AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

アイドルの隠せない個性(ナッキー)

2015-03-29 22:28:39 | アイドル論
アイドルの隠せない個性(ナッキー)

昔のアイドルと現代のアイドルの一番大きな差は、
昔のアイドルの文章は、出版社か事務所が書いていたのに対して、
現代のアイドルの文章の多くは、特に、ツイッター・モバイルメール・Google+・ブログはアイドル本人が書いていること。

AKB48グループで、本人が忙しくて、誰かが文章を代筆しているメンバーはゼロではないと思うけど、本人が書かない時は更新されていないので、代筆はほとんどないと思われる。
昔のアイドルにどっぷりつかった世代で、現代のアイドルをテレビ以外のメディアで接していない方と話すと、「アイドル本人が書いている」ことを、なかなか信じてもらえない。

では、範囲を限定しよう。AKB48グループには大手プロダクションに所属するメンバーもいるので、少人数プロダクションのアイドル(ライブアイドル・地下アイドル・ローカルアイドル)に議論を限定する。
時にチェキの撮影係や物販の集金までアイドル本人がやっているので、アイドル書く文章を代筆する人など雇っていない。(マネージャー本人がそんな暇はないけど、親や家族が代筆しているケースはあるかも。)

では、アイドル自身はどう思っているのか。

里中アオのツイートを一部編集して引用します。
@ao_nlv: アイドルは、仕事であるから、素でいいわけじゃない。(感情的になるのはいけない)
けど、意図して二面性を作るべきなのでもないと。
ファンに嘘つく職業、ではないと思うのです。
ステージから伝わる個性は、無理矢理作り上げたものより、しまってた内面が溢れ出ちゃってる方が、ずっと深くて素敵じゃないですか


@ao_nlv: ふと気づいて調べてみたら、
こ‐せい【個性】
個人または個体・個物に備わった、そのもの特有の性質。個人性。
つまり目的や下心のために、無理矢理塗り固めて作った何らかの特徴っぽいものってのは、そもそも個性ではないのですね。=


オールドファンからすると、アイドルの個性が、簡単に分かってしまうのは、(ありがたいけど)物足りない。というか、古今集から万葉集に変わった感じ。
里中アオの論理を援用すると、昔のアイドルは、テレビで見せる表向きの「可愛らしさ」と、本人の個性ではなく、虚像であり、作られた人形のようなもの。事実そうでした。
しかし、当時のアイドル鑑賞者は、表向きの「可愛らしさ」に隠れた個性を見ていたのである。

表向きの可愛らしさと、現実のむごたらしさのギャップが激しいと言われた代表例が、中森明菜と南野陽子ではないだろうか。もちろん、メディアにでない情報(噂)を覚えているだけにすぎない。
小泉今日子がドラマ「あまちゃん」でヤンキーのようにどなったのも、アイドルになる前に暴走族だったという噂は本当だったのだと思い出したり。当時は、「元暴走族の女の子が、こんなに可愛くなるのだ」という小泉今日子の個性を楽しんでいた。

里中アオの「個性論」は、アイドルだけではく、会社生活や、家族にもあてはまる。サラリーマンに援用してみると、
「会社員は、仕事であるから、素でいいわけじゃない。(感情的になるのはいけない)
けど、意図して二面性を作るべきなのでもないと。
お客さん・上司・同僚・部下に嘘つく職業、ではないと思うのです。
仕事を通じて伝わる個性は、無理矢理作り上げたものより、内面が溢れ出ちゃってるのではいと、通じない。」
中には、上司に、堂々とおべんちゃらを言う嘘つきもいますけど。


里中アオのツイート後続で、
@ao_nlv:最近ふぁぼ貰えてRT貰えないのは私の言葉が多すぎるのと大して共感は得ないからなのかなとか思ったけど、だから何なのよね。私の言葉が好きな人は、そっとうんうんってうなづいたり、そうかな?って首をかしげたりしてくれてるんだろうなって。

お気に入りにもRTもしていないけど、ナッキーは共感していることを、引用リツイートで表明しました。
@hagurohebi個性のツイート引用させて頂きブログ書く予定。

