空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

おぼえがき

2009-06-09 22:03:21 | Weblog
Kojii.net  Opinion : 求む・小さな高級車 (2009/6/8)

「グリーン ニューディール」なんてことをいいだしたアメリカで、big と plenty を重んじる価値観を変えて、従来より小さめだけれどもテクノロジーと付加価値が詰まったクルマがナウい (←死語)、という方向に引っ張ってくれるのが、クルマの肥大化に歯止めをかける早道なのかも」。思い起こしたのは『東洋経済』で仕入れた知識,「スマートグリッド」+「プラグイン・ハイブリット車」な構想。『地球環境問題を気にするワタクシ』がイカシてる(死語)な思想は,かの国でも少なくとも教養ある階層ではもはや無視できまい。「そういえば、ちょうど GM がハマーを中国企業に売る話が決まった」とのことで,そのプラグインハイブリット車「ボルト」はGMの新車だそうで…。

 我々は今,時代の変革期を目の当たりにしているのかも。
 そうならば,なんと我々の技術の革新の素晴らしいことか。
 工学に向かわなかったことを―時折こうした記事に接すると―惜しく思う気持ちが起こる。

Hi-Low-Mix ビリーズブートキャンプ524回目
どういう訳か、そのような正論よりも、それをヒステリックに攻撃する者たちのほうが「誠意の人」と見られる傾向があるように思われる。非現実的な理想論を叫ぶよりも、さまざまな制約の中で適切な手段を探し求め続けることこそが「誠意」と考えるが

 共に変革を実現すべく現実問題に取り組み苦闘するより,理想論をぶちあげそれに沿わない他者を攻撃するほうが楽な上,進むべき道筋を指し示す素晴らしい智慧を持っていそうに見えますねー。人命尊重平和愛好,誠心誠意求めるべき理想的目標を唱えるだけの方が楽だ。それを実現するための個々の努力? 誰か他のひとがやってくれるさと他の誰かに無限に責任を負わせる。なんて楽な生き方だろう!

 …恐らく,制約の中でなんとか僅かばかりでも理想を実現させようと努力するようになることが,それが大人になるということなんだろうと,ちょっとそんなことを思ってみる夜。納期に追われて(主観的には)未成状態でモノを出荷せざるをえなかったりすることも世間にはあるわけでしょう,そんな中でも,時間の限り最善を尽くそうと努力するようになることが。

 …また,どこぞの捕虜収容所の監視側心得に,『彼ら(捕虜たち)は兵士であり―諸君らも兵士である!』とあったと聞きますが,これと同様,『諸君らは市民であり―彼らも市民である!』と私としては言いたいところ。『市民』等々,自らを特権的位置に置いて論を立てる人々は,しばしば論敵が自分たちと同様の市民であることを忘れているように私は思う。

Hi-Low-Mix マスぐらい好きにかかせろ

 わかりやすいスケープゴートではありますよネ。

 いや今日はこういうノートを書く予定ではなかったんですが。仕事進まなくてマズイ。
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