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てらまち・ねっと



 農業の現場にいるので鳥インフルエンザとか家畜の病気などには、一般の人よりはアンテナが高い。

 今、大きな話題に発展している宮崎の「口蹄疫」。
 過去にも世界各地でも、日本国内でもあった。

 現在でも、何も、「日本の中の宮崎県」だけでおきているのではなく、韓国でも中国でも進行中(下記の農水省のページには、各国の状況の報告・リンクがある)。

 口蹄疫、過去では2000年に宮崎と北海道で感染が確認されたけれど、当時の小渕内閣が迅速に封じ込めと感染拡大阻止にあたったことで、被害は宮崎3戸35頭、北海道1戸705頭の処分で済んだという。
  ( 2000年(平成12年)の我が国における発生の経緯及び対応/口蹄疫の発生及び対応状況等(PDF:280KB) )

 今回は、すでに3月に端緒があったし、4月にはもっとキッカケがあったから、「封じ込めに失敗した」と認識されている。

 この両者を比較して、「今の政府の対応はきわめて遅い、だから、民主党政権はダメだ」そんな飛躍した議論がインターネット上をにぎわしている。
 これらは、特定の人たちによって意図的に発信され、流布されているとみられる。
 インターネットの「功罪」だ。

 もちろん、割り引いてみても、今回の政府の対応が遅い、危機管理が問われることは疑いない。
 とはいえ、悪意でインターネット情報を伝播させる行為は認めがたい。

 だから、今日のこのブログは、口蹄疫を介して見られるインターネットの現象への注意喚起の動きなどを点検し、
 同時に、宮崎県や農水省の発表データにリンクし、
 東知事のツイッターにあらわれる刻々の苦悶(ツイッターを読み戻すと分かる)
 そして、口蹄疫の過去の状況などを整理したウィキペディアのデータを整理した。
 
 最近で一番まとまったと感じたのは、今朝の毎日新聞の記事だから、最初に記録。

 ネットのことを指摘した5月12日の産経新聞は次のように指摘する。
  酪農家の悲嘆を伝える映像や、支援するための情報がネットの口コミで広がる一方、過激な批判や、「報道統制が行われている」といった誤情報も広まっており、ネットの利点と危うさが共存する展開となっている。

 ・・・ツイッターでは11日夜から・・・・他人の書き込みを引用して発信する「リツイート」と呼ばれる口コミ機能で広めようとする動きが急増した。

・・・9日には、明らかなデマも流布された。
 「原口一博総務相が『報道規制』を指示している」。そんな情報がツイッターなどに流れ、リツイートで伝搬した。根拠は、原口氏自身のツイッターでの“つぶやき”。


 皮肉なのが、それまでもネットで騒がれていたが、この産経の記事で、いっそう広がったようでもある。もちろん、この記事の指摘で、自粛する雰囲気も広がっていると感じる。

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●口蹄疫:3月には感染 被害1市4町に 初動遅れに不満
      毎日 2010年5月17日 22時14分
 宮崎県で家畜伝染病、口蹄疫(こうていえき)の感染拡大が深刻化している。感染確認・疑い例は、17日午後6時現在で111例。それらと同じ畜舎にいたなどとして処分対象になった家畜は、計8万5723頭(牛など8212頭、豚7万7511頭)に上る。18日未明になって同県新富町でも疑い例が確認され、処分対象頭数は10万頭を超す見通しとなった。なぜ感染は拡大したのか。政府の対応に問題はなかったのか。

 1例目の感染疑い例が確認される11日前の4月9日。宮崎県都農(つの)町の農家で、口内がただれた牛1頭が見つかった。県は獣医を派遣したが、症状は軽く、他に症状のある牛もいなかったことから、口蹄疫とは考えにくいとして「経過観察」とされた。

 ところが、16日になって、他の牛にも症状が出始めた。検査の結果、経過観察していた牛を1例目と確認。農水省職員は「1例だけで、見抜けなくても仕方なかった」と同情するが、対策がとられないまま10日以上が経過し、初期の封じ込めに失敗した。