返事を頂きました。
里中アオ@なちゅらリウム.vivid @ao_nlv

@hagurohebi おおお!どんなことになるのか…ドキドキ


こんな返事は、マネージャーでは書けませんぞ。吉田教授。

ナッキー
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修行として映画『ストロボ・エッジ』を鑑賞。ネタバレあり。(ときめき研究家)

2015-03-29 22:00:00 | ときめき研究家
きっと後悔すると思いながら、『ストロボ・エッジ』を観てしまった。

福士蒼汰と有村架純が主演のラブストーリー。少女漫画が原作。予告編などで見ても、中高校生向けのピュアな恋愛物で、50歳過ぎたオヤジが楽しめる映画とはとても思えなかった。
しかし、アイドル映画として、有村架純の今しか見られない輝きを封じ込めている可能性はある。ストーリーがつまらない映画こそアイドルを純粋に鑑賞できるというナッキーさんの主張を思い出し、アイドル鑑賞のための修行と考えて、観に行った。

ストーリーは思った通り、主演2人の恋の展開を中心にしたものだった。と言うか、それだけ。主要キャストは5人のティーンエイジャーのみで、大人は出て来ない。それがかえって潔かった。家族の問題なども背景にはあるのだが、どのキャストの親も出て来ない。先生も画面に映ることはあっても、ストーリーには関わって来ない。2人が紆余曲折を経て恋人になるまでを、ひたすら繊細に描いている。
私自身はその恋の行方にドキドキしたりはできなかったが、案外退屈せずにストーリーを追えた。

蓮(福士蒼汰)も仁菜子(有村架純)も、心が素直で、爽やかだ。特に仁菜子は、いじいじした所が全くなく、気持ちがいい。映画の冒頭で、蓮と出会い、告白して、「彼女がいるから」と断られる所から始まるが、断られても蓮に対する気持ちが全く変わらない。そんな彼女のまっすぐさが、有村の飾らない演技でよく表現されていると思った。
.
映画としては、とても美しい映像が印象的だった。
夕暮れの穏やかな光の中、ある時は昼の眩しい光の中で、少し露出過多気味の画像は、50過ぎのオヤジは遠い日へのノスタルジーに誘われた。
鉄道マニアが喜びそうな、夜走る電車の運転席からの映像も美しい。
序盤、新学期で仁菜子と友人が、校舎内を1階から3階に移動するシーンは、吹き抜けの空間をカメラが上下に移動し、多数のエキストラを使っていて、相当凝った長回しだ。その他にも、長回しは、蓮と彼女との別れのシーンなど、ここぞという所で効果的に使われていた。

さて、肝心の有村架純だが、非常に可愛く撮れていたと思う。特に露出過多の画面での表情のアップは愛おしく感じられた。
髪を短く切っていたが、それでも若い頃の小泉今日子にどことなく似ていた。
髪を切ってますます「どこにでもいそうな」感が増していた。ほんわかとした印象で、主役のオーラといったものがあまり感じられなかった。後半に後輩役で出ていた黒島結菜の方が、目鼻立ちもくっきりして、一度見たら忘れない主役顔だ。
が、それこそが有村架純の真骨頂なのだろう。主役らしくない主役。橋本愛のような美人ではない。能年玲奈のように風変わりでもない。映画を観ている女子中高生が感情移入しやすいような「普通」感。それが全編を通じて溢れていて、そういう意味ではアイドル映画としても良い出来だったと言える。

観終わって、後悔はしなかった。
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指原莉乃 選抜総選挙立候補について(総選挙分析ライター)

2015-03-29 20:05:00 | 分析系 メンバー
指原莉乃 選抜総選挙立候補について(総選挙分析ライター)


本日(3月29日)、HKT48の指原莉乃がAKB48第7回選抜総選挙へ出馬する届け出をした。先週の3月22日(日)に行われたHKT48の全国ツアー沖縄公演で出馬するかどうか態度を保留していたが、やっと出馬の決断がついたようだ。

なにせ指原の場合、仮に苦労してトップに返り咲いても地元福岡で開催される選挙なのでトップをとって当たり前、逆に2位以下だと地元開催でもトップをとれず人気が凋落したと言われるのが目に見えている。仮にトップをとれれば何を言われてもまあ耐えられるだろうが、2位以下だと罵詈雑言の嵐となるので選挙に出ようという気持ちになかなかならず選挙立候補受付の最終日まで決断がつかなかったのかもしれない。

