことだけを目指すのでしたら、仕事をさぼったり、手を抜けば簡単に実現します。
しかしそれでは、アイドル鑑賞の原資という給料が減ります。給料を減らさず、出世しないために、私は、社員旅行という制度に目をつけました。

以下、2008年に書いた文章で、「回想のコミュニケ折衝」長くなりますが、興味のある方はお読みください。今AKB48ファンのナッキーは、若い頃こんな会社生活をおくっていたという感じで。



Quote  日経新聞サイトの引用です。

 英会話学校最大手NOVA(大阪市、破産手続き中)の猿橋望元社長(56)が、社員が積み立てていた互助組織の資金約3億2000万円を同社の運転資金として流用した疑いが強まり、大阪府警捜査2課は21日、猿橋元社長を週内にも業務上横領容疑で立件する方針を固めた。「駅前留学」の宣伝で集めた約30万人の受講生や、外国人講師らを巻き込んだ経営破綻は、刑事事件に発展する見通しとなった。

 関係者によると、NOVAには全社員が加盟する「社友会」という福利厚生のための互助組織があり、給与から月額1000—1500円を天引きして積み立て慶弔費などに充てていた。猿橋元社長は2007年7月、積立金約3億2000万円を同社の運転資金に流用した疑いが持たれている。

Unquote

NOVA元社長の記事を読んで、ある人物を思い出した。金O一也、私の元上司。
彼は、社員から社員旅行の積み立て金として集めた金を、社員旅行に参加しない社員に返却しなかったこと。(注)
私は、彼の罪を告発するために、人事申告書に記載した。

書いた理由は、金を返して欲しかったからではなく、不合理な権力行使を指摘された上司の反応が知りたかったから。いじめられるかもしれないという好奇心もあった。

(注)積み立て期間の途中で転入してきた社員で、社員旅行に参加しない者は、積み立て期間をさかのぼって、金を徴収された。 

意味分かりますか???

例えば、積み立て期間が、2007年1月から2008年12月の24ヶ月で、月2000円、総額48000円とする。

2008年10月に転入した人は、3ヶ月分6000円を積み立てており、彼(または彼女)が旅行に参加しないと、罰則として、48000−6000=42000円払わなければならない。たとえ、参加できない理由が、自分の結婚式であっても。


人事申告に基づく、課長との人事面談を回想。

時代背景として、談合は法律では禁じられていたけど、逮捕されることはほとんどなかった頃の話です。

課長:ナッキー君、この 「私の職場では、犯罪が行われている。社員旅行の積立金を、参加しない者に返却しないという犯罪が。」というのは、どういう意味?

ナッキー:横領という犯罪ですよ。旅行に参加しない人には、積立金を返却しないと、まずいですよ。

課長:そういう提案をすればよいじゃないの。人事申告に書かなくてもよいでしょう。

ナッキー:提案の場がないでしょう。私が課長に頼めば、部長に提案してくれるんですか。社員旅行の積立金は、参加しない人に返却されるんですか。

課長:ナッキー君からこういう意見があったということは、言うことを約束するよ。

ナッキー:でも、それで終わりでしょう。一個人の意見が、口頭で伝えられ、否定され、何も残らない。私は、自分の意見を、in writing で書き物として残したいんです。自分の意見が通るなんで、全く思っていませんから。書くことに意義があるのです。
この部で、こういう事実があると、他の部門に知らせる唯一のチャンスですから。

課長:これは、君の将来にとって、得になることではないと思うよ。訂正を強制するつもりはないけれど。

ナッキー:私の将来にとって、得にならないのではなく、課長の現在にとって、損になるんでしょう。部長の方針に従わない部下がいると、管理責任を問われ、管理能力がないという評価になるから。

課長:それを認めるよ。でも、ナッキー君が自分の部下である時点で、あきらめているから。純粋に、君のためを思って言っているんだ。そこは分かって欲しい。

ナッキー:私の意見は、合理的ですよ。でも、部長のやり方が正しいのかもしれない。強制されて、参加したくもない社員旅行に参加した社員の士気が向上し、会社の業績が向上することがあるかもしれない。
意見の相違があるのは、悪いことではない。私は、社員旅行にいかない人には、積立金を返すべきだと思う。それを書いて、自分に不利益、たとえばボーナスの査定が悪くなったり、昇進が遅れてもよい。意見を言わないで、高いボーナスを貰って、昇進が早くなるより、すがすがしいでしょう。自分の意見を曲げてまで、出世しようなんて、思いませんから。

