いや,まだ略奪できる白人経営農園が残っていたってことにお姉さんびっくりだ@ゆい:
BBC Scores of Zimbabwe farms 'seized' 23 Feb 2009
連立政権成立して,安定するかとあだな望みをかけてみたりするジンバブウェ情勢にさらに一石。尤も,大時化の海に石を投げこんだところでどれほど波紋が広がるか,とゆー気はせんでもない。
ところで,話をきけば,ジンバブウェは国際社会に緊急支援50億ドルを要請してるとか:
CNN Japan ジンバブエ新首相、「厳しい」国内経済への支援求める 2009.02.23 Web posted at: 10:58 JST Updated - CNN
そんなお金の余裕のあるのは,お宅様方が本国で超法規的措置で搾りまくってる白人連中の祖国だったりしませんかね。
ところでそこらの教科書なりを見ると,『日本のODAは日本の国益に沿って行われているから援助先自身のためになるように変えていかないとね☆』なんて書いてあったりするんですが,こーゆー極端な事象を目の前にすると,また別の考えが起こりはせんだろか。
この場合,『ジンバブウェのため』ってのは,言われるがままに50億ドルくれてやることだろうか? 71人だかの閣僚で山分け大会になりそうですが。
国内の体制再建のために使いなさい!って指導する? ムガベ・ツァンギライ政権は,早速のこってる400軒ほどの白人農場を解体するために使うかもですが(これから農繁期なのに)。
治安再建のために警官や軍隊やにお給料あげたり,食糧給付したり(で,象の被害を減らしなさい!)って指導する? その警官や軍隊が白人農場を潰して回ってるわけですがなにか?
閣僚での山分けはダメ,白人農場潰すのに使っちゃダメ,それする警官たちを養うのはダメ,ちょっと待ってよ,援助先が,援助先自身で主体的に自国のために(という建前で)計画立てたのに,なんでダメダメなのよっ?! …ってことにならない? なんで指導なんかするんだよそぉかお前ら文化侵略者かよっし分かったBLAM!! 「殴りましたねっ?」「だってお前日本人だろ?」(←確かもとの事件では英国人ジャーナリストとジンバブウェの政府広報官の間のやりとり)なんてことにならない?
いや,やっぱり,そりゃマズイだろう。
ODAとかゆーても,モトは税金だから,多少自国民の利益にならないでもない感じにして,そう悪いこととは思わないんだが。
例えばこの場合,英国はジンバブウェ(嘗ての植民地)に,なにがなんでも援助をつぎ込まねばならない道義的責任があるだろうか。英国人ジャーナリストが向うの政府官僚に,ムカついたからって殴られて殴られっぱなし,英国人かどうかは不明ながら,白人であるってだけで土地は根こそぎ収奪なんて人権蹂躙がなされて,それでもジンバブウェのために資金をつぎ込まなきゃいけないのかな?
いや,やっぱり,同じ出すんでも,援助元謹製『ぼくがかんがえるジンバブウェじんみんのためのおかねのつかいかた』的提案とか必須な気がするんだが。どーしても援助元の主観でお金の使い方とか,一定の制御が加えられざるをえないよーに思うんだが。
それにねー。開発援助っても,貰う先や貰い方を選ぶ権利は,まーないではなさそーだしー。
お金貰って鉱山・油田開発,技術者も建築労働者も先方から派遣。差し当たり国にお金は入るし政治家は潤うけど,国民下々に教育も技術の蓄積もないまま(洗濯婦とか賄い婦の雇用はあったりするが)―な開発パターンも選べるし,
湯水のよーに金持ってる分際で細々と口うるさく人権人権唱えまくって,さしあたっての金にならん国民再教育プロジェクトだの民兵武装解除プログラムだのに首突っ込もうとする国と仲良くするパターンも選べたりするよね?
そーゆーのは,其々の国の国益に適った行動であるはずで―さしあたって石油需要をカバーする緊急の必要があったり,時間は係っても先方の教育程度・技術水準を高め,将来の工場ないし市場として囲い込む希望を繋ぐとか―あるんじゃないかな,かな?
