発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

和田山駅

2023年03月23日 | なんやかや・・・

昨日、関東から友人が久々にやってきた。

詳細は省くが、2泊3日の旅行の1日目。もっとも夕方に神戸方面に行く行程だったため、それまでの時間つぶし的意味合いもあって、和田山の模型屋さんに行きたいとのことだったので、当初の予定の柏原待ち合わせを変更して、和田山待ち合わせになったもの。

列車到着の10分ほど前には駅に着いたので、入場券を買ってホームでお出迎え。

列車が着くまでのわずかな時間で「プチ撮影会」

和田山と言えば、やはりこれ。

播但線のキハ41。デビュー時の播但色(ワインレッド系)からタラコ色に変わったものの、キハ47とは似て非なるこのお顔は、やはりインパクトがある。

長いこと来てなかった和田山では、上下の「こうのとり」が交換する、と言うことをすっかり忘れていた。

友人が乗った5号と交換するのは12号。両列車とも7両編成。カニさんシーズンも終わりのはずだが、7両が見れたのはうれしい。

先に入ってきたのは12号。そういえばこの12号、日根野からのカニさん応援が、、、使われていた。

この応援も、今月いっぱいあるのか、今週末で終わりなのか、、、ホームまで出迎えた価値があったというべきか。

そうこうしているうちに5号も到着。

5号到着時、停車位置を間違えて4両停車位置にちょっと止まってしまったことは、公然の秘密。

なお12号が289系なのに対し5号は287系。側面だけ見ると違いが判らない。

和田山の機関区跡地は、レールがすべて外されレンガ造りの機関庫も屋根は消え失せ、ただ朽ち果てるのみ。広大な跡地利用も全く決まっていない様子。この状態で20年以上変わっていないのだから、そら地方は衰退しているわな、、、。

列車から降りてきた友人も、膝を悪くしていると聞いてはいたが、私よりひどいとは思わなんだ。この後、ノンバリアフリーが徹底したこの駅に苦しめられることに。

で、この日沿線各所で発生していた「濃霧」のため、播但線の列車にも遅れが出ていた。

その結果、なんと和田山駅で5号が到着した後の停車中にさらに到着したのが「カニかにはまかぜ」。30分遅れだそうな。

がらんどうだった「こうのとり」とは違い、城崎以西にも直通するこの列車は、まずまずの乗車率。

当然ながら「こうのとり」が先発。「カニかにはまかぜ」の方は、この駅でも遅延時間を増やしていたようだ。

ほうほうの体でノンバリアフリーの牙城「和田山駅」から脱出できた友人は、こうのとりの車中から「和田山からはまかぜで神戸に行く」と言う自分から出した変更案を、あっさり却下。「二度とあの駅には戻らん」と、、、。

予定通り模型屋さんに。

私は、性懲りなく「誰が買うねん、こんなもん」シリーズ最新作を、お買い上げ。

いつごろ出たのかわからないが、HPでも詳細が分からなかったこの2点。両セットともご丁寧に「猫」までついてくる。

これで1セット1500円。

HOサイズの人形セット、本気でレイアウトや車両にばらまこうと思えば、末恐ろしい金額になる、、、。が、どこかのガレージメーカーが、人形100体セットと言うのを売っているらしい。

人形探す前に、まずレイアウト作成やな、、、。

模型屋さんを出た後は、一路柏原駅へ。当初の予定通り13:40発の普通で神戸方面へ向かうとな。

到着したのは10分ほど前。けれどここでは階段に苦しめられることはなく、スロープで駅構内に入ると、切符を買ってそのまま改札へ。改札を出た目の前のホームが乗り場なので、階段を上がったり下ったりしなくてはならない和田山駅とは雲泥の差。そのままワンマンカーの客になりました。


三か月ぶり

2023年03月17日 | なんやかや・・・

昨年12月以来、久々の大阪帰り。

今まで通り、前日に柏原駅まで行き、往復切符と指定席券を購入。

帰りにジョーシンへ立ち寄り、ブルーレイディスクを購入。大阪で録画している分をダビングするためだが、、、。

なんと1月に生産を終了し、市場から撤退したはずのパナソニック製が、残っていた、しかもおまけの1枚付き(ただ、5枚分の値段で6枚分は買えないので、おまけと言うよりは、ちょい足しか。)

家に帰って、指定券の値段が、行きと帰りで200円違うことに気が付き、確認すると、帰りの日付が1週間、間違えていた。

帰り日の朝、少し早く駅に行き、「緑の自販機」でオペレーターとやり取り。

窓口でのやり取りなら、切符を確認して「ああじゃ、こうじゃ」と、1・2分で終わりそうなのが、機械越しでは5分くらい。終わって振り返ると、特急券を買う人が2人ほど。うち一人はオペレーターを呼び出しての発券だから、5分以上かかっていた。そのあとには5人ぐらい行列が。列車の到着まであと10分ぐらいだったから、列の後ろの人は、気が気ではないだろう。

