昨日に続いての「天津神社」。まずは「末社:忌部(いんべ)稲荷」。見目の良い神狐様がお社の左右より神域を守護されています。
「神武天皇」をご祭神とする末社。社殿前には兎と龍が奉納されていますが、特に神使いと言う訳ではなさそう。
〆柱に守られた「末社・寅神社」。左右からは牛と寅が守護を担当されています。
社号も由来も台座も、全て備前焼で作られた「七福神」。ここまでくるともう備前焼ミュージアム。
十二支を侍らせているのは、安産守護の「子宝犬」。その右手には「地神様(神心石)」。「天照大神」と刻まれた「地神様」は石で作られるものですが、ここではそれも備前焼で作られています。
次から次へと、姿を現すで備前焼の神獣たち。一抱えも有りそうなものから、手の中に隠れてしまいそうな小さなものまで、そのどれもこれもが逸品と呼ぶにふさわしいものばかりなのです。
参道の壁には備前焼の角陶印陶板が飾られており、どれ一つとして同じものはありません。
多くは陶芸作家の方の名刺代わりのような陶板ですが、こんな獅子の陶板もあったりします。
「境外摂社・稲荷社」。奥まで行くには時間が足りなく、鳥居の前からの参拝。
鳥居前、左右より神域を守護されるのはまだ奉納されて間もないと思える備前構え宮獅子。神門の後ろに奉納されていた新しい方の宮獅子さんと同じ作者のように思えます。
最初の参拝から4年の歳月を経ての二度の参拝。何を見ても新鮮で、何を見ても感嘆してしまった数時間。はたして三度目の参拝があるのかどうか・・でもきっとその時には又新しい発見がある事でしょう。
参拝日:2006年9月30日&2010年3月4日
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