空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

竜頭というべき勢いだったが

2017-10-01 21:47:20 | Weblog
 蛇尾になりそうな気配がみえるっぽい。新党。

毎日新聞 比例投票は自民24%、希望14% 共同通信調査 2017年10月1日 20時26分(最終更新 10月1日 20時44分)

新党「希望の党」の結成後、初の調査。比例代表の投票先は自民党が24.1%、希望の党が14.8%となった。内閣支持率は前回調査(9月23、24両日)から4.4ポイント減の40.6%となり、不支持率46.2%が上回った

 内閣の不支持率の高さは気になるが、ええかげん数年やってきてなお支持率40%なので、まずまずと言うべき。「安倍政権疲れ」が相当に高いことも推測できるが、受け皿として期待されるべき野党さん・新党さんを投票先として選ぶのが「14.8%」。

 …過半数はいかなさそう。というか、もう過半数目指しての立候補もまずない。うん、この時点で緑の小池氏の(直近の)知事辞任・国政選挙進出はまずなさそう。



 とりあえず私は騒ぎはしなかったと思う。結構ヤバ目かなあ、大風が吹くかもなあ、位は思ったが、地方組織の円滑な乗っ取りが出来るかどうか、危惧は抱いた。



 ―この”夢想的”な想定がアタれば、地方組織を一応今度の選挙限りだけでも引き連れていけただろう。それなりには。



 まさに、まさに。

私が今度の政変を、微妙に低めに評価するのはこの点だ。東京本部で激動しているが、地方をすっかりおいてけぼりにしている雰囲気がある点だ。地方組織を、中央本部のいいなりになるものとでも思っているのか」「中央線沿いで仕事をするひとたちは、自分たちだけが日本国民だとでも誤解しているのではないか」「我々は、この地方で根を張って生きているのであり、ここにこそ利害関係があり、己の利益を、できれば増大させたいと思ってもいるのだ」(「地方(組織)を疎かに? 2017-09-29)」)。

 …しかしまあ、急転直下もいいところだ。ダメの気配が見えるにしても、もうすこし先だと思ったんだけど。
 ほんの数日前には





 こんな風に、安倍首相を落とせればいいやー、的な人が爆釣れで、それに対する、お前はリベラルの誇りを何処にやった、的な突込みが大流行っぽかったのに、ほんの数日でこれだ。




 ここで吹いた。



 私は内藤先生に一票、かなあ。



 これにも一票。今は”都政に集中する”とでも言うだろうが、最終的には立候補する。そうでなければ、国政選挙で勝ちきれないだろう―とメモしていたのがほんの数日前…。

朝日新聞 希望・若狭氏、「小池氏、出馬しなくても構わない」 2017年10月1日20時44分

将来的に小池(百合子)代表が国政に戻ってくる可能性はあると思う。今回の選挙で国政に戻るかと言えば、私個人の意見として恐らく選挙には出ないと思っている

 出ないと負ける。

誰を、希望の党として首相指名するかは決めていくことになると思うが、もう少し長いスパンで考える必要がある。政権交代可能な二大政党制を少し長いスパンで考えると全然矛盾はない

 大風起こして瞬間風速的に勝つスタイルのはずだが、長いスパンで戦っていけば飽きられていって負ける。



 この恨み言も、緑の小池氏が『私がニンゲンを仕分けしてあげるよ! 党綱領とか関係ナシにね!』といっぱつかまして、あっという間に新聞の論調も釘刺しにまわりはじめたっぽい。



 僕は「引きが悪い」と表現したい…。まあ現実にはポカなんだが。ただ一応、永田さんの死を結果したアレ以降、とりあえず直接ひとを死なす方向ではない選択肢を引いている気はする。今回は党を死なせたが。



 鬼か。

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