一回AKB48の頂点の座に就くと、順位が下がった自分をファンに見せたくないだろうし自分もイヤだろう。卒業した前田敦子が第3回選抜総選挙の順位発表の際にトップに返り咲けるかどうかで極度に緊張していたのを思い出す。そういう立場に指原もなったのだから隔世の感がある。

だが、前田の場合は第2回の選抜総選挙で大島優子に敗れて2位となってから運営サイドの全面的なバックアップを受けて大島がセンターとなった「ヘビロテ」以降の「Beginner」、「桜の木になろう」、「Everyday、カチューシャ」は前田がセンターとなってトップに返り咲いたが、逆に指原の場合は総選挙曲の「恋チュン」以降は取り立てて良いポジションには就いていない。

それどころか昨年の総選挙では運営が中森明夫を初めとする評論家を呼んで『指原退治』という指原の人格を無視した”反指原キャンペーン”を仕掛けたり、大島他有力メンバーが渡辺麻友を公然と推す発言をして何としても指原の2連覇を阻止するという行動に出た。
第6回選抜総選挙「所属別分析2」と選抜総選挙に関する所感140610

この組織的な”指原包囲網”と言えるような四面楚歌の状況に追い込まれた選挙だったので指原が「ただ去年のことを思い返すと怖いだけなんです。知らない評論家?のおじさんに指原退治って言われたり、握手でたくさん嫌なこと言われたり。去年2位だったのにまた指原退治って言われるのかな?いつもこの時期は弱気です(指原Twitter 4:38 - 2015年3月25日)」とつぶやいたのはもっともで、このネガティブキャンペーンが相当にこたえたのだろう。

だが、一歩退いて考えると指原は総選挙に出馬すれば16人の選抜メンバー入るどころか神7入りも確実な実力を持っている。他のメンバーにとってみればまさしく「神」の領域にあたるポジションをとることは可能なのだ。だから当然トップは狙うだろうけれども勝負は時の運。昨年2位に落ちているのでそういう意味ではあまり気負わずにいってほしい。

指原などはこの2年間運営から邪魔されることはあっても支援を受けることはなかったのでそんな状況で逆にもし今回の選抜総選挙でトップを獲得したらそれこそ奇跡であると言ってよいのではないか。

一方で、指原よりもはるかにプレッシャーを受けるのは昨年トップをとった渡辺麻友だろう。昨年渡辺は運営を初め色々な方面から厚い支援を受けて選挙速報後に大まくりをして指原を逆転した。しかし、トップとなりセンターで歌った「心のプラカード」はパッとせず、秋曲の「希望的リフレイン」は宮脇咲良とWトップ、その後の「Green Flash」、「僕たちは戦わない」はセンターから外された。運営が渡辺ではなく他の有力な若手を推し始めポスト渡辺の動きを見せ始めたのである。そうすると実は指原よりも渡辺の方が辛いのかもしれない。決して渡辺が簡単に二連覇できるほど甘くはないと言える。


指原の場合は運営サイドからの支援は期待できないが、指原自らが発する豊富な情報も相まって指原の活動はメンバーやマスコミ関係者など多方面から評価されてきた。その評価が総選挙の結果に出るので、それがどういうものであったかを真摯に受け止めるとともに良い結果が出ることを期待すればよいのではないか。なぜならば、ファンはこの一年間の指原の活躍を良く見ているからだ。 

『一指団結』 あとは指原ファンが頑張るときだろう。

「総選挙2015」指原クォリティー150329

以上

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指原式クロスカウンター(ピーナッツ)

2015-03-29 10:14:09 | AKB48
「クロスカウンター」とは、あの伝説のボクサー・矢吹 丈が 得意とした カウンターブローのこと。あのアニメの中では、″相討ち故の威力!″みたいな感じで描かれていた必殺技だ。例えば、左ストレートに対する(同時の)右ストレート…。
だけど、この技の本質は、全然違う。
″肉を切らせて骨を断つ!″…つまり、相手に わざと殴らせるのだ。で、そこは、受け入れた上で、自分の右腕を(相手の左ストレートの)外側から巻き付かせながらの~(実は)右フック…。それが、正体。
相手からすると、それは、見えないパンチであるがゆえ(自分の左肩の後ろから飛んで来るから) + 決めにいったパンチであるがゆえ(一瞬だけ、防御の意識が薄れるから)…あれ? なんで、自分の方が、マットに沈んでんの? という…高等技術。それが、「クロスカウンター」の真のコワさ。

