空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

「リベラル」の用語についての感想メモが出てきた

2023-11-12 23:34:42 | Weblog


 まあ、某老害は私に「君、発達障害あるんじゃないの?」と言い放ったからなあ。いやまあ、人格・能力・識見について侮辱誹謗をされて喜ぶのが普通の人間だという思想にはついていけない、ということなのだが。

 …合法的に、また当人の精神的負担を低いままに他人を攻撃・排除する便利な言い訳としてこの手の用語が使われることは、はるか昔からかわりない。

 …私は純然たる左派的心情から、そういう差別には反するのだが。というか、ゴールドウォーター原則護持者というのは、別に左派的ではないといえばそのとおりだが。

 自分をリベラルだとか無前提に信じることができるような無批判な保守反動主義者こそがこういう差別を嬉々としてやりとげるというのも、大昔から変わらぬ姿でもあろうなあ。

 …しかしなあ、学術的な正確さをどこまで無視していいか、というのは、学者のプライドに関わるんでなあ。それを発達障害のせいにされてもなあ。

関連:「一般教養の講義に根本的意義があるよなあという実例:香山リカ(2018-08-13)

 ところでこの某老害氏と、当時はタッグを組んでいた某不肖の元弟子。…まあまあ周囲から反感を買っているようですが、いやまあ、その片鱗は私とまだ付き合いがあった頃から、うんまあ…。あと大言壮語の癖は昔からあったようで…。

 加えて、また





 これはメディアも、そしてメディアを嫌う単純なネトウヨ・ネトサヨも同様なのだが、「自分が書きたい物語が先にあり、それに適合的な・都合の良い話を超優先して取り扱い、それに不適合な・都合の悪い話については無視する・フェイク扱いにする・侮辱する…という扱いにする」という悪癖がより根源的だろう。

 もちろん、「知らないものは伝えようがない」ということと、「顧客のほうをむいて商売する」と言う原則もある。
 もしメディアの中の人ががこの宮崎氏の件を知っていても、1) 「普通の日本人」だと、「普通の日本人の偉大さ」を称揚するネトウヨ(主たる顧客と見做さない)にウケるので出したくない、2) そもそも著名人ではないので、売れるネタにするには相応の努力が必要(そのようなコストを払いたくない)、などという問題があるだろう。

 メディアについてのメモも出てきた。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ソマリア大洪水:国連は「世... | トップ | (科学)教育を全面的に英語... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事