tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

5月の空を

2009-06-22 20:42:11 | 遠野(岩手)



【撮影地】 岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1(小岩井農場)(2009.5月撮影)
Copyrights(c) 2005-2009 TETUJIN
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朝日が差すと岩手山は黄金色に輝き、日が昇るにつれて次第に白銀に変わり、夕方には頂の白い雪がピンクに染まる。そして、夜になると、頂が暗闇の中に白く浮かび上がり、幻想的な光景が出現した。
時折、ふわふわの雲が山頂を流れていった。雲が山頂を覆い、そして去っていく。雲の形には同じものはなかった。

5月の空を、一日中、草原に座って飽きもせずシャッターを切り続けていた。子供の頃、こういうのんびりした時間を過ごしたことがあったような気がする。その頃は時間の歩みはひどくのろく、時間は無限にあると思っていた。未知の世界は無限に広がり、未来は限りない可能性を秘めていた。

Happy birthday! ダイビングの師匠に。
この広い空いっぱい輝く星を、ひとつ残らず添えて。

誕生日、おめでとうございます。


遠野の春2009

2009-05-15 21:31:13 | 遠野(岩手)

 
 
 
 

【撮影地】 岩手県八幡平市松尾八幡平(八幡平)(2009.5月撮影)
【撮影地】 岩手県遠野市青笹町中沢20地割 中村橋付近(中村のお堂)(2009.5月撮影)
【撮影地】 岩手県遠野市宮守町下鱒沢28地割125(めがね橋)(2009.5月撮影)
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中村のお堂「荒神さま」。遠野で田んぼの真ん中にあるお堂はいくつか見かけるのだが、茅葺屋根のお堂で遠くに遠野三山を見渡せる「荒神さま」がmy favorite place。田植えにはまだ時間がある。

岩手県花巻市近郊の遠野市宮守村にある、宮沢賢治の童話銀河鉄道の元となっためがね橋。正式名称を「達曽部川橋梁」と言い、岩手軽便鉄道時代には鋼板桁橋であったものを、昭和18年に当時の国鉄が鉄筋コンクリート造りの桁橋とした。宮沢賢治は、草むらに寝そべって橋を見上げ、その光景から「銀河鉄道の夜」のモチーフを得たという。
次回は星が輝く夜に訪れねばなるまい。

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さよなら 2008 年 

2009-01-03 10:35:36 | 遠野(岩手)

 
 
 
 

新年明けましておめでとうございます。

中村のお堂も。 河童も。 午後4時30分ごろには、サンセット。 

しずかに夜の帳が降り立つ。


そして2009年。そのとき、あなたはどこでどうしているのだろう?

この地上のあらゆるものに、等しく平和と希望に満たされますように。


また、来ました。

2008-10-06 22:43:54 | 遠野(岩手)

あまりにも思い入れが強すぎるのかもしれない。写真を撮って2ヶ月。
うまく言葉が浮かんできやしない。

神様なんて信じちゃいないが、この中村のお堂を見ると神様がいてもいいような気がしてくる。
ひょっこり、扉を開けて出てきそうな。
・・・・・・また、来ました。
・・・・・・やあ、来たか。

いつでも、そうやって迎え入れてくれそう。
ぼくにとって、アイドルなのだろうか。
何度でも見に来たくなる。
春夏秋冬。もう、刈り入れは終わって秋景色なんだろうな。

 
 
 
 
 

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郷愁の道

2008-05-24 23:48:24 | 遠野(岩手)


遠野の道には、今ではほとんど見ることがなくなった風景が、今もごく普通に広がっていた。河童淵は、小さな澄んだ川だった。川の流れは緩やかで、あたり涼しさを広げていた。子供の頃にハヤを釣って遊んだ遠い記憶。今では見ることの出来ない景色。
この淵には太郎という河童が住んでいて、この場所に洗濯に来る女性達に悪戯をしていたらしい。エッチな河童を想像。

現代の旅人は、遠野になにを求めて訪れ、何を得て帰って行くのだろうか。早池峰山へ登る古道の入口に立っている鳥居。2本の柱の上の笠木はすでになく貫だけが残されて、それでも風雪に耐えている。
遠野物語にある『恋愛成就』祈願の場としてよく知られている「卯子酉(うねどり)様」。
「遠野の町の愛宕山の下に、卯子酉様の祠がある。その傍の小池には片葉の蘆を生ずる。昔はここが大きな淵であって、その淵の主に願をかけると、不思議に男女の遠が結ばれた。また信心のものには、時々淵の主が姿を見せたともいっている。」
境内の木々やロープに結ばれている赤い布は縁結びの願掛けで、左手だけを使い結ぶことができると縁が結ばれると言われている。

その他はただ青き山と原野なり・・・・・・