 感染はそれ以前から広がっていた疑いもある。都農町の別の農場で3月、水牛に風邪のような症状が出た。農場側は風邪と判断したが、検体を採取して保存。口蹄疫が問題化した4月になって分析したところ、陽性と判明し、6例目の感染確認例となった。県は3月には既にウイルスが県内に侵入していたとの見方を強めている。

 感染ルートは不明だが、今回のウイルスは、香港や韓国で今年発生したものと遺伝子配列が酷似している。感染力が強いとされることに加え、豚に感染が広がったことも、発生が収まらない一因とみられる。豚は牛に比べ、ウイルスの増殖が激しいとされるためだ。

 一方、政府は4月20日に感染疑い例が発見された段階で農水省に対策本部を設置し、関係省庁との連絡会議も設けた。しかし、赤松広隆農相が大型連休中に海外出張して現地入りが10日にずれ込んだことなどに、地元などから「対応が遅い」との不満が高まった。赤松氏は11日の記者会見で「やるべきことは全部やってきた」と強調したが、野党は「政府の初動態勢が極めて不十分で被害が広がったのではないか」(谷垣禎一自民党総裁)などと批判を強める。

 こうした中、平野博文官房長官が16日朝、米軍普天間飛行場(沖縄県)の移設問題に絡んで出張していた鹿児島市から急きょ宮崎県に向かい、東国原英夫知事と会談。帰京後すぐに首相公邸に赴いて状況を報告した。

 鳩山由紀夫首相は17日、約1カ月経過してから政府対策本部に格上げしたことに関し、「風評が立つと農家が困る状況があった。政府は十分にことを運んできたが感染が拡大し、県民、国民に正確に事実を知っていただくことがより重要だと判断した」と説明した。【佐藤浩、石田宗久、山田夢留】

 ◇ことば 口蹄疫
 牛や豚のような前後の足の指が2本、4本と偶数の動物(偶蹄類)に感染するウイルス性の伝染病。口の周辺やひづめに水ぶくれができる。発熱や多量のよだれ、食欲減退などの症状が出て衰弱する。感染力が極めて強く、水ぶくれの液や排せつ物に含まれるウイルスに触れると感染する。人にはうつらず、感染した動物の肉や乳を口にしても感染しない。家畜の安全基準を決める国際機関「国際獣疫事務局(OIE)」によると、口蹄疫ウイルスがない「清浄国」は約50カ国。日本は00年に発生後、半年ほどで制圧に成功し、清浄国に復帰していた。

● 口蹄疫対策、東国原知事「後手後手だ!」 官房長官が拡充を指示も赤松農相は外遊中
      産経 2010.5.8 00:48
 平野博文官房長官は7日の閣僚懇談会で、宮崎県で過去最悪の被害が出ている牛や豚の口蹄(こうてい)疫対策として
(1)防疫措置の徹底
(2)発生農家の経営対策
(3)地元自治体への適切な財政支援-

に関係省庁が連携して取り組むよう指示した。記者会見では災害派遣中の陸上自衛隊の拡充を検討する考えを表明した。

 これを受け、原口一博総務相は特別交付税による自治体支援を表明した。

 だが、口蹄疫は先月20日に確認され、すでに殺処分頭数は4万4千頭に上る。派遣された自衛隊は処分した家畜を埋める場所がなく立ち往生しており、政府の初動対応の遅れを指摘する声は強まっている。

 宮崎県の東国原英夫知事は7日、宮崎市内のホテルで民主党の小沢一郎幹事長と会談し、対策の拡充を要望した。知事は会談後、記者団に「指揮系統が後手後手に回っている。こういう危機管理をきちっとやってもらいたい」と政府の対応に不満を表明した。

