発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

あぁ~やっぱり、、、

2021年05月05日 | 猫屋線(改造)
半分期待を込めて買ったものの、現車を見て愕然とした、2軸客車。


何度でも書くけど、ドア位置が対角線上にあるという形状が、見事に単端化の道を閉ざし、

簡易軌道客車との2両ユニット化も、今一つしっくりこない。

使い道を考えながら、この模型客車のお手本になった車両を探してみた。

2軸客車なので、まず塗装がよく似ていた、あの鉄道を。

すると、意外に簡単に見つかった。

そうか、磐梯急行電鉄(旧沼尻鉄道)にあったのか。
サハ8・9・10と名乗ったらしい。

写真もちゃんとあるが、難しいのは反対側の側面までは撮っていないこと。

当時はあちこちの鉄道にゲテモノ車両がころがっていただけに、単端の形をした客車なんてあまり珍しくもなかったのだろう。ましてやドア位置なんか問題にもならなかったのだろう。



で、この客車をどうするか、の前に同時に持ち帰ったのが「ひまわり号」

片側の先頭車に純正動力をはめていたのだが、そうすると精魂込めて作った客室がハイデッカー構造になってしまい、見苦しいことこの上ない。

KATOのちび凸動力が軽便にはもってこいの走りを見せてくれたため、不細工を承知の上「ひまわり号」にもこの動力を使おうかとたくらんだ。


全長が全くあっていないので、車体にはまった所で、、、という形になるが、最大の問題は、長すぎるオーバーハング。

いくら2軸とはいえ、こんなオーバーハングを持ったら、ちゃんとカーブを曲がってくれるのか?、と言う素朴な疑問はある。

そんな時、たまたま横にあった単端もどきの2軸客車に目が行った。

で、何気なくそいつをばらし、ミニ凸動力を入れてみる。




驚いたことに、ほぼピッタリ。

客車妻板下部に、床板合わせ用の受け(突起部)が動力に干渉する以外は、見事に収まる。
2軸同士の置き換えだから、車体とのバランスも問題ない。

で、予定変更。
「ひまわり号」の動力を、この2軸客車にしよう、というもの。

そうなると問題は、この2軸客車の内装と、運転台を付けるか付けないのか、と言う点そしてカプラー。

カプラーについては、9mmとは違いある程度の連結面間をとる必要があるので、KATO≠mはあきらめアーノルドにする事に。

内装は「ひまわり号」に準じ、キロ28の座席2脚の4人席とし、車体も当然赤テープ仕様に。

運転台をどうするかが問題なのだが、これはおいおい考えよう。

そしてこの2軸客車に動力を入れた場合のもう一つの利点がある。

そう、この床板。

これを使って、2軸無蓋車も作れる。

ただこれらをする材料が、大阪にはないので、丹波にとりに帰らないかん。

ま、青写真だけでも作っとこ。

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