っていうか,教科書的『日本のODA批判』って,二昔ほどまえの現実に対するものなのかもだ。
BBC Scores of Zimbabwe farms 'seized' 23 Feb 2009
連立政権成立して,安定するかとあだな望みをかけてみたりするジンバブウェ情勢にさらに一石。尤も,大時化の海に石を投げこんだところでどれほど波紋が広がるか,とゆー気はせんでもない。
ところで,話をきけば,ジンバブウェは国際社会に緊急支援50億ドルを要請してるとか:
CNN Japan ジンバブエ新首相、「厳しい」国内経済への支援求める 2009.02.23 Web posted at: 10:58 JST Updated - CNN
そんなお金の余裕のあるのは,お宅様方が本国で超法規的措置で搾りまくってる白人連中の祖国だったりしませんかね。
ところでそこらの教科書なりを見ると,『日本のODAは日本の国益に沿って行われているから援助先自身のためになるように変えていかないとね☆』なんて書いてあったりするんですが,こーゆー極端な事象を目の前にすると,また別の考えが起こりはせんだろか。
この場合,『ジンバブウェのため』ってのは,言われるがままに50億ドルくれてやることだろうか? 71人だかの閣僚で山分け大会になりそうですが。
国内の体制再建のために使いなさい!って指導する? ムガベ・ツァンギライ政権は,早速のこってる400軒ほどの白人農場を解体するために使うかもですが(これから農繁期なのに)。
治安再建のために警官や軍隊やにお給料あげたり,食糧給付したり(で,象の被害を減らしなさい!)って指導する? その警官や軍隊が白人農場を潰して回ってるわけですがなにか?
閣僚での山分けはダメ,白人農場潰すのに使っちゃダメ,それする警官たちを養うのはダメ,ちょっと待ってよ,援助先が,援助先自身で主体的に自国のために(という建前で)計画立てたのに,なんでダメダメなのよっ?! …ってことにならない? なんで指導なんかするんだよそぉかお前ら文化侵略者かよっし分かったBLAM!! 「殴りましたねっ?」「だってお前日本人だろ?」(←確かもとの事件では英国人ジャーナリストとジンバブウェの政府広報官の間のやりとり)なんてことにならない?
いや,やっぱり,そりゃマズイだろう。
ODAとかゆーても,モトは税金だから,多少自国民の利益にならないでもない感じにして,そう悪いこととは思わないんだが。
例えばこの場合,英国はジンバブウェ(嘗ての植民地)に,なにがなんでも援助をつぎ込まねばならない道義的責任があるだろうか。英国人ジャーナリストが向うの政府官僚に,ムカついたからって殴られて殴られっぱなし,英国人かどうかは不明ながら,白人であるってだけで土地は根こそぎ収奪なんて人権蹂躙がなされて,それでもジンバブウェのために資金をつぎ込まなきゃいけないのかな?
いや,やっぱり,同じ出すんでも,援助元謹製『ぼくがかんがえるジンバブウェじんみんのためのおかねのつかいかた』的提案とか必須な気がするんだが。どーしても援助元の主観でお金の使い方とか,一定の制御が加えられざるをえないよーに思うんだが。
それにねー。開発援助っても,貰う先や貰い方を選ぶ権利は,まーないではなさそーだしー。
お金貰って鉱山・油田開発,技術者も建築労働者も先方から派遣。差し当たり国にお金は入るし政治家は潤うけど,国民下々に教育も技術の蓄積もないまま(洗濯婦とか賄い婦の雇用はあったりするが)―な開発パターンも選べるし,
湯水のよーに金持ってる分際で細々と口うるさく人権人権唱えまくって,さしあたっての金にならん国民再教育プロジェクトだの民兵武装解除プログラムだのに首突っ込もうとする国と仲良くするパターンも選べたりするよね?
そーゆーのは,其々の国の国益に適った行動であるはずで―さしあたって石油需要をカバーする緊急の必要があったり,時間は係っても先方の教育程度・技術水準を高め,将来の工場ないし市場として囲い込む希望を繋ぐとか―あるんじゃないかな,かな?
っていうか,教科書的『日本のODA批判』って,二昔ほどまえの現実に対するものなのかもだ。
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