 それを象徴するのが、問題を所管する赤松広隆農水相。先月30日からメキシコ、キューバ、コロンビアへの外遊中で7日の閣僚懇を欠席した。

 また、畜産農家への融資を担う独立行政法人や社団法人は政府の事業仕分けの対象となり、基金の返納や事業の縮小などの判定を受け、動きが鈍くなっているとされる。宮崎県選出の江藤拓衆院議員(自民)は先月22日の衆院農水委員会で「10年前は発生した朝から農水省からファクスで資料が次々に届き、いろんな指示が飛んだが、今回は何の指示もない」と指摘したが、政府の対応は遅々として進まなかった。

  宮崎県 公式ページ


 感染拡大防止に取り組んでいます。
・移動制限区域及び消毒ポイントを設置しています。
・口蹄疫に関する相談窓口を設置しています。


 (上記、宮崎県が引用していた記事は以下)

●なるほドリ:口蹄疫、なぜ止まらないの? /宮崎
  毎日新聞 2010年5月14日
 ◆口蹄疫、なぜ止まらないの?
 ◇感染源・経路が未解明 発生地に農家密集--現場「封じ込め」に全力

 なるほドリ 家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)の発生から3週間がたったけれど、なぜ止まらないの?
 記者 そもそも口蹄疫ウイルスがどのようにして侵入し、何を媒介にして広まっているのか。感染源、感染経路はまだ分かっていません。仮に感染しても、発症まで3日~3週間と潜伏期間に幅もあります。川南町では発生地域に畜産農家が密集しているのも理由です。

 Q 今は大丈夫だとしても、近くで感染が見つかった農家は心配だね。
 A 農家の間では「次はうちかもしれない」と心理的な負担を強いられています。感染の疑いが強い牛や豚が見つかった農家も電話で話を聞くと、「仲間に迷惑をかけたくない」と自分よりも他の農家を心配していました。

 Q 国や県の対策は十分なの?
 A 専門家は、人や車の移動が感染拡大に影響している可能性を否定していません。えびの市で初めて感染が確認された農場は、川南町の感染農場の系列でした。現場では、消毒を徹底して「封じ込め」に力を入れています。

 Q 殺処分される頭数が増えているけれど、治療や予防法はないの?
 A 口蹄疫は感染力が強いので、一緒に飼われている家畜も感染したものだとみなされます。大規模化で農家当たりの飼養頭数も多く、殺処分対象は7万頭を超えました。家畜は商品として流通する経済的な動物なので、治療よりもウイルスを断つ方法が選択されます。ワクチン接種した動物がいる間は、国際的にはきれいな清浄国だと認められません。

 Q 宮崎の畜産はどうなるの?
 A 優れた種牛を管理する県家畜改良事業団から種牛6頭が13日、移動制限区域外に避難しました。さらなる感染拡大を食い止め、ブランドを守らなければなりません。<回答・石田宗久>




 東知事のつぶやき 知事のツイッター / higashitiji

政府から、山田農水副大臣をトップとする政府対策チームが宮崎に来られるらしい。対策チームは、防疫強化、経済支援に取り組まれるらしい。それは有り難いが、具体的には何をされたいのか?今のところ、まだ見えない。
約13時間前 Echofonから
返信 リツイート

・・・・・・・・・・

農林水産省



 平成22年4月20日  農林水産省

口蹄疫の疑似患畜の確認及び口蹄疫防疫対策本部の設置について
○本日、宮崎県の農場の飼養牛に、家畜伝染病である口蹄疫の疑似患畜が確認されました。このため、本日、農林水産省に口蹄疫防疫対策本部を設置しました。


● 宮崎の現状や以前の国内の対応記録、各国の状況などがまとめられているページ ↓
口蹄疫に関する情報
感染拡大を防ぐための防疫措置を実施するとともに、畜産農家に対する経済的支援を実施しています。以下のページをご覧ください。

人が牛肉や豚肉を食べたり、牛乳を飲んだりしても口蹄疫にかかることはありませんが、感染している家畜の近くに行ったりすると、無意識のうちにウイルスを運んでしまうことがあるので、感染した家畜がいる農場に行くことは避けてください。
・・・・