課長:犯罪 という言葉は、書き換えてくれないか。

ナッキー:でも、犯罪は犯罪でしょう。談合も犯罪だし、セクハラも犯罪。

課長;談合とセクハラと、社員旅行は違うでしょう。談合・セクハラは、やったら逮捕されるが、社員旅行の積立金を返さなくとも、逮捕はされない。

ナッキー:本質は同じですよ。例えば、賭け麻雀をしても、逮捕されない。「逮捕されないから、犯罪ではない」とは言えない。逮捕しないのは、警察がコストをかけて、全ての賭け麻雀を取りしまることに、経済合理性がないから。金額が大きければ、賭け麻雀でも逮捕される。小さな額の賭け麻雀も犯罪だし、小さな額の社員旅行積立金横領も犯罪です。(注)

課長:理屈は分かった。本音を話す。この人事申告の記述が原因で、部長が、ナッキー君を飛ばすと困る。君がいなくなると、この課の仕事が回らない。君のパフォーマンスの高さ故に、仕事が集まってきている面はあるし、君がいなくなると今の課の実力を維持できない。それに、将来、君を海外駐在員にして活躍してもらわないと。

ナッキー:分かりました。でも、不正を不正と書きたい理由は、別のところにあるのです。先ほども言ったように、社員旅行の積立金が返ってこないのは分かっていますし、返して欲しいとも思っていません。私は、将来、法律違反を犯すリスクを低減したいのです。社員旅行の積立金の不正を、人事申告に記載しておけば、誰が見ても、「こういうことを書く奴が、談合の仕事のポストにつけば、公取に告発する」と思うでしょう。そこを狙っているのです。

課長:そんな深謀遠慮をする必要はない。海外商談を専門にしている君が、国内の営業の仕事をすることはない。

ナッキー:例えば、ロッキード事件で、贈賄の罪で逮捕された人は、個人が着服するためでなく、皆さん会社の利益のために、身を粉にして働いたわけでしょう。私は、「そんなことは、決してしませんよ」、という意思表示を、人事申告に残しておきたいのです。

課長:うちの会社は商社ではないから、ロッキード事件のような仕事はない。それに、社員旅行の積立返金せよ、と書いて誰も、君のそのリスク低減の意図まで、忖度できないと思うよ。

ナッキー:これは、イメージ戦略なんです。社員旅行から贈賄を想像することはないけど、どこかで人事を決める時に、ある個人のとっては危ない仕事だけど会社にとっては大事な仕事で、誰かがやらなくてはならない仕事があったら、まず、ナッキーは候補からはずす、というイメージが大事なんです。

課長:もう十分、イメージは定着しているよ。これ以上書く必要もないと思うけれども、どうだろう。

ナッキー:こういうことは、しつこく、積み重ねていく必要があるんです。ある時、私の意図を忘れた上司が、間違って私を危ないポストにつかせるとも限りませんし。

課長:君は、「組織人 でないイメージ」を望んでいるんだろう。それは、実現しているよ。
社員旅行に出ないだけでなく、社員旅行のやり方まで批判しているんだから、だれも、君が組織に埋没し、組織に頼らないと生きていけないサラリーマンだとは思っていないよ。

ナッキー:ところで、人事申告は、どうすればよいのですか。

以下は、国際政治での、二国間交渉結果のコミュニケのワーディングをどうするかという、技術的な折衝なので、省略します。

補足:注:NOVA元社長の逮捕の記事を読んだ時に、金額が大きければ、やっぱり犯罪ではないか。私の言った通りだ、と思って、メルマガに書きました。

以上

N1129 社員旅行の効用

週に5回メルマガを書いていて、返事・コメントをいただくことはほとんどないのですけど、家族ネタ、近況ネタ、会社の仕事ネタは、比較的多くのコメントをいただきます。昨日の社員旅行ネタにも、何通かコメントいただきました。

