NHKや民放など日本のニュースでも、米国大統領選のリポートが日ごとに増えてきたとの印象。
アメリカに起因して、いろんな面で最悪なことがなされたこの4年間。
日本の安倍政権の長期化とも相互作用してきたと映る。
「早く終われ。トランプ政治」との観点は崩さない。
今日は次を記録しておく。
●トランプ氏、地方部での支持縮小が鮮明に-前回選挙の「熱狂」冷める/ブルームバーグ 2020年10月26日
●激戦フロリダで「地殻変動」 カギ握るヒスパニックと高齢者―米大統領選/時事 2020年10月25日08時17分
●トランプ氏、共和党の上院過半数維持は「厳しい」 米紙報道/CNN 2020.10.25 15:09
●「トランプに投票しろ」武装勢力が“脅迫”!?/テレ朝 2020年10月25日
なお、昨日1月25日の私のブログへのアクセスは「閲覧数4,238 訪問者数1,543」。
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●トランプ氏、地方部での支持縮小が鮮明に-前回選挙の「熱狂」冷める
ブルームバーグ 2020年10月26日
地方部有権者のトランプ氏への支持は4年前ほど盤石に見えず
地方部と小規模都市でトランプ氏の支持率55%-5月時点62%
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2016年の米大統領選では、地方部での強い支持がトランプ大統領の誕生に寄与した。しかし、今回は地方部有権者のトランプ氏への支持は前回ほど盤石には見えず、主要激戦州での結果が変わる可能性がある。
民主党候補バイデン前副大統領も地方部で優勢とはとても言い難い。地方部の道路沿いの芝生にはトランプ氏とペンス副大統領の名前が書かれた看板が並び、納屋には横断幕が掲げられて、ピックアップトラックには現職2人を支持する旗がはためいている。
しかし、各世論調査からは、トランプ氏への支持が4年前に比べて弱まっていることが示されている。接戦が予想され、一握りの州の結果が勝敗を左右するとみられる今回の選挙では、中核となる支持者がわずかでも離れれば命取りになる可能性がある。
NYTとシエナ大学の調査によると、ウィスコンシン州地方部での支持率はトランプ氏が50%でバイデン氏は45%
米国の非都市部では、それ以外の地域より60%速いペースで新型コロナウイルスの感染が広がっている。そうした打撃を和らげるべくトランプ大統領は農業補助金を拠出しているが、農業部門は新型コロナ禍の前でさえ、トランプ氏が始めた中国との貿易戦争で苦しんでいた。今年1月の米中貿易第1段階合意の後にトランプ氏が約束した中国による米農産品の大量購入もまだ実現していない。
地方部有権者の支持縮小
前回大統領選の出口調査では、トランプ氏は地方部有権者の間では28ポイント差で勝利していた。それが今回、サーベイUSAが10月16-19日に実施した世論調査では、地方部有権者間のトランプ氏のリードは15ポイント(56%対41%)に縮小している。
また、ギャラップが9月30日から10月15日にかけて行った調査では、5月時点では62%だった地方部および小規模都市でのトランプ氏の支持率は55%に落ち込んだ。
ミシガン州マスキーゴンでの集会で登壇するトランプ氏(17日)写真家:ゲッティイメージズ経由のマンデルンガン/ AFP
米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)とシエナ大学が今月に入って実施した世論調査では、ウィスコンシン州地方部での支持率はトランプ氏が50%でバイデン氏は45%。16年選挙の出口調査では、トランプ氏は民主党候補クリントン元国務長官に62%対35%の大差をつけていた。
最近の各世論調査をまとめたリアルクリアポリティクスの平均では、バイデン氏がウィスコンシン州で4.6ポイント、ミシガン州で7.8ポイント、ペンシルベニア州で5.1ポイント、それぞれリードしている。
●激戦フロリダで「地殻変動」 カギ握るヒスパニックと高齢者―米大統領選
時事 2020年10月25日08時17分
フロリダ州の米大統領選得票率

トランプ米大統領が4年前、大接戦の末に制した南部フロリダ州で「地殻変動」が進行している。キューバ系移民の右傾化が強まる一方、民主党支持者が多いプエルトリコからの移住者が急増。
定年後に移住してきた高齢者には「トランプ離れ」が目立ち始めた。
