tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

昭和記念公園

2018-11-20 20:44:06 | プチ放浪 都会編



昭和の時代は、今ほど物が溢れていなかったけれど、その足りない分を補うに足りるだけの夢が社会にも個人にも共有されていた時代だった。
残念ながら、今は夢を語るには年を重ねすぎた自分と、将来の夢を失くした社会がある。
町の中にも数え切れないほどの赤とんぼ、オニヤンマ。バッタ達がいた。
網を適当に振り回してたら、スピードの速いオニヤンマをのぞけば、いくらでも捕まえる事ができた。虫たちが住める自然が、まだ町の中に残ってた。


イチョウ並木

2018-11-19 23:29:11 | プチ放浪 都会編

見慣れた通りや公園も、黄色のイチョウの葉が敷き詰められると、まるで映画のワンシーン。
並木の下で男性が待っている前を女性が通り過ぎる。。
「第三の男」のラストシーン。
友を裏切ることで窮地を救おうとした愛する女性を待つ男。並木道の向こうから歩いてくるその女性は、自分の恋人への裏切りを許すことは出来ない。男の前を一瞥することも無く歩き去っていく。
このラストによって、「第三の男」は映画史に残る名作となった。




Singing my life with his words

2018-11-18 23:31:24 | my favorite songs



学生の頃、深夜のラジオではこの曲が流れてた。
見知らぬ都会の夜のしじまを歩いているように、心が切なくなったものだった。

♪ギターをつまびく彼の指が心の痛みを揺り動かす

そのシンガーは、あたかも彼女のことを以前から知っていたかのように、彼女の心情を映し出した歌詞を歌い、その指から繰り出されるギターの演奏は彼女の内なる苦しみを表現しているかのようだった。




まだ早き紅葉

2018-11-17 21:10:43 | プチ放浪 都会編

平林寺の紅葉。
まだまだ変わり始め。
紅葉狩りの人もほとんどいない。

紅葉してる木がほとんどない今の方が、いろいろと撮影が楽しめて好きだ。
あれこれと目移りすることなく、変わったばかりの紅に集中できる。
平林寺は来週ごろから見ごろだね。きっと。


冬のにおい

2018-11-16 22:48:19 | 日記

夕日を浴びて輝くススキ。まるで黄金色の絨毯を広げたように、一面に広がる。
かつては屋根を葺くための材料としてススキが使われていたという。
ススキの枯れかかった匂いが冬の訪れを感じさせる。

風が吹くと、一斉に同じ方向へ、穂をたなびかせる。
耳を澄ますと野原を渡る風に、かすかにススキ同士が擦れあう音が聞こえてくる。

もう、じきに師走だ。