●口蹄疫問題、ネットで“炎上” 赤松農水相に批判 「報道統制」のデマも
    産経 2010.5.12 22:44
 宮崎県で口蹄(こうてい)疫の疑いがある牛や豚が相次いで確認、殺処分されている問題で、赤松広隆農林水産相をはじめとする政府の対応が遅いとする批判が、ミニブログ「ツイッター」などを中心にネット上にあふれ、“炎上”している。

 酪農家の悲嘆を伝える映像や、支援するための情報がネットの口コミで広がる一方、過激な批判や、「報道統制が行われている」といった誤情報も広まっており、ネットの利点と危うさが共存する展開となっている。

 「ある酪農家は(牛の)最期に、一番上等な餌を食わせて、頭をなでてやって、乳房をふいてやって、そして目の前で殺処分されていくんですよ。大臣、その悔しさがわかりますか」

 11日の衆院農林水産委員会。赤松農水相への質問を行った江藤拓委員(自民)は、地元・宮崎の悲惨な現状を訴え、赤松氏がゴールデンウイーク中に外遊していたことなどを批判した。

赤松氏は「いささかも支障があったとは理解していない」と反論した。

 「泣けた」「怒りに震えた」…。ツイッターでは11日夜から、この質疑を動画で提供する「衆議院TV」や動画サイト「ニコニコ動画」へのリンクを張り、他人の書き込みを引用して発信する「リツイート」と呼ばれる口コミ機能で広めようとする動きが急増した。ブログでも取り上げられ、ニコニコ動画は視聴に会員登録が必要にもかかわらず、質疑の再生回数は12日に約10万回に達した。

 動画とともに、酪農家支援のための募金受付先や、人手不足を補うための手伝いの申込先の情報などもネットを駆けめぐった。同時に、赤松氏らへの批判や誹(ひ)謗(ぼう)中傷の書き込みも急増した。
                  ■■■
 9日には、明らかなデマも流布された。
 「原口一博総務相が『報道規制』を指示している」。そんな情報がツイッターなどに流れ、リツイートで伝搬した。根拠は、原口氏自身のツイッターでの“つぶやき”。
9日朝、政府の口蹄疫対策の遅さを指摘された原口氏は「発生後、すぐ私は指示をしています」と反論、続けて「風評被害が大きくなれば、さらに大きな被害となります」と書き込んだため、テレビ局を監督する総務省が規制をかけたと解釈された。

 平成12年の流行時には買い控えなどの風評被害が出たため、マスコミの口蹄疫報道が当初は淡々と事実だけを伝える傾向だったことも一因との見方もある。

 誤解に気づいた原口氏は11日、ツイッターで「指示」の内容を「総務省として自治体を全力で支えること」などと説明し、「報道規制の指示などありえない」と否定に躍起だ。

 「口蹄疫に使う消毒液が、民主党幹部の地元に横流しされている」。12日にはそんな情報も駆けめぐった。「ちゃんとソース(情報元)を吟味して判断しないと、踊らされるぞ」。ツイッターで伝搬する情報の洪水の中では、こんな書き込みも目立つ。

●【攻防―2010参院選】宮崎・口蹄疫 自民「農家の味方」前面 連休中外遊の農相を批判
         西日本 2010年5月12日 12:39
 宮崎県で家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」の被害が広がっている問題で、自民党が「初動対応の遅れが感染拡大を招いた」など政府批判を強めている。連休中に外遊した赤松広隆農相をやり玉に挙げ「政権の危機管理意識の薄さ」を指摘することで、農政に強い自民をアピールし、参院選での農業票奪還も狙っているようだ。 
 「キューバに行っていたと聞いている。口では食の安全と言うが、その重要性を認識していないと言わざるを得ない」
 自民の大島理森幹事長は11日の会見で、連休中に中南米を歴訪した赤松農相を批判。田野瀬良太郎総務会長は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題と絡め「大変な問題なのに(政府は)普天間などいろいろなことに気を取られ、非常に対応が遅い」と憤った。