大統領選の主要激戦州のうち、フロリダ州は最多の選挙人(29人)を抱える。1924年以来、同州で負けて大統領になった共和党候補は皆無。政治評論家らも「フロリダを落とした時点でトランプ氏再選の目は消える」と口をそろえており、トランプ氏は崖っぷちの戦いを強いられている。
◇熱烈な支持者
「マスコミの報道はうそばかりだ」。青く澄んだ海、人影がまばらな白い砂浜。新型コロナウイルスが暗い影を落とすフロリダ州マイアミの風景をぼんやり眺めていると、タクシー運転手の声で現実に引き戻された。
運転手の男性(54)はキューバ系移民。大統領選の取材に来たと明かすと、トランプ氏が乗り移ったかのようにメディアや民主党批判を始めた。
フロリダ州の人口の約25%を占めるヒスパニックの中でも、最大勢力のキューバ系は共和党支持者が多い。2016年の前回選挙では過半数がトランプ氏に投票し、同州での勝利に貢献した。
新型コロナで観光業は大打撃を受け、タクシー利用客も激減した。それでも男性は「新型コロナは中国のせいだ」とトランプ氏を擁護。バイデン氏を「社会主義者」と呼び、キューバ共産党政権に強い姿勢で臨むトランプ氏を称賛する。
◇後手のバイデン陣営
1月以降、トランプ氏によるフロリダ州訪問は15回に上る。バイデン氏を「社会主義者」「急進左派」と攻撃し、共産党政権から逃れてきたキューバやベネズエラ系移民の恐怖をあおってきた。
なりふり構わぬ選挙戦術は奏功しつつある。共和党マイアミ支部の責任者マリエラ・ジュエットさん(71)は「支持者の熱気はかつてなく高い」と指摘。実際、キューバ系の共和党支持率はこの4年で10ポイント以上伸びた。
新型コロナで遊説を制限してきたバイデン氏は後手に回った。フロリダ初訪問は9月中旬になってから。フロリダ国際大のエドゥアルド・ガマラ教授(政治学)は「党内左派の支持を失いたくないバイデン氏は、トランプ氏の口撃に強く反論できなかった」と指摘。今後、どこまで民主党寄りのプエルトリコ系の票を固められるかがカギになると話す。
◇悪夢の再来も
温暖な気候を求め、定年後に全米各地から移住してきた白人富裕層の間では「トランプ離れ」が進む。こうした高齢者が集まるリー郡は保守色が強く、前回大統領選でトランプ氏が大差で勝利したことで知られる。
だが、新型コロナが潮目を変えた。フロリダ州は全米50州で3番目に多い感染者数を記録。10月中旬、リー郡の住宅街は平日の昼食時にもかかわらず、息を潜めたように静まりかえっていた。
首都ワシントンから移住した元公務員カリン・モンゴメリーさん(72)は「政権の新型コロナ対応の無策ぶりが、トランプ氏の言動にうんざりしていた高齢者の離反に拍車を掛けた」と分析。民主党の調査でも、バイデン氏が同郡での支持率でトランプ氏を逆転した。
政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の世論調査平均値では、フロリダ州全体でもバイデン氏が1.5ポイントリード。ガマラ教授は「接戦は間違いなく、再集計で混乱した00年大統領選の悪夢の再来になる可能性もある」と予測している。
●トランプ氏、共和党の上院過半数維持は「厳しい」 米紙報道
CNN 2020.10.25 15:09
ワシントン(CNN) トランプ米大統領が11月3日の米大統領選と同時に実施される米連邦上院の一部改選について、共和党が引き続き過半数を維持するのは「非常に厳しい」と判断していることが24日わかった。
米紙ワシントン・ポストが報じた。トランプ氏はこの情勢認識を先週、政治献金の提供者との集まりで内輪に伝えたという。上院改選で共和党が苦戦するとの見通しはトランプ氏自身が一部の議員への支援を拒絶しているのが原因とも説明したという。
同紙はこの会合の出席者を引用し、トランプ氏が「一部の上院議員を助けることが出来ない。彼らを助けたくない」と述べたと伝えた。
政治献金の提供者との会合はテネシー州ナッシュビルで最近開かれた米大統領選候補者の2回目のテレビ討論会前に同市で非公開で催されたという。
ポスト紙によると、トランプ氏は会合でまた、米下院選の勝敗結果については共和党が過半数を奪還するだろうとの見通しを示した。
ポスト紙の報道が出た数時間後、トランプ氏は「上院を押さえることを期待しているし、そうなるだろう」とし、下院については取り返せるだろうと考えているなどと述べた。米ウィスコンシン州での24日夜の政治集会に臨む前、大統領専用機から機外に出た際、記者団に語った。
●「トランプに投票しろ」武装勢力が“脅迫”!?
