空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

どうなるかなあ。

2011-12-13 18:25:30 | Weblog
@robo7c7c ナナシ=ロボ(福島市) 「ンダンダw RT @xumi2: ワシらがサリンジャー読んでたとの一緒ですかなw RT robo7c7c: インテリの卵と、ちぃっとインテリ気取りてぇ若いのは、いつの時代でもオヅ見てんだぁw RT @xumi2: 最近の若い人は小津安をなんで観てるんだろう」(2011/12/12)

 しまった私もおっさんだったかと思いきや,そういえば私はサリンジャーほとんど読んでないや。よしまだ若い,まだ若い…。

Chuo Online 「蟻族」と「?老族」-中国大学生の進路・就職事情の一断面 酒井 正三郎/中央大学商学部教授(読売新聞)

(※?は口編に「止+月」)
中国では大学拡大策にのって、今世紀に入り大学の数が急増している。進学率も25%超、わずか1、2%台だった70年代の「文革期」や80年代の「改革開放」初期と比べると、まさに天地の差である。この大学「大衆化」によって大卒者の数も増大し、昨年は630万人余になった。大卒者がこれだけの数になると、いくら成長が著しい中国でも「相応の職場」の確保は難しくなる。いきおい、「大学は出たけれど」職がない就職浪人が増え、非公式統計ながらその数昨年はとうとう200万人を超えたと言われる。実に大卒者の3分の1が望む仕事が見つからない状態である
「蟻族」の多くは農村出身者である。しかも大半は一人っ子だ。大学など望むべくもない時代に生きた彼らの親たちの期待を一身に背負う。仕事が見つからないからと言って、おいそれと故郷に戻るわけにはいかないのだ

 いずこもおなじか。で,「?老族」は「もう一歩」先に行ってて,我々で言う所謂”パラサイトシングル”である由。
 我々がその名で呼ぼうとした人々は,実際のところ,低賃金である若年期を実家暮らしで乗り切ろうとする戦略を選択した人々だった―などという研究調査があったかと思う。まあそれができるだけ,社会がよほど裕福になったとも言い得るだろうけど。
 ところが今の中国では…というのだそうだ。

Whoso is not expressly included 大学教員の「業務」と「私的な言論」 2011年12月 9日

 青プリン氏をめぐって何か思ったり行動したりする人は上掲記事を読んでおくのもよいかと思う。
 とりあえず,教員の業務表は便利であるな。普段,こんなリスト,作ろうとも思わないからなあ。
 
@hashingi 河信基(ha-shingi) 「他国の侵略攻撃に怯えることがいかに滑稽か。国防論などと口慣れない屁理屈を振り回さなくとも、塀を高くし、番犬を飼い、棍棒を抱きながら寝ている隣の家の変わり者を想定すればすぐわかる。」(2011/12/13)
@hashingi 河信基(ha-shingi) 「@hashingi 怯えるから武器を持ちたがる。軍備拡張論者は実は臆病者の変わり者と言ってよい。国士?憂国?ブラックジョーク(笑い」(2011/12/13)

 …いや,ブラックジョークというには,余りに絶望的な現実が展開している様子である(所謂「北の国」を思いながら)。私としては,諸国諸人民の連帯を望む立場から,軍備に重点を置く政策は好ましくないといいたい。


 さて私は自分の精神安定のためにも,アレな方向はあまり見ないつもりなのだが,まあ多少注意を払ったからなあと思って見てみた。そこで決定的な一言があったので,メモ:

@HayakawaYukio 早川由紀夫 「あのね、今回の訓告も、その前からの口頭注意も、地図のことは一切話さない。それは見事なもんだよ。RT @buvery: 地図に書いてますよー。RT @shonowaki: 早川氏のツイートへの苦情…なぜ、「群馬大学教授」と名乗っていないのに、群馬大学に「苦情」が来るのか。」(2011/12/13)

 ―そう。お勤め先は,地図のことを問題視しているわけではない。私はそう推測していた。

@HayakawaYukio 早川由紀夫 「参考までにいうと、私はブログではツイッターでのような発言を一切書いていない(冒頭に掲げたまとめへのリンクを除く)。ブログは客観的データを置く場、ここツイッターは(主観的)普及の場。明確に使い分けている。」(2011/12/13)

 ―彼の言う「客観的データ」については問題としていないのだ,大学側は。

 いやその,その「客観的データ」に文句のある向きはあるだろう。事実に相応していないとか,評価方法がどうこうと言う向きはまああるのだろう。それは研究の質の問題であって,学問的論争の対象だ。そこは問題ではないのだ,つうか問題にし辛い(繰り返し言及している,おおやにき「ダメのひと」から:「また学問研究の自由というのがあり「おまえの研究業績は質が低すぎる」というような評価を一方的に下すことも難しい」)。

 問題なのはその主観的見解の方であって…。…ヘイトスピーチ全開なのは人間として問題あるよね,ということであって…。…大学側は,青プリン氏を叱りおくに際して地図の件言及しない。その事実から青プリン氏はきちんと推論を積み重ねるべきであった。
 ところが「処分してコトを表向きにすればそのあとのキャリア形成も困難になるわけで、まあきつく叱りおいて内々に問題を納めるかねえと関係者一同が恩情をかけたら本人は何が問題にされたのかまったく理解しておらず」(おおやにき「ダメのひと」),戒告の文書を表に出すやら問題の所在を理解していない(?)やら。

 まー彼にとっては,全部一体で「我が研究テーマ」なんだろうが,「地点Aで放射線量Bである」という事実認識と「地点Aで農作物作るのはまずいかなあ」という不安と「地点Aで農作物作るのは疑いもなく危険である」という(場合によっては主観的な)判断と「従って地点Aで農作物を作る農家は私(達)を殺そうとしているのだ!」という妄想とは明確に区別すべきであろうなあ。

 そこはblogとtwitterを使い分けているところからして多少の感覚があるらしいが,にも拘らず『大学が地図に言及しない』という事実から推論を進めることができないらしいあたり,あのやっぱり質が(ry

 …ああその,つまり,「普通の人を想定して決めた「最善の対応」が普通でない人には通じないと、まあそういう話である」(おおやにき「ダメのひと」)。

 ともあれ,彼は明瞭な不品行を行ったわけではまだなく,これ以上の処分というのも難しいかとは思うのだが,大学側としては”カード”を青プリン氏にさらしながら(しかし青プリン氏は目の当たりにしながらそれを認識せず)増やしていってる状態と(私には)見える。どうなるかなあ。
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