私の文章の書き方で、誤解を与えるおそれを感じたので、補足をします。

社員旅行の強制参加(あるいは、積立金の横領)に異議を唱えたのは、腹を立てたからでも、義憤からでもありません。

面白かったからです。

建前上は、訂正を要求することすらできない、人事申告書に、

「私の職場では、犯罪が行われている。社員旅行の積立金を、参加しない者に返却しないという犯罪が。」と書くのは、部下による上司いじめかもしれません。

結果として、私がいじめてしまったのは、犯罪を犯した金O氏ではなく、中間管理職であり、その方には悪いことをしているなあという意識はありましたが、面白さにはかえられませんでした。

そんなことをして人間関係が悪くならないのか、と思われるかもしれませんが、金O氏ご本人と、私は、「人からどんな非難を受けても、自分の信念を曲げない」という面で、非常に似ていますし、会社に理想のゲマインシャフトを築きあげようという金Oの理想と、

給与という対価のある仕事以外のあらゆる拘束から自分だけ逃れるため、会社をゲゼルシャフトとして対峙するナッキー(注:こうしないと趣味人・アイドリアンとしての職業をまっとうできないから)、とは、

考え方は正反対でいしたが、極右と極左が、武力による体制転覆という共通の手段をとるように、(たとえが極端かもしれません)

お互いに、「お主 やるではないか」という目で見ていたと思います。

現在の私は、会社の方と食事をしたり、飲みにいくことは、ほとんどありませんので、会社との対峙の理想を実現し、確保した自由時間を、職業のために使うことができています。

これも、金O氏が、社員旅行を強制してくれたから、自分の理想に早く気づくことができたという面は否定できません。

実は、入社4年目の社員旅行に私は参加しています。その時は、そんなに強制されたという気はしなかった。

しかし、今は、反省している。

当時は、職業意識が甘かった。

今もし、社員旅行があったら、(今の職場にはありませんが)、積立金を倍とられたとしても、参加しない。残り少ない人生の時間に、給与をもらえないことで、会社の時間を費やす気にはならないし、アイドリアンという職業を真剣にまっとうしたいと思うからです。

明日死ぬかもしれない。
死んでいく時に、自分は直前まで、アイドルを鑑賞するという仕事を全うしたか、自問自答するだろう。
社員旅行に参加していたのでは、その回答は、否となってしまう。

ウルトラナッキー

2008年6月25日

WIKI抜粋です。Quote

地縁や血縁で深く結びついた伝統的社会形態であるゲマインシャフトの対概念として、テンニースはゲゼルシャフト(Gesellschaft)を提唱した。
ゲゼルシャフトは、近代国家や会社、大都市のように利害関係に基づいて人為的に作られた社会のこと(近代社会)。
ゲマインシャフトとは対照的に、ゲゼルシャフトでは人間関係は疎遠になる。

Unquote

補足: ウルトラナッキーとは、私が100MVPの時、チーム全員がサインするTシャツの名前を、「ナッキー」 としたことに対して、仲川遥香が、「ウルトラなっちゃんファンのナッキーだから、ウルトラナッキー」と命名してくれたことが由来。当時、ペンネームで「ウルトラナッキー」を名乗っていました。
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アイドルを趣味のジャンルとして後世に残すために、落語評論を勉強する (ナッキー)

2011-04-11 06:54:03 | アイドル鑑賞論、趣味人、趣味論
アイドルを趣味のジャンルとして後世に残すために、落語評論を勉強する (ナッキー)

私の趣味は、アイドル鑑賞ですが、相撲と、プロ野球(MLBを含む)も好きです。
この3つの趣味を比較すると、相撲鑑賞(相撲評論)と野球鑑賞(野球評論)は、昔から趣味として認知されていたのに対して、アイドル鑑賞(アイドル評論)は、世間一般では趣味として認知されていませんでした。(文化として認められていなかったのが理由でしょう。)

私が若い頃、「アイドルが好きです。」と言うと、「この人おかしいのではないか。」と相手に思われることが多かったです。
そう思われたいから、わざと言っていましたけれど。

