今回の衆議院選のあと、自治体の公務員の地位利用をしての選挙運動での逮捕・送検が目につく印象。
今回、山口県の「副知事」が送検され、略式命令を受け、即辞職した。
「山口県警、慣例化と指摘」という旨の報道もある。
そんな慣行的、長年の悪習なのに、「なぜ、この件が、今、問題にされたのか」・・・うがった見方が出てくるのは不自然ではない。
というのは、県警が動いたことの背景には、政治的な動きがあったのではないか・・・という見方。
そのうちに、そこを解いてくれる報道が出ることを期待して今日は、次にリンクし、一部を抜粋しておく。
●安倍元首相、「再々登板も」の声に一言 山口は自民が4議席独占/2021衆院選自民/朝日 2021年11月1日
●山口県副知事を書類送検 衆院選で公選法違反疑い―林外相後援会に職員勧誘・県警/時事 2021年12月23日
●申込書数千枚を配布か 山口副知事ら書類送検 衆院山口3区後援会勧誘/ヤフー・中国 12/23
●山口県幹部、後援会勧誘常態化か 上意下達「組織的」 複数関係者が証言/ヤフー・中国 12/23
●後援会申込書、数百枚を配布 山口県警、慣例化と指摘/共同・東京 2021/12/23
●山口県副知事に罰金30万円 林氏の後援会勧誘、辞職願受理/共同 2021/12/24
●「林芳正」外相の後援会に職員を勧誘で「山口県副知事」を書類送検 背後に“県政のドン”/デイリー新潮 2021年12月23日
なお、昨日12月23日の私のブログへのアクセスは「閲覧数3,079 訪問者数720」。
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●安倍元首相、「再々登板も」の声に一言 山口は自民が4議席独占/2021衆院選自民
朝日 2021年11月1日
・・・(略)・・・
3区 林氏、くら替えで初当選
参院議員を辞職し、くら替え立候補した自民新顔の林芳正氏が初当選を果たした。午後8時すぎ、宇部市内のホテルに当選確実の一報が入ると、「将来の総理総裁に」とくら替えを熱望してきた支持者ら約250人が歓声を上げた。林氏は「この山口3区にふさわしい仕事をする。そして素晴らしい日本の国づくりを全力で進めていく覚悟だ」と力を込めた。
岸田派幹部の林氏は、二階派幹部で3区前職の河村建夫元官房長官(78)と党の公認を争った。公示直前、党執行部が自民県連の推す林氏を公認に決めた。
林義郎元蔵相の長男として、34歳で参院山口選挙区に立候補し連続5選。5度入閣し、防衛相や農林水産相を歴任した。党総裁選に挑んだ2012年と、17年の衆院選を前に、父の代からの地盤がある3区へのくら替え論が浮上。不発のまま9年が過ぎ、「今回がラストチャンス」と臨んだ。選挙戦終盤は県外の候補者の応援にも入った。
・・・(略)・・・
4区 安倍氏、危なげなく10選・・・(以下、略)・・・ |
●山口県副知事を書類送検 衆院選で公選法違反疑い―林外相後援会に職員勧誘・県警
時事 2021年12月23日
林芳正外相の後援会への入会勧誘に使用したとみられるリーフレット(左)と入会申込書
10月31日投開票の衆院選で山口3区から出馬して当選した自民党の林芳正外相の後援会への入会勧誘を県幹部にさせたとして、県警は23日、公選法違反(公務員の地位利用)容疑で、同県の副知事(65)を書類送検した。
公選法は、公務員がその地位を利用して選挙運動することを禁止している。副知事は容疑を認めているという。
送検容疑は4月下旬ごろ、後援会のリーフレットや入会申込書を県幹部5人に数十枚から数百枚ずつ渡して会員募集を依頼。幹部らに5月上旬ごろまでに、部下の県職員数十人を勧誘させた疑い。
県警によると、副知事は5人の県幹部以外にも会員募集を依頼し、入会申込書などを計数千枚ほど渡していた。「過去にも同じようなことがあったので今回もやった」という趣旨の話をしているという。
・・・(以下、略)・・・