 谷垣禎一総裁は4月28日に宮崎県を視察。党として、農家の一時金給付や飼料代補てんなど約50項目の要求を政府に突きつけた。党本部玄関には「参院選対策本部」と並べて「口蹄疫対策本部」の巨大な看板を掲げる熱の入れようだ。

 「鳩山(由紀夫)首相が沖縄を訪問した際も関係閣僚が外遊していた。口蹄疫と普天間は、政治主導が機能していない現政権の象徴」と党幹部。2007年参院選の自民大敗の一因が農業票離れだっただけに「口蹄疫対策で『農家の本当の味方は自民』が浸透してくれれば」(九州の自民議員)という思惑もにじむ。

 現地入りが谷垣総裁より約2週間遅れた赤松農相は11日の会見で「風評被害やまん延防止の観点から(視察を)控えていた」と釈明したが、自民党は終盤国会でも口蹄疫問題を取り上げ、赤松農相を追及する方針だ。

●口蹄疫被害8万2000頭 政府の対応遅れに怒り
   iza 2010/05/17 01:59  2010/05/16 01:50 【共同通信】
 口蹄疫に感染した疑いがある牛の餌やふんの埋設作業。東国原知事は16日、政府に対し、家畜処分に供う農家の損失の全額補償といった支援策を求めた=4月、宮崎県川南町(同県提供)

 宮崎県で牛や豚などへの口蹄疫(こうていえき)感染が拡大している問題で、対応が遅れた政府の統治能力の欠如が浮き彫りになっている。

■「このままでは全滅」…農家が悲鳴
■横峯選手が「応援」
■口蹄疫(こうていえき)豚や牛、羊など偶蹄類(ぐうているい)のほ乳動物に感染するウイルス性の家畜病。発症すると口と蹄(ひづめ)に水疱ができて発熱、やせ細って死ぬこともある。空気感染するため、急性で感染力が強い家畜病として、各国は厳しい防疫(ぼうえき)体制をとっている。人体には無害とされる。最近では中国と韓国で感染が確認された。

■平野官房長官、16日宮崎入り 口蹄疫で知事と会談

口蹄疫 ウィキペディアから

2002年 - 2009年 [編集]
•2002 FIFAワールドカップを控えた2002年5月2日から同年6月23日までに韓国京畿道や忠清北道の都市で16件の発生が確認された。この時点で約16万頭の牛が殺処分された[18]。

•2005年4月、中国山東省と江蘇省で報告され、河北省、新疆ウイグル族自治区などに広がった。感染は現在まで断続的に続いている。

•2007年8月3日にイングランドの農場で再び感染が確認されたとイギリス環境食糧農林省(DEFRA)が発表した。政府は家畜の移動を全面禁止し、EUはイギリスからの家畜の輸入を禁止した

2010年 [編集]
•1月~3月に韓国京畿道漣川にて牛A型、京畿道抱川にて牛A型、鹿A型が発見。

•3月31日に日本の宮崎県児湯郡都農町に感染があったことが確認されている。その後、隣接市町村に広まりつつある。

•3月31日中国で、豚206頭の発症が確認され、1086頭が処分された[19]。

•4月には仁川広域市江華島にて8日に牛O型、9日に牛O型、豚O型、10日に牛O型が発見。19日には京畿道金浦市にて牛O型が発見。21日には仁川広域市江華島にて牛/山羊O型が発見された[20]。4月22日には韓国内陸部で8頭目が発見された[21]。

•4月28日、FAO(国際連合食糧農業機関)は声明を発表し、韓国と日本における口蹄疫の流行に対する憂慮を表した。すべての国がリスクにさらされているとし、厳重な警戒をするように呼びかけた。韓国やタイ王国などの国でも感染が報告されている。


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