その一方で、「アイドルが趣味」と言っても違和感がない世の中を作ろうという遠大な(?)目標をたてて、日々アイドリアンを実践してきたのが、現在の私・ナッキーの実像なので、趣味論というジャンルに興味があります。
本ブログでは、、「高尚な趣味を楽しんでいる」と、他人から思われたいという気持ちが強いという趣旨の記事を書いたことがあります。

趣味論を論じたいので、私は、「趣味や特技を持つ人、持ちたい人が集まった趣味人の横割りサークルです。色々な趣味の世界をお互いに楽しんだり、教えたり教わったりして、楽しい仲間作りを広げ、文化や芸術のネットワーク化をはかる非営利組織」であるサラ文というサークルに参加しています。
参加したのは30代の頃でしたが、「アイドルが趣味」と言う私に、関心を持つ人はいても、「この人はおかしい」という目で見られることはなく、さすがに趣味を極めている方々には偏見がなく、本質を見ておられると感心しました。

このサークルの方で、落語が趣味の方から、次のようなアドバイスを頂きました。

「江戸の昔から、日本には、いろいろな文化があったでしょう。
落語のように、現代に残っている文化もあり、消えてしまった文化もあり。
落語が文化として継承され続けているのは、落語評論の力が大きい。

評論されることで、落語の文化としてのレベルが上がるし、鑑賞者が増えることで収入を得る。
どんなに素晴らしい文化でも、儲からなければ、消えてしまう。

新しいファンを増やし続けたのは、もちろん落語そのものの面白さによるが、落語の面白さを語り続けた評論家の力も大きい。
単なる宣伝ではだめで、評論そのものが面白くなければ読まれない。面白い落語評論が、文化としての落語を継承していくという構図がある。

ナッキーさんが、アイドルを文化として定着させたいという野望があるなら、自らの言葉で、語り続けたらいかがでしょう。」


言われた時には、「なるほどね」と思い、友人・知人にアイドル評論をメルマガで送ることから始めました。
このブログは、テッドさんの佐伯美香への想いから始まったのですが、私のメルマガの読者であったテッドさんが、「自分はアイドルについて詳しくないので、そんなに記事を書けないけれど、ナッキーさんのメルマガをブログに載せてもらえば」という発想で始めたもの。
このブログが、複数のライターによって書かれているのは、こういう背景によるのです。


さて、サラ文の落語趣味人のアドバイスを聞いた時に、
落語評論のロジックや、鑑賞の手法を、一度は勉強してみたいと考えました。

が、落語自体への関心がないので、今まで真剣に勉強したことはありませんでした。
ときどき(5年に一冊のペース)、落語の本を読むくらい。
これまで、アイドル評論に役立つ落語評論には出会えていませんでしたが、ようやく面白い本に当たりましたので、読後感を次の記事で。

ナッキー
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2月12日研究生昼公演 文化の継承には鑑賞者が必要だと思います。 (ナッキー)

2011-02-16 00:00:37 | アイドル鑑賞論、趣味人、趣味論
2月12日研究生昼公演 文化の継承には鑑賞者が必要だと思います。 (ナッキー)

テッドさんも、私も当選し、連番で入場。昔は頻繁に、連番で入場していましたら、昔っていつでしょう。K4(通称)マンモス公演が一番多かったような記憶があります。

私は、2月4日、2月6日おやつ、2月12日昼と、研究生公演ばかりですが、かなり頻繁に当選しています。1月まで6枠持っていた柱の会が4枠に減った直後に、当たりだしたので、これは、

単に私の運がよいのか、偶然が重なったのか  それとも  正規チーム公演は超人気で当たらないが、研究生公演は人気が落ちているのでしょうか。

2月12日昼公演はもともと、市川美織の生誕祭と発表されていました。
当選した時は、ラッキー、生誕なのに、よく当選したなあ、と思いましたが、別の仕事が入ったようで、生誕祭は延期。

MCで鈴木紫帆里が、
「川栄李奈ちゃんには誕生日にメールした
みおりんには、メールできなかったので、電話した
そしたら、高校2年生の声で話している
ああ言う感じじゃなかったので (フレッシュレモンになりたいの という声ではなかったので)
何度も、みおりん、みおりん、みおりんだよね、と確認しちゃいました。」
と言っておりました。

