AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

AKBメンバー出演映画『9つの窓』を観る。ネタバレ少しあり。(ときめき研究家)

2016-02-18 22:41:22 | ときめき研究家
現在公開中のAKBメンバー出演映画『9つの窓』を観た。ドキュメンタリー映画もいいが、やはりフィクションの世界の中で輝くアイドルを観るのが好きだ。10分間のショートショートを9本続けて上映する映画で、飽きずに楽しめた。こういうと何だが、助演の役者さん達はあまり有名ではない人が多かったが、全員しっかりした演技で、主演のAKBメンバーを盛り立てて、作品としての完成度を高めていた。

視点として、映画の筋書としてどうだったかを「脚本」、主役のAKBメンバーの演技力を「演技」、そしてアイドルとして輝いていたかどうかを「輝き」で、それぞれ5点満点で評価した。

『お電話ありがとうございます。』(北原里英主演)。
脚本5、演技4、輝き5。映画冒頭を飾るにふさわしい力作。北原はほぼ1人芝居だが快演。

『先客』(入山安奈主演)。
脚本5、演技3、輝き5。入山は最後の数秒の演技だけで輝き5点。見逃さないよう注意。

『さおり』(中西智代梨主演)。
脚本4、演技3、輝き3。中西はイタいストーカー女を演じて、結構怖い。

『レミューティック』(江籠裕奈主演)。
脚本4、演技2、輝き4。江籠の演技は決して褒められたものではないが、メガネ姿が魅力的。

『キャンディ』(木崎ゆりあ主演)。
脚本3、演技3、輝き3。脚本がいまいち。木崎も可愛い系か色っぽい系か中途半端。

『回想電車』(宮澤佐江主演)。
脚本3、演技3、輝き2。宮澤は、友人役でダブル主演扱いの美山加恋に完全に喰われていた。

『DARK LAKE』(兒玉遥主演)。
脚本2、演技2、輝き2。あまり怖くないホラー。10分間なのに脚本が散漫。兒玉には損な役だったか。

『漁船の光』(横山由依主演)。
脚本3、演技3、輝き2。感動を呼ぼうとして上滑りの脚本。横山は薄化粧なのはいいが、若さが不足。

『赤い糸』(茂木忍主演)。
脚本4、演技3、輝き4。茂木は終始眠そうな表情だが、見終わってほのぼのした気持ちになった。

最初の2本はハイクオリティで、これはすごいことになるのかと思ったが、ちょっと尻すぼみの感じが残念だった。

1人で長編映画の主演となると、そう簡単にはできるものではない。前田敦子や大島優子だって、主演映画で十分観客を動員できている訳ではない。その点、今回のような企画は、比較的低予算で、メンバーの魅力を引き出してアピールすることもできる。実際、私も今回はじめて江籠と茂木の顔と名前を覚えることができた。好企画だと思うので、同様の企画をどんどん続けてほしい。
コメント
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