Kyodo 米、トランスジェンダー排除へ 政権が検討と報道、保護に逆行 2018/10/22 11:5710/22 11:58
「米紙ニューヨーク・タイムズは21日、トランプ政権が性の定義を生まれつきの性別に限定することを検討していると報じた。心と体の性が異なるトランスジェンダーの存在を行政上認めなくする措置で、実行されれば性的少数者(LGBT)の権利保護を進める世界の潮流に逆行することになり、国内外で批判を招くのは必至だ」
どんなふうにか、ということについては
「厚生省を中心に、性の定義を「男性か女性かのどちらかで変更はできず、生まれ持った生殖器により決定される」として政府内での統一を検討しているという」
という、ある意味では分かり易い定義にするという。
判定基準については、わりと大方の納得を得やすいものと思われる:「生まれ持った生殖器により決定される」。恐らく、稀に形成が不良(と言っておく)の、日常的な用語ではふたなりとか、日本語では半陰陽といったとかあろうが、これはまあまずまずの少数例と思われ、性自認についてはいい確率でどっちかに同一化するものと見え、この点では多数派と同様の理解で(おおむね)いけるものと思われる。
ただまあ、そうした半陰陽をどっちにするか、半陰陽がどっちになるか、は、一定程度は(自己)決定の産物であろうと想像され、この点で予め「男性か女性かのどちらかで変更はできず」とするのはやや危険だろう。
―なにしろ、一部極端なLGBT運動家が想定するらしい”頑迷な性差別主義者”は、”生まれつきの状態を物心ついたあとの思想の嗜好によって好き勝手に手術等々で変更する変態”に対して攻撃するわけだろう。ならば、”頑迷な性差別主義者”でも、現に生まれつき膣・子宮がない女性がその”欠損”部分を”回復”しようとすることに反対はしないだろう。それは、まさしく、本来あるべき姿を回復しようとする運動であるから―だがこの手術ですら、「生まれつきの状態を変化させる」ものであることは変わりなく、この手術によって性自認を確定・確認することにかけてはトランスジェンダーの性転換手術と同様の属性を持つといえば言える。
つーかそうした形成手術はカラダがそれなりにできて意識も自己決定ができるようになってから・社会的にそう認められてからするわけであり、その点でも純粋なトランスジェンダーの手術と論理の構成が似通っている。
そんなわけで、上に挙げられている案だと、少なくともざっくりしすぎであるので、注意深い作文を求めたいところである。或いは、注意深い報道を求めたいところである。
「同紙は「生まれつきとは異なる性を選んだ推定140万人が政府に存在を認められなくなる」と指摘した」
この点については、生まれ時点で仕分けられたほうの属性で認知しているのであり、別にその人の存在を認めないわけではない、その後の選択で女性として・男性としての生・性を選び取るのは自由だが、それによって役所の登録は特段変わらない、というふうな運用を予定するのだろう。
…いやまあ、私としては自由主義者のつもりなので、こうした行動には「逆行」という評価をするが。
ゆりもどしの時期が来てもいるのだろうなあと思っている。
ゆりもどしの例としてはさらに:
こういう規制を加えようという動きには反対である。
ゲイ・レズetc. はどっちみち、多数にはならないだろうと考えられる。一定程度は発生するが。それは自然なことだろう。
反対者は、無駄な議論で無駄に資源が浪費されるのだ、というふうに思うことだろうが、君のその思想を変化させることができるとして、どれほどの資源を使うか考えてみればいい。ゲイ・レズそのほかのひとの思想・志向が変わるものだとして、それを変化させるだけの資源はそれほどにかかる。
他者の思想・志向を変えると言うのは、それほどに資源を消費し、かつ自由に反する。
そこで私としては、「勝手にせい」ということになる。
まあその、「子供を再生産する」という機能で、たしかに同性カップルは異性カップルより機能は落ちるだろが、まあ種無し男もいることだし、その点はさておこう。だいたいが、性機能未分化だったりして…という例だってあろうし。
さて、異性愛原理主義者からすれば、同性愛に陥るような連中と言うのはすくなくとも異常な欠陥者、はては劣悪な遺伝子の持ち主、であるいうことになるだろう。そういう劣等種が子孫を残さないという行動をとっているのに、なんでそこに介入して子供を無理に作らそうと言う方向に動くんだ、という、私にとっては極めて理解しがたい非合理的行動を取る点、そうした意味における異性愛原理主義者は明らかに不合理で頭が悪い。本気で理解できない。
異性愛原理主義者は、つまり、遺伝子も生まれつきの形成もなにも無関係に、自分の知識のかぎり、自分が構想したように世界・他者が動くように希望する。
他方、LGBT方面の過激派も同様に、自分たちが意志したように世界・他者が動くことを希望する―例えば長きに亙り異性愛を前提にした結婚と言う秘蹟を、政治的に正しいが故に自分たちにもすぐさま認められるべきであると主張し、国家の命令で宗教団体に強要しようとか。
と考えれば、これも政治的左派右派の水準の低い人たちと同様の枠組みで理解できることになる。どっか世界の果てで勝手に蟲毒になってマリアナ海溝の底にでも自動的に沈んでくれると助かる、といったようなものだ。ほかの妥協を知る者たちは漸進的に前進するので、気にせずどこかで、できるだけ我々に害を与えないように殴り合って滅んでいてくれると助かる。