2月19日のおやつ公演は、鈴木紫帆里の生誕祭。
誕生日が早く来た市川美織より先に、鈴木紫帆里の生誕をやるようです。
研究生なので、モニター観戦はできると思いますが、テッドさんは見に行くのでしょうか。

私の3つの趣味のうちの一つ、大相撲が大変なことになっており、どうすれば相撲は人気がでるか、どうすれば八百長をなくすことができるかを考え、羽黒蛇のブログに書いているので、アイドルの記事をたくさん書くことができず、停滞しています。

アイドル(とアイドルファン)は、
歌唱力がない、ジャリだ、大人が鑑賞するものではない、消えて残らない、実力がない、見た目がかわいいだけで裏では何をやっているか分からない、アイドル好きはロリコンで変態 などなど、さんざん批判・非難・暴言を浴びせられてきましたが、

それでも、アイドルが好き、

というファンがアイドルという文化を継承してきた のだと思います。
文化の継承には、作り手だけではなく、鑑賞者が必要。

相撲も、今は、さんざん批判されていますが、    それでも、相撲が好き  
というファンがどれだけいるかで、文化の継承が可能か、断絶してしまうのかの命運が分かれると思っています。

アイドルファンを一人でも増やすように、このブログを書き、
相撲ファンを一人でも増やすように、羽黒蛇ブログを書いています。
アイドルという文化も、相撲という文化も、少なくとも、私が死ぬ時は、続いて欲しいものです。

ナッキー
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AKB48シアター・モニター観戦で、趣味人としての胆力がついた (ナッキー)

2010-09-29 00:00:50 | アイドル鑑賞論、趣味人、趣味論
私は、羽黒蛇というペンネームで、こちらの相撲ブログを書いています。
9月12日から26日の15日興行のうち、14日間両国国技館に通いました。休日7日、有給休暇2日、フレックス退社5日。フレックス退社するために、早朝出勤したので、体力的にはきつい二週間でした。

相撲の現場に通ったのは、白鵬の60連勝越えという相撲史上70年振りの出来事を生で見ようという趣旨。
アイドルにしろ、相撲にしろ、野球にしろ、素晴らしいパフォーマンスを生で観戦するのは、単純に面白くて、楽しいです。

52才のサラリーマンが、これだけ趣味に時間を投入できることに、まわりの人からは、あきれられたり、「すごいね」と感心されたりしますが、この二週間の国技館通いは、相対的には楽でした。
2007年、2008年の、まだチケットが頻繁に買えた頃のAKB48シアター通いの当時に比べると。

一時期、チケットが当たればシアター観戦(それも立ち見が多く)、はずれるとモニター観戦して、50代サラリーマンとしては、体力的には大変なことをしていました(と回想)。相撲は必ず座って見ることができるので、観戦中は体力的にはきつくない。

回想のAKB48。
観戦すると、ブログに書きたい。その日のうちに書き終わらすために、睡眠時間が減る。
シアターに通うためにフレックスで帰る必要があるから、朝早く出勤する。ますます睡眠時間が減るという循環。

たまに一順で最前で見たり、平嶋夏海さんとの握手会に参加すると、夜眠りたいのに眠れないという、アイドルファンとしては好循環、健康には悪循環。

国技館通いの二週間の間に、Team Ogi祭2日、じゃんけん選抜1日と、AKB48映画館観戦も重なり、趣味人として充実した二週間でした。
9月21日じゃんけん選抜の夜は、久しぶりに、眠ろうと思っても眠れない興奮を経験しました。

ナッキー
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"鉄ちゃん"について (ピーナッツ)

