空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

どうせ10年後には政治をやっている気はないんだろうから、さしあたりの票を確保できればいいというのだから、気楽だろう

2018-12-04 22:32:11 | Weblog



 ということで、速やかに訂正・謝罪作業に入れば宜しいかと。




 そこは措いて、とにかく速やかに訂正・謝罪作業に入れば宜しいかと。とにかく過去に仕出かしたことは仕出かしたことで、取り返しはその限りつかないわけであり、未来へ向けてのビジョンを示すべきだろう。
 まあ、尤も、



 …その「仕出かした過去」をプラス評価して議員候補にしたのだろうから、もはやそれこそ取り返しがつかないだろうが:



。とにかく、今後についての方向性を示すべきなのだ:



 ところで



 これをみてはたと気付いたが、「「今までは今まで」としてデマを容認する、訂正も謝罪もしない」ことと、「今後、間違った情報を伝えていた事実があるなら、その点については訂正(初鹿議員の言葉)」ということには、微妙な同時成立の余地がある。

 つまり、「今までのデマはすべてスルー」だが、「今後は”間違った情報を伝えていた”事例があれば、それは訂正対象である」、すなわち、『今後は発言に注意させる』。



 図らずも、だろうか。竜田氏はその点に気付いてか、「釘刺し」をしている。『今後は、というのだから、今後はアンタ、きっちり見るんだろうな?』と。



 まあ、どうしようもなくなるだろう。なにしろ、従来のアレな発言に引っかかってきた層を引っ掛けるための擁立なのだから、発言を注意し始まったら投票を期待する層への訴求があやしくなる。

 で、まあ、こうしてまだしも親切な言葉をかけてくる層は、あからさまに少数派ではあるが、無視していいわけではない。まあ軍隊で言えば軍曹~中尉といったあたりで、この辺の支持を失うと、オルガナイザーだのイデオローグだのの供給が途絶えるわ、勝手に応援してくれる草の根勝手連を永久的に失うわ、まあ…ノーガードで延々ジャブをくらうようなじみーなダメージをくらいつづけるはめになる。

 選挙に勝つには、たしかにマスに訴求しないとだめですけどね、継続的に勝つにはもうちょっと一工夫がいるでしょうよね、という話。



 ちまちま支持層が削れるよ、と。
 でもまあ、いま議員をしている人たちは、ある意味、個人の人生としては逃げ切れる。だが次の世代はどうか―というわけなのだ。立民さんは、10年後に存在しているつもりはあるんだろうか、10年後も勝てる気でいるんだろうか、その組織力は…と問われているのだ。

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