1台しかない緑の自販機では、前の人が詰まると、もうどうしようもない。これで持って、サービスが向上しているなどとは、とてもとても、、、。

久しぶりの「こうのとり」は、たしかに乗る人の数は以前に比べ増えている。「コロナ注意」の放送もなくなり、私も

車内ではマスクを外していた。ただほとんどの人は、マスクは着用。

ダイヤが乱れることもなく、定刻通り大阪へ。

大阪到着前に見える、「はるかルート」の貨物線も、線路跡は残っていたものの踏切があった場所付近でバッサリ切られ、地下に新駅が埋まるかつての貨物駅跡は、その面影はみじんもない。

新大阪まで行って、喫茶店でモーニングの後は、難波の旭屋へ。

動物園で乗り換えた際、気になっていたものをようやく撮影できた。

非接触型か顔認証型かよくわからんが、次世代改札機の試作品らしく、現状では職員専用で、一般客は通れない。確かに幅も狭く荷物を持った人は通りにくい。何の実験しているんだか、、、。

天下茶屋までの一駅は、阪急電車のお世話になる。

この内装は、やっぱり阪急、どう見てもゴージャス。

南海に乗り換え難波へ。

旭屋に入るとまず目につくのがこれ。

いつもは、ブックフェアなどで新刊本がたくさんあるところが、なんとカレーフェアの展示会場に。もちろん買うこともできるのだが、さすがにレトルトカレー目当てに来た人は今回はなかったようだ。

鉄道書籍のコーナーは梅田から移転してきただけあって、充実している。

近鉄電車写真集もこんなにたくさん! ただこう言うのは再発行はしないだろうから、あるうちに買っておかないと。ビスタカーと京伊・吉野特急シリーズは絶版か。

よせばいいのに、ここにはこれもある

さすがに本屋で「鉄コレ」は見たくなかった、、、

ここでの買い物は、

両方とも昨年12月に発売された。目当ては左の写真集なのだが、右の方も中身を確認すると、三重交通松坂線の写真もある。

三重交通松坂線となると、6月に出る猫屋線シリーズ最新作鉱山線の電気機関車のモデルになった(と思われる)デキ61・62の写真もばっちりある(白黒だけど)。

何より表紙左下にある

三重交通時代のカラー写真。鉱山線の客車も、緑とクリーム(多分)の塗分けなので、鉱山線のモチーフは、三重交通か。

 

レトルトカレーに一瞥をくれることなく店を後にし、高野線(三国ヶ丘)阪和線ルートで無事たどり着きました。


雑草対策

2023年03月09日 | なんやかや・・・

季節の変わり目が、突然やってくるようになった。

1月末の大雪からまだ2か月もたっていないのに、桜開花予報が「今年は早い」と言い出した。

当然気温の上がり方がそれだけ早いのだが、こうなると雑草が生えだすのも早い。

枯れ草が目立つ裏庭にも、そこはかに緑の色が。

この時期を逃しては、防草シートを貼る時期を逃してしまう。

特に、

この物置の前の一角は、何とかしたかった。

枯れ草(昨年の雑草)だらけだが、これでも5年ほど前に防草シートを貼ったもの。

3年たつごろから、シートを突き破る雑草も目立ち始め、秋には雑草畑になる。

この裏庭は日当たりがいいため、紫外線のせいか防草シートの劣化も早い。

他はさておいて、まずこの部分から手を付ける。

ちなみにここにはなぜか、鹿さんが現れている(一度も目撃したことはないけど)。

この糞が証拠。雑草などの食べるものがなくなると、こんなものまでかじる。

室外機の直射日光を防ぐカバー。最初見た時は、「何がかじっているのか?」想像もできなかった。

まず劣化が目立つ中央部に、新しい防草シートをかける。

それから物置前に、「人工芝付き」防草シートを広げる。

この人工芝付き防草シートがなかなか手に入らず、時間がかかった。

この人工芝付き防草シート、1mx5mで1万円。この部分だけで全部使ってしまった、もう少し残るかも、と思っていたのだが、、、。

このあたりから反対側を見れば、

こちら側も補修しなくてはいけないんだが、、、。

この裏庭側の5年物のボロボロになって防草シートだが、同時期に張ったこちら側は、、、

北側になるほうは、直射日光があまり当たらないこともあり、劣化は見られず。

人工芝シート、3年たったらどうなっているだろう、、、。

 

 


だらだらも終わり

2023年03月04日 | 猫屋線(改造)