さて、少し前の『UTAGE!』で、こんなシーンが あった…。
指原と二階堂くん(「舞祭組」)の絡みだ。ちなみに、MCは、中居正広。観客は、他ゲストも含めて、約100人。
指原:二階堂さん、私のこと…好きなんじゃないかな?って…
二階堂:(指原のマネ連発の おちゃらけ返し)
指原さんってさ~、ホントにさ~、アイドルなんだよね~、ほっぺたプク-ッ!ってさ~
中居:でも、指原も まんざらじゃないんじゃないの?
二階堂のこと…指原、どう思ってんの?
指原:好きじゃない!好きじゃないです!
・・・ 実は、1回、んふっ…やめよう!!
中居:なに~?(少し、間が空いた感じになって…)もういいよ! じゃ、スタンバイに…
指原:1回…打ち上げで、ダメ出しをされたことがあって…
二階堂:したことないです!
指原:いきなり、″指原さんさあ~、今日の中居さんのフリあったの…分かんなかった?″って…。(会場エーッ! 二階堂くん、うろたえ…)。
で、″あっ、すいません!分かんなかったかもしれないです!″って…。でも、″もっと、対立構造とか″って…
二階堂:言っちゃダメだって…(蚊の鳴くような声で、震えながら…)
指原:で、″そんなこと言わないで下さいよ~!″って、逃れようとしたんです。そしたら、″ホラ!その返しも!″って…
中居:お前、平成の欽ちゃんか!
指原:ホント、怒られちゃうから…
(このあと、二階堂くんは、ずっと、ずーっと、絵にかいたような しどろもどろ状態で…)

さてと…見えました? 指原のクロスカウンター。
指原 vs 二階堂くん。+ レフェリーのフリをしている中居くん + 約100人のお客さん…。
ただ、僕は、あのクロスカウンター。彼女、(同じ事務所の先輩でもある)有吉の影響…かなり受けてんな~? いや、上手いこと 盗んでんな~? 吸収してんな~? …とか思ったんだよね。
有吉弘行、数年前のラジオでの発言だ(聞き手は、後輩芸人)。
″ほら、現場とかで いんじゃん…気にくわないヤツ。
実力もねぇのに、普段のオレの様子を茶化してきたり、昔のオレをイジってきたり、バカにしてきたり…。とにかく、オレを追い込んできたり、ストレスをかけてくる人ね…。
そういうヤツに対しては、オレ、そいつの弱点とかを密かに握っておくのよ。で、それを生放送の本番とかで、ポーン!と放り込んでやんの。で、そいつの息の根…完全に止めてやんのよ。
ほら、オレ、仕事ない時期、ずーっと、ラジオ聴いてた…って 言ったじゃん。ラジオって、本音…出んのよ。嫌いな芸能人の名前とか、ポロっと、言っちゃったりすんのよ。あと、恥ずかしいこととか 語ったりも すんのよ。
で、オレは、それを覚えて置くわけよ…いつかのためにさ。ま、自己防衛だわ…。
ただ、これ、大事なのは、いざ、相手を潰しにかかってる時は、ずっと、笑顔で悪口! 一瞬たりとも そのニコッ!に、気を抜かないことなんだよね。そしたら、周りは、″あ~ この人は、本気で言ってんじゃないんだな、冗談なんだな~″って、取ってくれるわけ。で、現場も盛り上がって、オンエアにも載る。
でも、その本人にだけには、ちゃんと伝わるんだよ…「お前、これ以上、喋ると知らねえぞ! オレ、もう1個 持ってんぞ!」ってさ。
あとは、そのカウンターパンチを打つタイミングを間違えないことだけだよ。出来るだけ、相手が気持ちいい状態の中、その頂点で 打つ! そしたら、より、相手にダメージを与えることが出来るからね。
えっ? 大丈夫!大丈夫! だって、オレ、まだ、1回もクレームとか きたことないもん″