2010-09-10 00:00:00 | アイドル鑑賞論、趣味人、趣味論
鉄道ファンに関する記事を読んでから、ちょいちょい考えてた。

あれは、もうずいぶん前の話になるけど、鉄道ファンの友人に連れられて?流れで?…とにかく、"鉄ちゃん軍団(40人ぐらい)"の飲み会に参加した事がある。
そこで、僕は、いろんな事を知ったんだ。何より驚いた(感動した?)のは、"鉄ちゃん"って、年齢や趣味歴を重ねていくにつれて、どんどん『特化』していってるって事。
最初は、"あの電車に乗ってみたいなぁ" "電車の運転手さんになりたいなぁ"…そんなのだったりするのかもしれない。でも、みんな、大人になっていく段階で、地下鉄に特化していく人,写真部門に特化していく人,時刻表の事なら俺に聞け!の人,阪急電車について知らない事はないよ!の人,制服大好き…たまりません!の人,鉄道グッズの事なら任せろ!の人…1番、ビックリしたのは、連結専門の人(さすがに、そこだけは、"バカじゃない?"って、心の中で、ツッこんでおいたけど)。 それにしても、スゴイよ、"鉄ちゃん"。

(これは、AKB的な感じでいうと、最初は、好きなチーム,推しメン,DD,ただ、なんとなく…とかだったりしたのが、ファン年数を重ねて、"カフェにいること自体が好き!"ってな具合に変化していく事かな!?)

とにかく、僕は、この飲みの席で、"鉄ちゃん"から見習わなきゃならない事ってあるなぁ…そんな思いにかられたんだ。

ところで、"鉄ちゃん"って、絶対に、人の専門分野を荒らさない,批判しない,否定しない。その飲み会のメンバーだけが、そうだったのかな?いや…違うと思う。 リスペクト? なんか、今は、(多少)道は違えども、元は同志的なあの感じ…僕は、そのサムライ的な感じが、"なんかいいなぁ~"って、思ったんだよね。

そして、会の最後の方に、店主のお祖父様が登場! 自分の若い頃、そして、SLの話…トンネルに入った時、みんなで、すすだらけになっちゃった話(漫談?)…そんなのを聞いてる若手(?)のキラキラした眼…。"鉄ちゃん"達は、箸で揚げ出し豆腐を持ったまま、もう水分が全部、下に垂れきってしまって、カラッカラの状態…なんだ?あの羨ましい感じ…そして、僕は、こう思ったのです。

もしかしたら、"鉄ちゃん"って、趣味文化の理想型(最終型)なんじゃないか?って…。AKBファン(アイドルファン)も、ここから、何か1つぐらい学んでおいた方が、得なんじゃないか?って…感じたりしているのです。


でもさ、"鉄ちゃん"って、ココだけの話、チョット、こだわりがキツイよね…かな!?
"○○さんは、鉄道に興味あるの?"
"えっ、そうですね…普通ですけど、あっ、そうだ! 「銀河鉄道999」とか…好きでした!"
シ~~~ン・・・
"あれは、アニメの話でしょう?"→"列車が空を飛ぶなんて可笑しいよ"→"ねぇ?"→"僕もそう思う"→"そうだよね"→"うん、うん"…
"あっ、僕、劇場版の曲とか好きで、学生の時、み・みんなで、曲つ・つ・つくって、演奏会とかか・で…"
"納得出来ませんよ~"→"列車が空を飛ぶ?"…全員のなんか変な感じの笑い(失笑?)…正直、"もう、殺してくれ!"と思ったよ。…でも、友人の助け舟、"みんな、アレってさ…結局は、列車のカタチをした飛行船って事じゃないの?"
"なるほど~。なるほど! 納得、OK!"

"そこ!?"…正直、僕は、"面倒くせぇ~、融通きかねぇ~"って、思ったよ。そして、もしかしたら、これが、"鉄ちゃん"の欠点…かな?とも。それよか、友人…NGワード、教えといてくれよ!って気持ち。まぁ、1個ぐらい、アカンとこあってもいいか…。

そして、それとは別に、"鉄ちゃん"について、もう1つの興味深い話…
それは、自分の子供が、結構、親の趣味を理解しているというか? "鉄道好き"を引き継いでいる率が高いこと(飲み会調べ)。 友人の奥さんにダンナの趣味の事を聞いても、意外にお金のかからない趣味だという事(専門分野による?),小さい頃から鉄道ファンであるために身に付いた習慣(時間を守る,決めた事を最後まで、ちゃんとやる)…そんなのが、子供に良い影響を与えているということ…家族の絆,親から子へ…。そういう"鉄ちゃん家族"って、わりと多いらしい(ふ~ん!)。

