美浜町奥田中白沢に鎮座される「恋之水(こいのみず)神社」。御祭神は『美都波能女命(みとはのめのみこと)』。
境内由来記には「神代の頃 大巳貴命 少名彦命国造のとき少名彦命が病気になり大巳貴命が一刻も早く全快するよう祈願したところ 雷光とともに美都波能女命あらわれ この地の水を与えれば病も癒いたと告げ 以後万病の特効薬と称されている。後に聖武天皇の妻や弁恭天皇の病もこの水により治ったと伝えられている。即ち恋の水神社には美都波能女命が奉ってある。また一説には、桜町成範大納言の息女桜姫が家臣青町と恋仲 山城国愛宕郡北山村に隠れ住んでいた時 青町が発斑の重症にかかり建久二年七月十七日 この地 水を汲みに訪れその所在を土地のものに問えば 戯れて「今まで来たくらい東の方」と答えた為 桜姫は落胆のあまり遂にこの地に倒れてしまった これより恋の水神社とも言われる」
参道途中に「桜姫」の碑
境内に湧く清水「恋の水」を酌んで紙コップに願いを書くと、その願いが叶えられるとか。
神前には沢山の紙コップが並んでいます。紙コップの数だけの願いがここで静かに成就の時を待っているのです。
「大矢政之助 たゑ子神霊」と刻まれた碑。
最後の「之神霊」以外は読み取れず。その横の文字も・・以下同文(^^;)
「家庭和合~」で始まる碑・・・たぶん歌碑だと思うのですが・・上に同じく読み取れません(^^;)
小さな神社ですが「恋が叶うスポット」として人気らしく、鳥居の近くには専用の駐車スペースが設けられています。
参拝日:2011年9月25日