https://t.co/mqjhJCptJG 1948年の済州島蜂起で大阪へ密航してきた朝鮮人がいる。済州島人口30万人で、死者3万から5万と言われているから、やばい人は逃げてきた。理屈なら全員追い返してもよいけれど、日本はそれをしなかった。それが事実。
— buvery (@buvery) 2018年11月21日
わたしは、ゴマカシ温情主義だから、済州島蜂起で逃げてきたひとを、朝鮮戦争している半島へ追いかえせとは言わないよ。でも、守ってくれてありがとう、いや、せめて悪口は言わない、くらいはしても良いんじゃない?あの記事を読んだ日本人は、密航してきた朝鮮人を日本が黙認したとはわからない。
— buvery (@buvery) 2018年11月21日
ある意味ではこの報道は中立的でよいねえ、と評価できる。事件・事実を、その限りにおいて報道している。右や左の旦那様とかが「公平な報道を!」「事実をのみ報じろ!」というようだが、まさしくそのようなものである。
他方、これにいちいち現代的意味を付加するとかは政治的に過ぎる、と評価することもできる。先日メモした、いまの日本でウイグルを報じる・論じることの難しさにはこれがある。ウイグルを語ることが日本における右翼勢力の宣伝に直結してしまう危険、ということだっただろう。
関連:「「右派」も「左派」も相互に縄張りを荒らさない暗黙の了解でもあるんじゃないのか(2018-11-17)」
でまあ、
「でも、守ってくれてありがとう、いや、せめて悪口は言わない、くらいはしても良いんじゃない?」
なんて、”よけーなこと”を言いたくなるのは、ほかの記事ではそういう”よけーなこと”を付言するのが普通なのに、なんでまたこの件については付言をつけないんだ、ということだろう。
それこそ、日韓関係が微妙な今でこそ
『旧日本軍的な属性と通じる軍事政権時代の韓国政府が暴虐をふるったとき、その暴力から逃げてきた人々を受け入れてくれたのは、軍事政権の辛さを知る日本だった。国の枠組みからくる古い恨みを忘れ、民衆は民衆同士、助け合ってきたのだ』
とでも書くべきだろう、と。
そんなせっかくの機会を慎重に避けるんだから、むしろ書きたくないんだろうなあとか、こっちのルートでの懇親は意図してねえんだろうなあとか思えても来るわけである。
聯合ニュース 大阪に「済州4・3事件」犠牲者の慰霊碑 悲劇から70年 2018.11.18 17:04
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