ただ、学校で、粘土でつくるのは、全て電車、絵を自由に…全て電車(最近は、「ロハ」とかも書き足すようだ)。そういうのは、チョイむかつくらしいけど…。とにかく、"親から子に伝わっていく趣味"っていうのは、いいなぁって思った。"永遠の命"…これは大げさか。

ただ、一般的に、"鉄ちゃん"って、(たぶん、"アイドルファン"も、そうなのかも?なんだけど)理解されにくいって側面はあるかもしれない。それは、(僕が思うに)たぶん、"イメージ大先行な部分"が、多分にあって(影響していて)、"友達いるの?"とか、思われがちなトコロかな?(本当は、そんな事ないのにさ)。

鉄道ファンも、アイドルファンも、パチンコ好きも、釣り好きも、野球ファンも、アマチュア・ゴルファーも…趣味は趣味、全部一緒…(実態を知らないだけで)本当は、何ら変わりないんだ。ただ、幅広い(年齢)層から支持されている趣味ってのは、いろんな意味で強いと思う。

松田聖子,サザン・オールスターズ,阪神タイガース,石川遼…二代に渡ってのファンって、その事自体が、やっぱり素敵だもんね。いつか、AKBも・・・・・真剣、そう思う。

ところで、僕を飲み会に連れて行ってくれた友人に、8月のなんばHatch(チームB)のコンサートを紹介。実際、親子4人で、行ってきたそうだ。で、僕は、帰ってきた一家(息子2人)に、コンサートの事を聞いてみたんだ。

"結構、盛り上がったろ?"→""うん、楽しかった!"
"スゲエ、盛り上がってた?"→"けっこう、楽しかった!"

僕、その時、なんだか?チョット負けた気がしたんだ。
"盛りあがる"と"楽しむ"…それまで、そんなに考えた事なかったんだけど、後から考えてみたら、"楽しむ"の方が、はるかに大人だ。そして、これも、後からわかった事なんだけど、この兄弟は、オールスタンディング、つまり、

AKBファンのマナーの悪さ…

その一部始終を、そのはるか後方の席から見てる。きっと、全部見てる。
ただ、この兄弟…その前後に乗った京阪電車の話を僕に1時間強、嬉しそうに喋ってたから、僕としては、チョットだけ、ホッとしたんだけど…。この兄弟、いや、この一家4人は、"初AKB"を、どのように見たんだろう? 今は、怖くて聞けないでいる僕がいる。

あっ、そうだ…負けてるついでに、これも聞いておくれ…
先週? なんとなく観ていた「嵐にしやがれ」(日テレ)での『嵐vs白鵬 フリースロー対決』という企画での1コマは、チョット衝撃的だった。

"トップバッターは、相葉くんです!"→"頑張って~!"
"さぁ、これに対するのは、白鵬関です!"→"頑張って~"

…これは、スゴイ事だよ。白鵬への嵐と同格か、それ以上の"頑張って~!"。みんな(マスコミ含む)、嵐の事を、"いい子"って言うけど、本当にスゴイのは、あのファンだと思った。
"その場の嵐だけが良ければいい"っていうんじゃなくて、あのファンは、"とにかく、嵐の番組が良くなる&楽しくなるような行動"を無意識に選択してる。正直、ジャニーズの中でも、1歩先をいっているんじゃないかな? それに支えられた嵐…そりゃ強いって! 決して、嵐を甘やかしてないもんね。

あえて言う・・・悔しいけど、AKBファンは、嵐のファンに『質』で負けてる。

ちなみに、僕の友人家族…4人とも、嵐の大ファン。2年ぐらい経ってから聞いてみよう…いろんな事…あの日の事。
それが答えだと思う。
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高尚な趣味 (ナッキー)

2010-08-21 13:24:00 | アイドル鑑賞論、趣味人、趣味論
趣味人にとってのサラリーマン道を実践している私にとって、「趣味が高尚」か否かは、大きな議論のポイントです。