テレ朝 2020年10月25日
▽期日前投票の“長蛇の列”
劣勢が伝えられる中、激戦州を回り巻き返しを図るトランプ大統領。
こうした中、異例のペースで増加する期日前投票では“脅迫”や“投票妨害”など混乱が起きています。
住民登録があるフロリダ州で期日前投票を行ったトランプ大統領。
トランプ大統領「すべてが完璧で厳格で規則通りだ。郵送ではこういうわけにはいかない」
投票所での投票の方が確実だとして、あらためて“郵便投票を批判”しました。
NY市、マジソン・スクエア・ガーデンの期日前投票では、異例の“長蛇の列”ができました。
中丸記者「中には3時間前から並んでいるという人もいて行列ができています」
バイデン氏の支持者「あの男を追い出せるなら1週間だって待ちますよ」
Q:郵便投票しなかったのは?
バイデン氏の支持者「この手であの男を刑務所送りに近づける満足感を味わいたくてね」
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、期日前投票を行った人はすでに前回大統領選の最終的な合計を上回る5700万人。
そのうち郵便投票は4000万人に及んでいます。(フロリダ大学「米選挙プロジェクト」24日)
▽なりふり構わぬトランプ大統領と“混乱”
激戦州ノースカロライナに乗り込んだトランプ大統領は、コロナ対策をめぐり批判的なメディアを攻撃しました。
トランプ大統領「国民はネガティブなコロナ報道にうんざりしている」「テレビをつければコロナ、コロナ、コロナ・・・飛行機が墜落して500人死んでも報じられないんじゃないか」
依然として、1日当たり平均で800人近くが死亡しているアメリカ。
バイデン氏はトランプ大統領の“無策ぶり”を批判しました。
バイデン氏「彼は『アメリカ国民がパニックに陥るのを見たくなかった』と主張した。しかしアメリカ国民はパニックには陥らない。パニックになったのは彼だ。今になっても彼には何のプランもない」
すでに4000万人が投票している郵便投票について、トランプ大統領は「不正が起きている」と主張しています。
トランプ大統領「川で5万3000票が見つかった。ゴミ箱からもたくさんの票が見つかった。それらはすべてトランプと書かれていた」
支持者に、投票所で監視するよう呼び掛けたトランプ大統領。不正があった場合、法廷闘争も辞さない構えをみせています。
そんな中、バージニア州の投票所では入り口付近に数十人のトランプ支持者が集まり、一般の有権者が一時入場できない事態に。
さらにフロリダ州では拳銃を携帯し、トランプと書かれたマスクをつけたマイアミ市警の警察官が投票所付近に現れました。
撮影者は「市からお金をもらい投票者に威嚇行為。すぐに停職になるべき」とツイートしています。
大統領選の当日、過激な武装勢力が投票所の周りに集まり、“投票妨害”するのではないかとの懸念も出ています。
「ボイスオブアメリカ」やCNNなど複数の主要メディアによれば、今月、複数の有権者に過激な武装勢力を名乗る送信者から“脅迫メール”が送られたといいます。
「トランプに投票しろ。さもなくばお前を追いつめる」
地元メディアによると18日夜、ロサンゼルス郊外で何者かが投票箱に放火。
燃やされた投票用紙は60人分から100人分とみられ、選挙当局はこの日に投函した有権者に連絡を試みているといいます。
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