マウンテンバイクに乗りに行って、凍てつくような経験をされた方、いらっしゃいますか。危険が危なくて凍てついた(笑)!というのではなく、あまりに寒くて凍てついた方です。
ワダは1年中ライドしているので、冬場に凍てついた経験が何度もあります。
昔よく乗りに行っていた山は自走で標高差約1000mを登ります。ある年の11月に、この山も今シーズンは最後かなと思いながらライドをスタートしました。麓はそんなに寒くなく、この感じだと上もそれほど冷え込まないだろうと踏んで、薄いウインドブレーカーをバックパックに入れておきました。
どんどん登って行くうちに、風が強まってきました。それも北風。お、なんだか急激に気温が下がってきたぞ。アレレレ~、と思いながらも登りきったピークは、もう激寒真冬空間。吹きすさぶ風は登りで暖まった体温をあっという間に奪い、ほんとはピークで持参した食べ物をゆっくり食べるつもりだったのが、もうそんな余裕なし。おにぎりをパッと口に入れて、休む間もなく下り始めました。下れば下るほど気温が上がり、極楽~。トレイルも極楽~、な体験。山の天気をなめちゃいけません!な体験でした。
里山でもあります。たしか2月ぐらいだったか、霜柱、そして林道の水たまりは凍結(シャーベット状)しているぐらいの気温の中でのライドでした。フレームに取り付けたウオーターボトルの中の水が凍ったな。そんな寒空の下でもライドに熱中して、1日中走り回りました。午後のライドの頃から、お尻あたりがなんだかカユイなあと感じていました。
それでも気にせずにライド続行。でもカユイ。なんだかカユイ。ライドを終えて、家に帰って風呂の鏡でお尻をみてみると、真っ赤にしもやけになっていた。跳ねた冷たい泥水がお尻のあたりに付着して、それで急速冷凍してたんでしょう。
自然の中で遊ぶマウンテンバイク、それぞれの季節をなめてはいけません。
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