アイドルは、高尚な趣味でしょうか。
おそらく、世間では、そう思われていません。
「世間では」とは、世論調査の項目に、「アイドル鑑賞は高尚な趣味だと思いますか」という質問があったら、多数が、いいえ と答えるだろう という意味です。
実感としては、はい(どちらかというとそう思う を含む 以下同じ)が、15%、いいえ(どちらかというとそう思わない を含む 以下同じ)が、85%でしょうか。

では、「鉄道は、高尚な趣味だと思いますか。」は、どうでしょうか。
はい  60%
いいえ 40%
くらいになるのではないでしょうか。はい 70%はいくかもしれません。

高尚な趣味か否かのイメージは、その分野の歴史に左右されます。
クラシック音楽、歌舞伎、
歴史の長いジャンルほど、世間では、高尚と思われていると思います。

次に、即物的か否か、享楽的か否か、に左右されます。
例えば、(法律的には違法ですが) 麻薬は、高尚とは思われないでしょう。
一時代前の男の趣味の代表だった、ノム、ウツ、カウ 飲酒・博打・買春 も同じ。

世間一般には、
一瞬で楽しみが終わってしまう趣味は、高尚でない
薀蓄を傾け、いつまでも語り合える趣味は、高尚である
という価値観があります。

これを、別の観点から、言い換えると、
年をとってからも楽しめる趣味は、高尚であり、
若い時にしか楽しめない趣味は、高尚ではない となります。

アイドルが、高尚な趣味だと思われないのは、ここに、理由があると思います。

私がアイドルを好きになり、アイドルの音楽を聴き始めて、聞き続けかけていた頃は、アイドルは趣味のジャンルですらありませんでした。

世間一般では、高尚な趣味と思われていないアイドルを、「高尚に」鑑賞するのを、他人が見て不思議がるのを、楽しんでいました。

「高尚に」と括弧書きで買いたのは、アイドル鑑賞が高尚だと思っているのではなく、私の鑑賞方法が、世間一般から「高尚である」と思われるやり方だった つまり、「若い時だけではなく、年をとっても継続している」「一晩中でも、薀蓄を語ることができる」からです。

ここで、趣味を2つのファクターから分類すると、
○○タイプ 「高尚だと思われている」ジャンルを、鑑賞方法として「高尚に楽しむ。」  
●○タイプ 「高尚だと思われていない」ジャンルを、鑑賞方法として「高尚に楽しむ。」
○●タイプ 「高尚だと思われている」ジャンルを、「おざなりに楽しむ。」
●●タイプ 「高尚だと思われていない」ジャンルを、「瞬間的に楽しみ、継続性がない。」


●○タイプの例、ナッキーのアイドル鑑賞
●●タイプの例、あまり酒を飲まない私が、時々、酔っ払って楽しむ

世間で、見分けるのが、難しいのは、○○タイプ と ○●タイプ。
趣味のジャンルが、「高尚だ」とされているものだと、それだけで、「高尚な」趣味に分類されているから。

趣味というのは、ジャンルが高尚であろうなかろうと、鑑賞方法が高尚であろうと、どうでもよいのです。本人が楽しければ。

ただ、私は、「高尚な趣味を楽しんでいる」と、他人から思われたいという気持ちが強かったので、

「高尚な」趣味のジャンルを選んでしまうと、他人から「本当は高尚に鑑賞していない、ただの、うわっつらだけの趣味」と思われる可能性が高いので、あえて、「高尚でない」趣味のジャンルを選んだ ことは認めざるを得ません。

こちらの記事のコメント欄を読むと、人の趣味に関して寛容な人が増えていると感じている人、いない人、鉄道趣味がキモいと思われていると認識している人、尊敬されていると認識している人 「世の中での認識というのは、必ずしも一致していない」ことが、万人が納得できることだと感じました。

一つ前の記事で、ときめき研究家さんは、アイドル映画を見るスタンスとして、
「アイドル映画は、アイドルが輝いていれば及第点。その上で、映画として面白ければ、なおいい。」と述べられていますが、私の発想では、

「アイドル映画は、アイドルが輝いている必要がある。映画としての出来がよいと、そのために、アイドルの輝きが、相対的に減じる可能性がある。従って、アイドル映画とは、出来がよすぎてはいけない。」というスタンスとなります。 

ナッキー
コメント (5)
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