「米紙ニューヨーク・タイムズは21日、トランプ政権が性の定義を生まれつきの性別に限定することを検討していると報じた。心と体の性が異なるトランスジェンダーの存在を行政上認めなくする措置で、実行されれば性的少数者(LGBT)の権利保護を進める世界の潮流に逆行することになり、国内外で批判を招くのは必至だ」
どんなふうにか、ということについては
「厚生省を中心に、性の定義を「男性か女性かのどちらかで変更はできず、生まれ持った生殖器により決定される」として政府内での統一を検討しているという」
という、ある意味では分かり易い定義にするという。
判定基準については、わりと大方の納得を得やすいものと思われる:「生まれ持った生殖器により決定される」。恐らく、稀に形成が不良(と言っておく)の、日常的な用語ではふたなりとか、日本語では半陰陽といったとかあろうが、これはまあまずまずの少数例と思われ、性自認についてはいい確率でどっちかに同一化するものと見え、この点では多数派と同様の理解で(おおむね)いけるものと思われる。
ただまあ、そうした半陰陽をどっちにするか、半陰陽がどっちになるか、は、一定程度は(自己)決定の産物であろうと想像され、この点で予め「男性か女性かのどちらかで変更はできず」とするのはやや危険だろう。
―なにしろ、一部極端なLGBT運動家が想定するらしい”頑迷な性差別主義者”は、”生まれつきの状態を物心ついたあとの思想の嗜好によって好き勝手に手術等々で変更する変態”に対して攻撃するわけだろう。ならば、”頑迷な性差別主義者”でも、現に生まれつき膣・子宮がない女性がその”欠損”部分を”回復”しようとすることに反対はしないだろう。それは、まさしく、本来あるべき姿を回復しようとする運動であるから―だがこの手術ですら、「生まれつきの状態を変化させる」ものであることは変わりなく、この手術によって性自認を確定・確認することにかけてはトランスジェンダーの性転換手術と同様の属性を持つといえば言える。
つーかそうした形成手術はカラダがそれなりにできて意識も自己決定ができるようになってから・社会的にそう認められてからするわけであり、その点でも純粋なトランスジェンダーの手術と論理の構成が似通っている。
そんなわけで、上に挙げられている案だと、少なくともざっくりしすぎであるので、注意深い作文を求めたいところである。或いは、注意深い報道を求めたいところである。
「同紙は「生まれつきとは異なる性を選んだ推定140万人が政府に存在を認められなくなる」と指摘した」
この点については、生まれ時点で仕分けられたほうの属性で認知しているのであり、別にその人の存在を認めないわけではない、その後の選択で女性として・男性としての生・性を選び取るのは自由だが、それによって役所の登録は特段変わらない、というふうな運用を予定するのだろう。
…いやまあ、私としては自由主義者のつもりなので、こうした行動には「逆行」という評価をするが。
ゆりもどしの時期が来てもいるのだろうなあと思っている。
ゆりもどしの例としてはさらに:
大学での「性の多様性研究」を禁止、ハンガリー政府 #SmartNews
— 粥川準二 (@kayukawajunji) 2018年10月21日
「このプログラムを担当する同大学の学部は声明で、学問の自治に背く今回の措置への反対を表明した」
当然ですね。 https://t.co/G8G8Wqml15
こういう規制を加えようという動きには反対である。
ゲイ・レズetc. はどっちみち、多数にはならないだろうと考えられる。一定程度は発生するが。それは自然なことだろう。
反対者は、無駄な議論で無駄に資源が浪費されるのだ、というふうに思うことだろうが、君のその思想を変化させることができるとして、どれほどの資源を使うか考えてみればいい。ゲイ・レズそのほかのひとの思想・志向が変わるものだとして、それを変化させるだけの資源はそれほどにかかる。
他者の思想・志向を変えると言うのは、それほどに資源を消費し、かつ自由に反する。
そこで私としては、「勝手にせい」ということになる。
まあその、「子供を再生産する」という機能で、たしかに同性カップルは異性カップルより機能は落ちるだろが、まあ種無し男もいることだし、その点はさておこう。だいたいが、性機能未分化だったりして…という例だってあろうし。
さて、異性愛原理主義者からすれば、同性愛に陥るような連中と言うのはすくなくとも異常な欠陥者、はては劣悪な遺伝子の持ち主、であるいうことになるだろう。そういう劣等種が子孫を残さないという行動をとっているのに、なんでそこに介入して子供を無理に作らそうと言う方向に動くんだ、という、私にとっては極めて理解しがたい非合理的行動を取る点、そうした意味における異性愛原理主義者は明らかに不合理で頭が悪い。本気で理解できない。
異性愛原理主義者は、つまり、遺伝子も生まれつきの形成もなにも無関係に、自分の知識のかぎり、自分が構想したように世界・他者が動くように希望する。
他方、LGBT方面の過激派も同様に、自分たちが意志したように世界・他者が動くことを希望する―例えば長きに亙り異性愛を前提にした結婚と言う秘蹟を、政治的に正しいが故に自分たちにもすぐさま認められるべきであると主張し、国家の命令で宗教団体に強要しようとか。
と考えれば、これも政治的左派右派の水準の低い人たちと同様の枠組みで理解できることになる。どっか世界の果てで勝手に蟲毒になってマリアナ海溝の底にでも自動的に沈んでくれると助かる、といったようなものだ。ほかの妥協を知る者たちは漸進的に前進するので、気にせずどこかで、できるだけ我々に害を与えないように殴り合って滅んでいてくれると助かる。
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