さ、これを踏まえて、改めて、先ほどの試合の解説を…。
ジャブで 誘う指原。
意外とノッてこない二階堂…。それどころか、ヒット & アウェイ…適当な距離を保ちながら、確実なパンチを当ててきた。2発,3発,5発…。
会場は、完全に二階堂優勢!の空気。それは、彼にポイントが入っていることを意味していた。
″このままじゃ やられる…″
指原は、そう判断したのだと思う。そして、この時、たぶん、″あの話を…″と、決断したと思われる。一発逆転のクロスカウンターを打つ準備だ。
ここで、指原は、一発の捨てパンチを放つ。左のアッパーカット。当然、空振り。
たが、このパンチに食いついた人がいる。(一見、レフェリーのフリをしている)プロモーターの中居正広だ。
ちなみに、指原は、″このあとは、中居さんが、なんとかしてくれる″…そこは、もう折り込み済み。
二階堂が 指原をとらえていた8発目ぐらいのパンチだったろうか? 中居の裏切りと観客の心が指原に流れてく…そんな不穏な空気を感じ取った彼が、フィニッシュ! 決めにきた…。そんな左ストレートが、放たれた瞬間だ、
″よし来た!待ってました!″とばかりの指原のクロスカウンターが 炸裂した。
で、このあとは、中居 vs 二階堂 に対戦が すりかわり、観客も一気に指原サイドについた。
中居と観客100人の後ろから、2発目,3発目,4発目と 攻撃の手を緩めない指原。二階堂は、もう今にもダウン寸前。立っているのが やっとの状態となり、スタンディングのまま、TKO負け。
″突然の裏側暴露!″…指原が クロスカウンターを放ってから、中居が この試合を止めるまで、ずっと、その笑顔満開!をやめなかった彼女の鮮やかな逆転勝ちだった。そんな試合。
僕は、この試合を見てて、もしかしたら、有吉DNAを引き継いでるのは、彼の後輩芸人のアルコ & ピースとか そっちじゃなくて、指原なんじゃないのかな~?と思ったよね。
ま、それだけ、見事なクロスカウンターのキレだったってこと。
ただ、これ、有吉のクロスカウンターは、常に 単独犯なのに対して、指原のは、ちょっと違うな、と。オリジナル…少し進化してる。″女子特有の″…って感じかな?
それは、そのカウンターパンチを打つ前に、捨てパンチを打っていること。それをすることで、その場の親分(この場合は、中居くん)をこっちに引き込んでいる。そして、その親分にその場の全員(この場合は、観客100人)が、くっついてくることを指原は、知ってるな、と。
その ひと手間が、あっての…流れを変えるカウンターパンチ。そして、それを打たせたのは、中居くん…というカタチ + 連携。ゴメン!二階堂くん、指原の方が、2枚上手だわ。
″一人で打たない″ クロスカウンター…それが、「指原式クロスカウンター」だ。
一撃必殺!ではなく、形勢逆転!の緻密なパンチ + ″あとは、皆さんよろしくお願いします!″…それが、正体。
有吉とは、また違った…高等テクニックだなぁ~、と。
ただ、あの現場では、″あ~ 面白いやり取りだった。中居さんが 上手いこと広げてくれた″…ってことに…どこか なっているんだと思う。
いやいや、と。あれは、指原と中居くんの共同作業ですよ、と。
ポイントは、あのやり取りで、誰も損をしていないことだ。
まず、二階堂くんは、いつものイジられキャラに戻り、メンバーから いつも以上にツッこまれ、みんなから注目してもらい、完全に あの場面の主役として終わったこと。
観客100人は、″盛り上がったな~″と、楽しい気分で、ま、完全に お客さんさんになれたということ。
そして、指原と中居くんは、このコーナーを存分にコントロール出来たという満足感が あると思う。
ちなみに、まゆゆも この先の段取りとか、あのやり取りの間は、気にせずに過ごしてたと思う。
そして、あれが、ラッキーパンチでなかった…ってこと、おそらく、中居くんだけが 知ってるな。
指原、スゴいな、と。中居くんを信じきって、あれを丸投げできる指原、スゲえな、と。でも、やっぱ、中居正広だわ。
彼は、本当にスゴい。でも、その中居くんの本当のスゴさを知っているのは、たぶん、あの中では、指原だけだろうなあ~?
いや~ 『UTAGE!』…あの場面の攻防は、スゴかった。面白かった。
『指原式クロスカウンター』…打った指原。打たせた中居くん。
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