Garowe Online Somalia govt forces in 'strategic retreat' from town near Kismayo Dec 26, 2012 - 8:41:13 AM
この火曜,下Jubba県Bulo-Gududからソマリア政府軍が戦略的撤退をしたという。ここはKismayoから北に30kmほどの位置。軍関係者の言によれば,この数日中にまたこの町に戻るのだというそうだが,何で一時撤退するのか説明はないとのこと。
未確認情報によれば,al Shabaabが火曜,この町に到来し,駐屯していたソマリア政府軍を追いだしたのだとか。さしあたり連邦政府自体はこの件にコメントしていない由。
他方,モガディシュのHamarweyne地区では治安上の作戦が行われ,24名が逮捕されたという。このうち何人かは警察の制服を着ていました―という。…地元住民からみかじめ料を取っていた模様。
Garowe OnlineはHamarweyneの地元商人のコメントを載せている。そのあたりの商店や通りがかる車から金銭を徴収しており,繰り返し政府に苦情を訴えていたのだという。政府は,今月だけでも60件の不法検問を除去したのだそうで,
…政治への信頼回復のため頑張ってますねと言いたい気持と,それだけ除去すべきものがあったわけですよねと言いたくなる気持ちとが半々というところ。
この火曜,下Jubba県Bulo-Gududからソマリア政府軍が戦略的撤退をしたという。ここはKismayoから北に30kmほどの位置。軍関係者の言によれば,この数日中にまたこの町に戻るのだというそうだが,何で一時撤退するのか説明はないとのこと。
未確認情報によれば,al Shabaabが火曜,この町に到来し,駐屯していたソマリア政府軍を追いだしたのだとか。さしあたり連邦政府自体はこの件にコメントしていない由。
他方,モガディシュのHamarweyne地区では治安上の作戦が行われ,24名が逮捕されたという。このうち何人かは警察の制服を着ていました―という。…地元住民からみかじめ料を取っていた模様。
Garowe OnlineはHamarweyneの地元商人のコメントを載せている。そのあたりの商店や通りがかる車から金銭を徴収しており,繰り返し政府に苦情を訴えていたのだという。政府は,今月だけでも60件の不法検問を除去したのだそうで,
…政治への信頼回復のため頑張ってますねと言いたい気持と,それだけ除去すべきものがあったわけですよねと言いたくなる気持ちとが半々というところ。
すいません,Ras Kamboiのことを思い出してあげてください
一応彼らは地元勢力です
というか
>「無法者の追放」
そのあとに,もうちょっとはレベル低いにしてもやっぱり無法なのんが来てるわけでもあり
無許可検問とかやっちゃうとか
で,必ずしも平和が来てないとか
何故かと思えば,その兵隊自身が給料貰ってなかったりとか
『上層部の言うとおり駐屯してほしければ給料よこせよー
』と無断撤退するとか
…いろいろですよね 彼ら
実績にうらづけられた実力装置を持ってる人は強いですねえ
…Turkiがどこに行ったかは最近ちぇっくしてませんし,わかりませんが
私もそう信じていますよ(にこにこ)
一般人の大多数が,できるだけストレスなく,できるだけ豊かに,できるだけ気楽に,できるだけ平和に生きていたいと願っているはずです
だから非日常を思い起こさせるようなのが出歩いていたらいやだし(戦闘服姿の軍人が日常的にうろうろしてたら,そりゃ嫌だ―しかもそれが外国軍なら,さらに)
私たちの日常が,少なくとも一部(以上)がそんな実力によって維持されてるなんて現実など見たくないし(そんな現実を突き付ける無許可「事実上の弾道弾実験」ロケットなんか嫌いだし)
直接実力機関が接触してくる,たとえば検問なんか嫌いです(飲酒運転撲滅運動の一環で,年末深夜に車ころがすひとをチェックするのはわかるけど,私は仕事帰りで疲れてはやく休みたいんだったら!)
ラスカンボニ軍はその成立からみてオガデン氏族中心だろうから、同じダロッド系とはいえキスマヨ住民とは支族が違う。ラスカンボニ軍が多少の平和をもたらすにせよ(といってもその保証はどこにもないわけですが --- つまり、ラスカンボニが高税を取り立てる可能性もあり、若手男子を徴兵する可能性もあり、アルシャバブとの激戦でキスマヨを灰にする可能性もある ---)、手放しで歓迎という感じでもないんじゃないかと思います。
戦国時代だって,そこらの農民は,自分の安全が確保さえされれば,その辺の山の上でのほほんと戦見物したとか聞きますし。
この場合,武力衝突という要素を戦闘の当事者たちがまるっと担っている(見物の農民からは排除されている)。
…これは現代国語では「安穏」にでもあてる概念ですかね。
もちろん,手放しの歓迎まではしないでしょう。
暴力装置がむきだしでその辺にいたら,気分も悪いだろうし。
ただ,状況はそうそう不安定化しはしないものと思います。
「al Shababでさえ数年間安定して統治した」といえば,相当説得力があるんじゃないかな,と。
数点あげれば
・氏族・支族の利害得失だけでは動かない
→それなりに各個人が存在し,社会階層の別もあり,「X氏族性」のみをメルクマールとすることはできない。我々が「日本人」というだけで一つにまとまることがないように。
・できるだけ高い税金をとるためには,Kismayoができるだけ高度な繁栄を享受する必要がある
→現地商人階級の利害を考え,彼らと協調する必要がある。
・現地人雇用
→兵隊を増やせばカネがかかり,現地の働き手が減り,もともといた人たちの分け前が減る。また,「氏族性」が薄まり,現地勢力化が進む。
兵員数については,お互いにwin-winなレンジがあるでしょうね。
・al Shababとの激戦が発生してKismayoが灰燼に帰す可能性
金の成る木を好き好んで滅ぼす人もあまりいないものと思われます。al Shababだってさっさと撤退しましたし。
それでもなお,昭和16年の大日本帝国のような破滅的選択をするかもしれませんが―…灰燼に帰せしめるほどの火力を誰も用意できないでしょう。