●申込書数千枚を配布か 山口副知事ら書類送検 衆院山口3区後援会勧誘
ヤフー・中国 12/23
山口県や山口市の複数の幹部職員らが、10月の衆院選前、山口3区から立候補した自民党の林芳正外相の後援会に入会するよう部下を勧誘したとされる問題で、山口県警捜査2課と山口、山口南両署は23日、副知事(65)と、市阿東総合支所の支所長(60)、副支所長(58)の計3容疑者を公選法違反(公務員の地位利用)の疑いで書類送検した。県警は会見で勧誘活動について「過去のさまざまな選挙でも常習的、慣例的に行われてきた」との見解を示した。
・・・(以下、略)・・・
●山口県幹部、後援会勧誘常態化か 上意下達「組織的」 複数関係者が証言
ヤフー・中国 12/23
山口県政ナンバー2の副知事が公選法違反(公務員の地位利用)の疑いで近く書類送検される事態となった。衆院選山口3区を巡り、明るみとなった上司が部下に後援会への加入を依頼する組織的ともいえる手法。
複数の県関係者はこれまでの選挙でも繰り返されていたと証言し、勧誘が常態化していた可能性が疑われる。
・・・(以下、略)・・・
●後援会申込書、数百枚を配布 山口県警、慣例化と指摘
共同・東京 2021/12/23
10月末に投開票された衆院選山口3区を巡り山口県の小松一彦副知事(65)が公選法違反(公務員の地位利用)の疑いで書類送検された事件で、県警は23日、小松氏が候補者の後援会入会申込書を5人の部次長級の職員にそれぞれ数十枚から数百枚手渡していたことが捜査で明らかになったと説明した。県庁内では選挙ごとに特定候補の後援会への入会を促す勧誘活動が「半ば慣例的に行われていた様子がうかがえた」とも指摘した。
3区で当選した林芳正外相は「お騒がせして大変申し訳ない。おわび申し上げたい」と陳謝した。県警は後援会への勧誘活動に、候補者や後援会が直接関与していないとしている。
●山口県副知事に罰金30万円 林氏の後援会勧誘、辞職願受理
共同 2021/12/24 19:06
10月の衆院選山口3区で当選した自民党の林芳正外相の後援会に入るよう勧誘活動をしたとして、山口区検は24日、公選法違反(公務員の地位利用)の罪で山口県の小松一彦副知事(65)と山口市の幹部2人を略式起訴した。山口簡裁は小松氏に罰金30万円の略式命令を出し、同氏は即日納付した。
●「林芳正」外相の後援会に職員を勧誘で「山口県副知事」を書類送検 背後に“県政のドン”
デイリー新潮 2021年12月23日
・・・(略)・・・県庁を舞台にした不正の背景には、地元で“ドン”と称される人物の存在があった。
公平中立を求められる公務員は政治活動が制限され、中でも公務員がその「地位」を利用して選挙活動を行うことは禁じられている。県庁内で公務員の「地位」を「利用」した勧誘スキームには、後援会加入のリーフレットが使われたという。
「数百枚、数千枚を議員サイドから県庁サイドに納め、副知事、部次長、副課長という実務を担う指揮系統を通じ、現場の職員に配っていく。そして、妻や両親など家族にも記入してもらい、その紙を再び副知事まで上げていくのです。議員からすると職員の家族も含め後援会員になってくれれば、後援会はがきを送るなどして、票に直結させることができます」(山口県庁OB)
・・・(略)・・・
こうした手法によって当選を果たした林外相が“知らなかった”はずもなく、「何らかの形で県庁から、本人、後援会や自民党県連などにリストが渡るのですから、当然把握しています」(同)。そのことを指し示すように、すでに林氏の地元秘書の一人が当局によって聴取されているという。
・・・(略)・・・さんに知事は全く頭が上がらないのです」
・・・(略)・・・県庁内の恐怖政治
・・・(略)・・・人呼んで、“山口県政の「ドン」”。県庁内では多大なる影響力を持つという。
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