貨車のだらだら改造も、ようやく終わった。

ただ貨車の改造と言っても、走行化と色塗りぐらいで、本体をいじって扉が開くようなことはしていない。

まずは、今まで出てこなかった無蓋貨車(トラ)。

以前2軸単端の床板を利用した2軸トラを作ってみたものの、あまりのオーバーハングに走らせること自体嫌になってしまった。

簡易軌道のボギートラが入手できたので、2軸トラは走らせることなくお役御免に。

簡易軌道トラは、ブラウン系の色だったので、グレー系の有蓋車と塗装をそろえるべく、ガンダムマーカーで塗装変更、そして妻板も2軸トラから流用。

2軸トラには、赤のテール板を付けていたため、それが欲しくて変えたもの。

そして有蓋車。

まずウエイトの積み込み。

トラの方には、純正品を付けたが、有蓋車の方には、TAMIYAのウエイトセットの残り物を。

どういうわけかこのウエイトセット、今は販売していないようで、悪の殿堂でもとんと見ない。

そしてカプラー。

今までの固定ピン式の不便をなくすべく、いろいろ考えたものの、結局はピン式が一番合理的との結論に。

問題なのはそのピン。

ダイソーの手芸用品のピンとチェーン(アクセサリー)は、雰囲気を出すには良かったが、開放はともかく連結が一苦労。実用性が皆無だったので、あっさり却下。

で、その手芸用品を探す途中で発見したのがこれ。

比べる意味もあって、コーナンでも買ってみた。

同じように見えたゼムクリップだが、比べてみると、付け根の部分の形状が違う。

ダイソーのクリップは、付け根の部分が直線状なのに対し、コーナンのは半円形。

半円形の方が、上からつまみやすいが、直線の方が、雰囲気は出る。

直線の方を使うことにし、ピンの長さは左右で違いを付ける。片側がカプラーから離れても、もう片側はカプラーにあるという算段。

なおクリップを加工していく上で、半円形も作れることから、両方作っていくことにした。

このピンを使った場合、カプラー同士は密着しないが、許容の範囲内か。

片側を長くしたピンは、

車両を裏返しても、簡単には外れない。

車両の片側をピン付に、反対側をピンなし(受け専用)にすることは、今までのピン式と同じ。

そしてダミー用(重連用?)DLは、動力付きと区別するため、路面電車タイプの受けを使用。

このDLはトレーラーと割り切っているため、ピン式カプラーは受け専用。

そして車輪は、KATOのスポーク車輪。

路面電車タイプのカプラーは、アダプターカー(青い荷物車)にも使用。こちらも受け専用。

これで貨車は出そろった。

試運転はまだしていないが、貨車5両編成で貨物列車らしくはなるだろう。

このピン式カプラーは、キハ軍団にも採用予定なのだ。


1日から物欲、、、。

2023年03月03日 | グッズ

1月2月の厳冬期が一転、いきなり春が来たような天気で始まった3月。

冬の間は凍結していたレイアウト作業も、本格的に再開を考えるようになった。

で、和田山の模型屋さんで予約品の受け取りを兼ねて、レイアウト用品の物色。

トラックと2つ目になる待合室が今回の予約品。

「あんなもん!!」だったはずの「待合室」がちょっとツボにはまり、ついつい買ってしまった。

ブラウン系の粉末は道床用、緑系は雑草用。緑系に関しては、以前から買ってはいたが、なかなか作るとこまではいかなかったが、今度こそはの思いでやっぱり購入。

昨秋から始めた新レイアウト、まずは線路関係と山づくりから始めようか。

80分の1の縮尺に飛びついた、ピギーバック用のトラック、一見するとミニカーのようにも見える。

その昔、カーコレの類でも80分の1シリーズがあったようだが、猫屋線登場と相前後してなくなってしまった。

カーコレのシリーズならあったはずのバックミラー類が、このトラックでは付属品としてもつかない。

残念な点ではあるが、ぱっと見はあまり気にならない。

トラックのサイズとしては、4トン車か。

ただ、模型屋のおじさんとも話していたが、この手のパネルバンは、昭和30~40年代には、登場してなかったのではないか、と言う点。一部にはあったかもしれないが、現在のように目立つ存在ではなかった。

その時、持っていたトラックが手から離れ、地面に激突。その衝撃で、アルミパネル部分が外れた!

トラックの分解を考えていた私にとっては、願ってもないチャンス。シャーシだけになったトラックを見て、模型屋のおじさんが、「プラ板で囲い作ったら、普通のトラックになるで」

「このアルミパネル部分は、そのまま物置に使ったら、ちょうどええんちゃう?」と、ナイスな助言。

分離した状態のまま、家に帰り、猫屋線貨車と比べてみる。

最初の写真で見当がつくかとは思うが、荷台に載せてみると

アルミパネルの代わりに、すっきり収まる。

この状態のまま、アルミパネルをかぶせると、、、

まさかの、収まり。ワフの台車を外したなら、そのまま木造の荷室になる。

まぁ模型の世界での話だから、現実の軽便鉄道では、ここまでうまくはならなかっただろうが、積載量的にはトラックとどっこいどっこいとなれば、そら、消えてゆくわな、、、。

想像力を膨らませながら、レイアウトも作っていこうかい。