空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

反政府派ハウィエ氏族会議は政府側との対話を求める方針:ソマリア

2008-01-17 21:57:23 | ソマリア関連
 GaroweOnlineの報道:Opposition clan leader calls for talks with Somalia govt Jan 13, 2008 - 8:11:38 PM

 バイドア発。ハウィエ反政府派は,先週議会の承認をうけたソマリア暫定政府内閣との対話を求める。

 ハウィエ氏族会議議長を自任するMohamed Hassan Haadの政治部門アドバイザーSalad Barwako氏は,氏族長会議は最近出されたソマリア暫定政府首相, Nur "Adde" Hassan Husseinの和解に関する声明を歓迎する旨,声明する。

 なお当のMohamed Hassan Haadは去年11月より身を隠している。

 Barwako氏はNur Addeの権威を認め―交渉相手と認める一方,和解のプロセスを始めるに当たって虜囚の状態に関説する必要を主張する。対話はソマリアの平和を永続させる「唯一の道である」とMr. Barwakoは言う。

 というのも,11月に逮捕されて以来,ハウィエ氏族会議スポークスマンAhmed Dirie氏の安否は未だ不明なのです。在エリトリアのソマリア再解放連盟指導者Sheikh Sharif Sheikh Ahmedは,Diriye氏は監獄で死んだと言うのですが,正直に信じることはできません。

 なお,この反政府派ハウィエ氏族会議は,必ずしも全ハウィエ氏族の代表者というわけではありません(恐らく,モガディシュでの優越を確保はしていたのでしょうけど…)。第一,ソマリア暫定政府首相からしてハウィエ氏族出身です。

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