空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

(科学)教育を全面的に英語に!なんてお話についてのメモが出てきた

2023-11-12 23:39:59 | Weblog




 うん、日本全国全国民がすべてサイエンスで生きていくのなら、さしあたり全部英語でいいんじゃないですかね。で、そんな「選択と集中」にどれほどの合理性がありますかねーとかいうことはお考えですか、という。

 北朝鮮の核開発をめぐる技術者養成のお話、というのもあったですわな。
 超最上層は、それこそ英語等々を利用しまくらねばならないが、そのちょっと下の辺りの教育には日本語の教科書を使ってました、なんて話がある。言語の構造的にそれが楽だから、と。

 要は「必要に応じて必要なことをする」という、おそろしくバカみたいな一般論の話なのである。エリートには、まあ最初っから英語教育でもすりゃあいいんじゃないですかね。しかし全員にそんなこと実施するだけのリソースをどこから持ってこれるかという問題もあり、最上層を育てることはできても、上層・中上層の数が揃ってないと、一般への普及もなにもできませんよ、と。
 東大京大慶応…あたりで最先端の成績をあげても、それを利用する応用研究やなんかをどこでどうするか、というお話。



 …上層レベル・中上層レベルの不足をどこかから調達するハメになりますので、ど移民社会になる恐れもあるでしょうね。社会の分断が進みそうです。



 その手の声には「僕だってもっと早くから英語での教育をされていれば」みたいなルサンチマン込みのひとも含まれてるかも。

 ともあれ、「ところであなたが科学について知って科学の道に進もうと思ったきっかけはなんですか?」と聞くのは良い手かと思う。自然の何かしらに触れたからだろうか、それの最初期の説明は当然英語だったわけですかね?と。
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