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ご存じのとおり、バヌアツではその昔、食人が習慣的に行われていた。敵の強い戦士を食べると、その力が自分に宿るという呪術的な意味からだ。食人の慣習が最後に記録されているのがなんと1960年代。
「夕食事が終わったら話してあげるね」
エスピリトゥサント島に移住の日本人女性ガイドMayumi氏が、食人の記録を調べにいろんな島で現地の人に聞き込みを行ったらしい。今から50年前のことだから、実際に食べた人から聞き出せなくても、その子供たちから記憶を引き出すことはできる。
食事が終わって、Mayumiさんに催促して話を聞いたのだが・・・話の内容をあまり覚えていない。たしか、子供の頃、家の入口の近くに人の腕がぶら下がってたのを見た人に会ったとかという話だったように思う。
というか、エスピリトゥサント島自体の記憶があまりない。きれいなブルーホールや、シャンパンのように輝く、白砂のビーチの印象が強烈なこと。そこで思うように写真が撮れなかったこと。なによりも、夕食前に飲んだ「カバ」なる不思議な飲物で、すべての記憶がぶっ飛ぶような感覚を味わったことが原因だ。
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