空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

衝撃的な改正:「健康に影響が及ぶ数値ではなかった」

2018-11-21 21:10:35 | ノート
 衝撃的な改正が行われたらしい。改正である。繰り返す、改正である:




 改定という中立的な用語では不適切だろう。改正である。「万事に及び腰なお役所が、よくぞここまで言い切った」とは、まさしくそのとおりであり、あえてこうまで踏み込んだ書き方をしたのは、ひとつには危機感を感じてのことであろうし―



 ぶっちゃけ、「ノンベクレル」だのいうのの核心的部分の影響力の大きさを見切ったからでもあろう。

 正直なところ、「ホーシャノー」という謎の存在については、まあ高校までの学習課程にないようで、まあ一般人的には非常に把握のし難いなにものかであったわけだろう。そこで”センモンカ”と称する有象無象が跋扈し、講演会などで恐怖を煽りたて、金儲けのタネにされてきた。

 ただまあ、さすが時間が経つと、”事故後五年で関東平野は死の大地に”とかいう予言は外れたし、福島で奇形児・癌患者がざっくざく、東日本産の野菜を食べるとカラダの中からベクれてみんな癌、といった類の脅し文句は、なんつーか「永遠の十年後」状態だなあというのをふつーのひとたちは学びつつある、ということだろう。

 で。
 一般人に「ホーシャノーこわーい」と言わせて「ほぅら、原発に反対するのは多数派なんだよっ!」と、おそらくは自分自身信じていたものだろう人々が、実のところはそうたいした数ではなく、しかも核心部はさらに少ない―ということが、核心部のひとたちが実は消費シーンを主導するようなパワーを持っていない・少なくとも維持できないことが明らかになってきた…ということではないか。

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